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公開番号2024060159
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-02
出願番号2022167326
出願日2022-10-19
発明の名称締結構造
出願人ヒロホー株式会社
代理人個人
主分類F16B 5/06 20060101AFI20240424BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】板同士を一方向から締付可能な締結構造であって、板の表裏面からの突出を少なくし、かつ分解可能な締結構造を提供する。
【解決手段】本体ボックス20は、底面部21と、側面部22と、庇部23と、底面部21の中央の円孔24を挟んで立ち上がった一対の軸貫入部26とを具備する。回転つまみ40は、鍔部41と、軸部42と、つまみ部43を有する。底面部21の形状の範囲内に鍔部41が重ねられた残した状態で、つまみ部43を先頭に軸部42までが円孔24と長方形孔25に差し込まれている。つまみ部43は、一対の軸貫入部26の上縁29の上側に位置している。複数の板材w1には、底面部21の向きが第1の角度にあるときに通過させ、違うときには通過しない形状の挿入穴50が開けられている。挿入穴50に、板材w1の片面側から差し込まれ、つまみ部43を回転させて庇部23と鍔部41の間に板材w1を挟む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
円孔と当該円孔の直径より短辺が短く長辺が長い長方形孔とを中心を一致させて重ねた合成孔を貫通した底面部と、前記底面部の周囲全周にわたって立ち上がった側面部と、側面部の上縁から全周にわたり底面部と平行に外側に突出した庇部と、前記円孔を挟んで前記底面部から立ち上がった一対の軸貫入部とを具備する本体ボックスと、
前記底面部をほぼ覆い尽くせる大きさの鍔部と、前記鍔部の中央から立ち上がった前記円孔の直径に等しい直径の軸部と、前記軸部の頂上に設けられ前記長方形孔を通過可能な平面視形状をもつ直方体のつまみ部であって、前記底面部の裏側に前記底面部の形状の範囲内に前記鍔部を重ねて残した状態で前記つまみ部を先頭に前記軸部までが前記合成孔に差し込まれ、前記つまみ部が前記一対の軸貫入部の上縁の上側に位置する回転つまみと、
前記底面部の向きが第1の角度にあるときに通過させ、第1の角度にないときには通過しない形状の挿入穴が夫々に開けられた結束されるべき複数の板材とを備え、
前記挿入穴を重ねて揃えた状態の複数の板材に、当該板材の片面側から前記鍔部及び底面部が差し込まれ、前記つまみ部を第1の角度から第2の角度へ回転させることにより、前記鍔部と底面部の重なりが解かれて前記鍔部と庇部との間に前記複数の板材を挟むことを特徴とする締結構造。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
請求項1の締結構造において、前記つまみ部の下側の軸部には突起が設けられ、一方、前記一対の軸貫入部には、前記つまみ部が第1の角度から第2の角度へ回転されたときに前記突起が嵌合する溝が設けられていることを特徴とする締結構造。
【請求項3】
請求項1の締結構造において、軸貫入部の上縁は、中央部が高く、両端に向かって降下する傾斜面が設けられており、前記中央部は平坦であり、前記中央部の両側は中央部よりも若干高い凸条で囲われていて、前記中央部の幅は、前記長方形孔の短辺の長さに等しいことを特徴とする締結構造。
【請求項4】
請求項1の締結構造において、一対の軸貫入部には、互いの間隔を狭めるように前記円孔の周方向に突出したカエリが設けられており、さらに前記カエリには、前記底面部から軸前記上縁に向かって、他方の軸貫入部に向って近接するように傾斜した傾斜面が設けられていることを特徴とする締結構造。
【請求項5】
請求項1の締結構造において、前記底面部は長方形状であって、かつ、前記鍔部は前記底面部の長辺と重なる一対の直線辺を有し、前記一対の直線辺に沿って内側に向けて前記鍔部の厚さを増すように上昇する第1テーパー面が設けられていることを特徴とする締結構造。
【請求項6】
請求項1の締結構造において、前記つまみ部は、第2の角度に回転したとき、前記底面部から前記庇部の範囲内に収まる高さであることを特徴とする締結構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、締結構造に関し、特にプラスチック段ボール等の板材を利用して通い箱を組立てる際に用いられる締結構造に係るものである。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
工場間で製品を運搬するために、板材により作られた通い箱が利用されている。例えば、特許文献1に開示された通い箱においては、プラスチック段ボールを折曲げて、6面の内の上向きの1面を開口とした長方形の箱体とする。このような通い箱の作成には、プラスチック段ボール、厚紙、板状緩衝材、コンパネ等の板材を適宜締結・結束する。
【0003】
板材の面同士を重ね合わせてボルトとナットにより結束する一般的な作業においては、ボルト側とナット側をそれぞれスパナ等の工具に嵌合させるため、被締結部材の主面側と裏面側とでそれぞれ作業を行う必要がある。例えば、ボルトとナットの締結箇所が箱体の奥側に位置する場合、内側に手が届きにくい、又は工具が挿入しにくいという問題があった。特許文献2には、被締結部材をボルトとナットによって一方向から締付固定することが可能であり、締結固定の作業性を改善した締結固定機構部が開示されている。また、特許文献3には、ボルトとナットによる締結ではなく、ビスを打ち込むことによりワンタッチにより接合固定可能な取付け具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-354228号公報
特開2016-8647号公報
特開平2-279850号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献2、3の技術によれば、板同士を一方向から締付固定可能とする事ができるが、板の表裏面に、締結固定機構部のボルト軸部、若しくは取付け具の挿入先端部が突出する。しかしながら、箱体の内側に、このような突出が発生することは、通い箱への適用において、望ましくない。また、通い箱としての性質上、搬送先での解体、分別廃棄にも適用できるように、容易に分解できることも望まれている。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、板材同士を一方向から締付可能な締結構造であって、板の表裏面からの突出を少なくし、かつ分解可能な締結構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係わる締結構造は、円孔と当該円孔の直径より短辺が短く長辺が長い長方形孔とを中心を一致させて重ねた合成孔を貫通した底面部と、前記底面部の周囲全周にわたって立ち上がった側面部と、側面部の上縁から全周にわたり底面部と平行に外側に突出した庇部と、前記円孔を挟んで前記底面部から立ち上がった一対の軸貫入部とを具備する本体ボックスと、
前記底面部をほぼ覆い尽くせる大きさの鍔部と、前記鍔部の中央から立ち上がった前記円孔の直径に等しい直径の軸部と、前記軸部の頂上に設けられ前記長方形孔を通過可能な平面視形状をもつ直方体のつまみ部であって、前記底面部の裏側に前記底面部の形状の範囲内に前記鍔部を重ねて残した状態で前記つまみ部を先頭に前記軸部までが前記合成孔に差し込まれ、前記つまみ部が前記一対の軸貫入部の上縁の上側に位置する回転つまみと、
前記底面部の向きが第1の角度にあるときに通過させ、第1の角度にないときには通過しない形状の挿入穴が夫々に開けられた結束されるべき複数の板材とを備え、
前記挿入穴を重ねて揃えた状態の複数の板材に、当該板材の片面側から前記鍔部及び底面部が差し込まれ、前記つまみ部を第1の角度から第2の角度へ回転させることにより、前記鍔部と底面部の重なりが解かれて前記鍔部と庇部との間に前記複数の板材を挟むことを特徴とする特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
この発明の締結構造によれば、板同士を一方向から結束可能であり、板の表裏面からの突出を少なくし、かつ使用後は容易に分解して分別廃棄することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例による締結構造の説明図であり、図1Aは本体ボックスの平面/底面の斜視図、図1Bは回転つまみの平面/底面の斜視図、図1Cは板材を結束する様子を示す。
留め具の斜視図であり、図2A、2Bは板材を結束する前の状態、図2C、2Dは結束後の状態を示している。
一対の軸貫入部とつまみ部を示す図であり、図3Aはつまみ部の一部拡大図、図3Bは一対の軸貫入部を平面視した図、図3C~図3Eは留め具がアンロック状態からロック状態に変位する際の軸部の横断面図である。
留め具の詳細を示す図であり、図4Aは本体ボックスと回転つまみの連結する過程を示す図、図4Bはロック時の軸貫入部とつまみ部との位置関係を示す図、図4CはX-X断面図、図4DはY-Y断面図である。
留め具の作用を示す図であり、図5Aは留め具を板材の挿入穴を挿入する前の図、図5Bは挿入後の図、図5Cは結束した際の図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施例の締結構造を図1に示す。本発明の実施例の締結構造による留め具1は本体ボックス20と、回転つまみ40の2パーツで構成されており、この2つのパーツを連結させることで、回転機構を有する留め具1になる。留め具1は、両面テープやリベットの代用として板材の結束、固定ができる樹脂製の留め具で有り、板材w1、w1の片側から操作できるものである。本発明の実施例の締結構造による板材w1、w1は、プラスチック段ボール、厚紙、コンパネ等のほかに、ゴムや発泡材等の緩衝材でもよい。尚、以降説明する留め具1は、結合させる板材側の合計の厚さを10mmと想定しているが、本発明ではこれに限定されることなく、様々な厚さに設定しても良いのはもちろんである。図中、x、y,zは、3次元直交座標系を示す。
【0010】
[全体説明]
まず、図1Aにおいて、本体ボックス20は、平面視(x-y面)において長方形状の底面部21と、底面部21の周囲全周にわたってz方向に立ち上がった側面部22と、側面部22の上縁から全周にわたり底面部21と平行に外側に突出した庇部23とを具備する。底面部21の下側面から庇部23の下側面までの距離d1(図中、z方向)は10mmである。底面部21の中央には円孔24(一部破線により作図)が貫通し、円孔24を挟んで一対の軸貫入部26、26がz方向に立ち上がっている。また、底面部21はさらに長方形孔25(同じく、一部破線により作図)が貫通している。円孔24と長方形孔25は、中心を一致させて重なり合った合成孔30になっている。このうち長方形孔25は、短辺(図中、y方向)が円孔24の直径より短く、長辺(図中、x方向)は直径より長く、かつ円孔24と長方形孔25は中心が一致している。また、長方形孔25の長辺の方向が底面部21の長辺の方向と一致している。円孔24の縁は、長方形孔25により除かれて、2つの円弧状壁27になっている。この円弧状壁27は、それぞれは、そのまま一対の軸貫入部26、26の内壁になっている。各軸貫入部26、26は、z方向において側面部22よりも低い。また、各軸貫入部26、26の上縁側の内側は、円弧の両端に向かってさらに広がるような内曲面壁28を有している。そして、各軸貫入部26、26の上縁29側の内曲面壁28の中央にはz方向に溝32が設けられている。各軸貫入部の上縁29は、中央部29aが高く、両端に向かって降下する傾斜面29bが設けられている。また、中央部29aは平坦であり、その中央部29aの両側は中央部よりも若干高い凸条29cで囲われている。中央部29aの幅(x方向)は、長方形孔25の短辺の長さに等しい。
(【0011】以降は省略されています)

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