TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024085165
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2022199547
出願日2022-12-14
発明の名称定着装置及び画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20240619BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】現像剤の定着率が低くなるのを抑制することができ、画像品位を向上させることができるようにする。
【解決手段】環状ベルトと、該環状ベルトの内周面と第1の面を対向させて配設され、長手方向に並べて形成された複数の発熱部を備えた加熱部材と、第1の面と反対側の第2の面側において加熱部材を支持する支持部材と、加熱部材と支持部材との間における、各発熱部間の境界部に対応する位置に設けられた中間部材とを有する。境界部に対応する位置に中間部材が設けられるので、境界部は発熱部が受ける圧力より高い圧力を受ける。境界部におけるニップ部の幅が広くなるので、現像剤の定着率が低くなるのを抑制することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
(a)環状ベルトと、
(b)該環状ベルトの内周面と第1の面を対向させて配設され、長手方向に並べて形成された複数の発熱部を備えた加熱部材と、
(c)前記長手方向に延在させて配設され、前記第1の面と反対側の第2の面側において前記加熱部材を支持する支持部材と、
(d)前記加熱部材と前記支持部材との間における、前記各発熱部間の境界部に対応する位置に設けられた中間部材とを有することを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
(a)前記加熱部材及び支持部材を前記環状ベルトによって包囲することにより形成された定着部材と、
(b)前記長手方向に延在させて、前記長手方向に対して直交する方向において前記定着部材と対向させて配設され、前記環状ベルトとの間にニップ部を形成する加圧部材とを有するとともに、
(c)前記中間部材は、前記各境界部のうちの第1の境界部に対応する位置に設けられた第1の中間部材、及び前記第1の境界部より前記定着部材の前記長手方向における端部側の第2の境界部に対応する位置に設けられた第2の中間部材を備え、
(d)前記第1の中間部材の厚みは、前記長手方向に対して直交する方向において前記第2の中間部材の厚みより大きくされる請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記長手方向における前記加圧部材の端部の外径は、前記加圧部材の中央部の外径より大きくされる請求項2に記載の定着装置。
【請求項4】
前記中間部材は、前記加熱部材の短手方向における両端まで延在させて設けられる請求項1に記載の定着装置。
【請求項5】
(a)前記加熱部材及び支持部材を前記環状ベルトによって包囲することにより形成された定着部材と、
(b)前記長手方向に延在させて、前記長手方向に対して直交する方向において前記定着部材と対向させて配設され、前記環状ベルトとの間にニップ部を形成する加圧部材とを有するとともに、
(c)前記中間部材は、前記加熱部材及び前記支持部材のいずれか一方と一体に形成され、前記長手方向に対して直交する方向に突出させられた突出部である請求項1に記載の定着装置。
【請求項6】
前記中間部材は、前記各発熱部間の境界部に対応する位置に配設され、前記加熱部材と対向させて形成された面、及び前記支持部材と対向させて形成された面を備える請求項1に記載の定着装置。
【請求項7】
(a)前記加熱部材及び支持部材を前記環状ベルトによって包囲することにより形成された定着部材と、
(b)前記長手方向に延在させて、前記長手方向に対して直交する方向において前記定着部材と対向させて配設され、前記環状ベルトとの間にニップ部を形成する加圧部材とを有するとともに、
(c)前記中間部材は、前記各発熱部間の境界部に対応する位置に配設され、前記長手方向に対して直交する方向における厚みが0.3〔mm〕以上にされる請求項1に記載の定着装置。
【請求項8】
前記中間部材は、前記各発熱部間の境界部に対応する位置に配設され、前記長手方向における幅は、前記長手方向において前記境界部が延在する幅より大きくされる請求項1に記載の定着装置。
【請求項9】
(a)前記中間部材は、前記各発熱部間の境界部に対応する位置に配設され、
(b)前記長手方向における前記境界部が延在する領域は、前記中間部材が延在する領域に含まれる請求項1に記載の定着装置。
【請求項10】
(a)前記加熱部材及び支持部材を前記環状ベルトによって包囲することにより形成された定着部材を有するとともに、
(b)前記中間部材は、前記各発熱部間の第1の境界部に対応する位置に設けられた第1の中間部材、及び前記第1の境界部より前記定着部材の前記長手方向における端部側の第2の境界部に対応する位置に設けられた第2の中間部材を備え、
(c)前記第1、第2の中間部材は付勢部材であり、前記第1の中間部材の付勢力が前記第2の中間部材の付勢力より大きくされる請求項1に記載の定着装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置、例えば、プリンタにおいては、帯電ローラによって一様に帯電させられた感光体ドラムの表面が露光されて静電潜像が形成され、該静電潜像に、現像ローラによって現像剤としてのトナーが付着させられて、現像剤像としてのトナー像が形成される。そして、用紙カセットから給紙され、前記感光体ドラムと転写ローラとの間に供給された用紙に前記トナー像が転写ローラによって転写される。トナー像が転写された用紙は定着装置としての定着器に送られ、該定着器において、トナー像が加熱され、加圧されることによって用紙に定着させられて画像が形成され、印刷が行われる。
【0003】
ところで、トナー像を加熱するために、複数の発熱部が長手方向に並べて形成された加熱部材としてのヒータを備えた定着器が提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-86100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前記従来の定着器においては、トナーの定着率が低くなることがあり、画像品位が低下することがある。
【0006】
本発明は、前記従来の定着器の問題点を解決して、現像剤の定着率が低くなるのを抑制することができ、画像品位を向上させることができる定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そのために、本発明の定着装置においては、環状ベルトと、該環状ベルトの内周面と第1の面を対向させて配設され、長手方向に並べて形成された複数の発熱部を備えた加熱部材と、前記長手方向に延在させて配設され、前記第1の面と反対側の第2の面側において前記加熱部材を支持する支持部材と、前記加熱部材と前記支持部材との間における、前記各発熱部間の境界部に対応する位置に設けられた中間部材とを有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、定着装置においては、環状ベルトと、該環状ベルトの内周面と第1の面を対向させて配設され、長手方向に並べて形成された複数の発熱部を備えた加熱部材と、前記長手方向に延在させて配設され、前記第1の面と反対側の第2の面側において前記加熱部材を支持する支持部材と、前記加熱部材と前記支持部材との間における、前記各発熱部間の境界部に対応する位置に設けられた中間部材とを有する。
【0009】
この場合、加熱部材と支持部材との間における、各発熱部間の境界部に対応する位置に中間部材が設けられるので、境界部は発熱部が受ける圧力より高い圧力を受ける。
【0010】
その結果、境界部におけるニップ部の幅が広くなるので、現像剤の定着率が低くなるのを抑制することができ、画像品位を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
雲台装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
3か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
23日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
22日前
花王株式会社
印刷方法
22日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
22日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
22日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
22日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
三菱製紙株式会社
感光性樹脂組成物
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
18日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
トナー
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
トナー
19日前
続きを見る