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公開番号2024085143
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2022199518
出願日2022-12-14
発明の名称車両用コンソール構造
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60R 7/04 20060101AFI20240619BHJP(車両一般)
要約【課題】車両室内のコンソールに作用する外力を効果的に吸収できるようにする。
【解決手段】車両用コンソール構造は、車両フロア部を構成するフロアパネル70上から上方に延びるブラケット側壁部20aと、ブラケット側壁部20aの下部に設けられ、フロアパネル70に連結する後側車体連結部23と、を有している。車両用コンソール構造において、ブラケット側壁部20aには、上下方向の荷重に対して脆弱な脆弱部24が設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
車両フロア部を構成するフロアパネル上から車両上方に延びる縦壁と、該縦壁の下部に設けられ、前記フロアパネルに連結する連結部と、を有している、車両用コンソール構造において、
前記縦壁には、上下方向の荷重に対して脆弱な脆弱部が設けられていることを特徴とする、車両用コンソール構造。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記連結部には、前記連結部材が挿通可能な挿通穴が形成され、
前記脆弱部は、前記挿通穴の周辺における車両上方側に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の車両用コンソール構造。
【請求項3】
前記連結部は、前記挿通穴の上方に前記挿通穴に沿って延びる開口部が設けられ、
前記脆弱部は、前記開口部と前記挿通穴との間に設けれていることを特徴とする、請求項2に記載の車両用コンソール構造。
【請求項4】
前記開口部の車両上方側には、リブが設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の車両用コンソール構造。
【請求項5】
前記連結部は、前記連結部材を介して、前記フロアパネルに間隔を空けた状態で支持されており、
前記開口部の上端縁と、前記挿通穴に対応する前記開口部の下端縁との間の車両上下方向長さは、前記間隔の車両上下方向長さ以上に設定されていることを特徴とする、請求項3に記載の車両用コンソール構造。
【請求項6】
前記開口部の水平方向長さは、前記挿通穴の水平方向長さよりも長く設定され、
前記開口部の下端縁は、前記挿通穴の上端縁に沿って形成されていることを特徴とする、請求項5に記載の車両用コンソール構造。
【請求項7】
前記開口部の上端縁は、前記開口部の下端縁に形状に沿うように形成されていることを特徴とする、請求項6に記載の車両用コンソール構造。
【請求項8】
前記開口部は水平方向に延び、前記挿通穴と車両上下方向で重なって配置されていることを特徴とする、請求項4に記載の車両用コンソール構造。
【請求項9】
前記車両用コンソール構造は、アームレストを有し、
前記アームレストは、前記縦壁によって支持されていることを特徴とする、請求項1に記載の車両用コンソール構造。
【請求項10】
前記アームレストの車両下方側には、物品を収容可能な収容空間が設けられ、
前記収容空間の下部には、底壁部が設けられており、
前記底壁部は、前記フロアパネルに固定されるブラケットの上部が当接可能であり、
前記底壁部は、前記ブラケットの上部に対向する位置に、底壁側脆弱部が設けられていることを特徴とする、請求項9に記載の車両用コンソール構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用コンソール構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されているように、車両室内に、センターコンソールボックスが設けられている車両が知られている。センターコンソールボックスは、内装部材であって、例えば、車両室内の運転席と助手席との間に位置するフロア部から車両上方に膨出するように設けられている。フロア部には、フロアパネル及びセンタートンネル部等が含まれる。
【0003】
センターコンソールボックスは、例えば、アームレスト及び荷物収容部として用いられている。さらに、センターコンソールには、車両に搭載される機器を操作するための操作部が設けられるものも知られている。また、センターコンソールは、樹脂材料によって形成されており、コンソールブラケット等を介して、フロアパネル等を含む車体構造に支持されている。
【0004】
センターコンソールボックスは、通常使用に耐えうる剛性を確保する必要がある。例えば、センターコンソールボックスをアームレストとして用いる場合、乗員の腕を置いたときに変形しない程度の剛性は必要である。また、センターコンソールボックスには、後部シートに着座している乗員の足により押圧されるとき等に作用する荷重に耐えうる剛性が必要となる。このような剛性を確保するために、例えば特許文献1に開示されているように、センターコンソールボックスがブラケットに組み付けられた状態で、センターコンソールボックスの内側面と、ブラケットの外側面とを当接させ、クリップ及びスクリュー等の連結部材により連結することにより、剛性を確保する構造が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-79826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一方で、センターコンソールボックスに例えば車両上方から衝撃荷重が作用する場合には、衝撃を効果的に吸収することが求められている。例えば、車両に衝撃荷重が作用して、後部シートに着座する乗員が車両前方に移動して乗員の身体の一部が、センターコンソールボックスの上部に衝突する場合には、センターコンソールボックスは、当該衝撃を吸収することが望ましい。
【0007】
ところが、上記例の構造のように、センターコンソールボックスとブラケットを車幅方向にクリップ及びスクリュー等で連結しているので、センターコンソールボックス及びブラケットの移動及び変形が、規制される可能性がある。したがって、センターコンソールボックスに作用する衝撃荷重等の外力を効果的に吸収しようとする場合、上記例の構造には、改善の余地があった。
【0008】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、車両室内に設けられるコンソールに作用する衝撃荷重等の外力を、効果的に吸収することが可能な車両用コンソール構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するための本発明に係る車両用コンソール構造は、車両フロア部を構成するフロアパネル上から車両上方に延びる縦壁と、該縦壁の下部に設けられ、前記フロアパネルに連結する連結部と、を有している。当該車両用コンソール構造において、前記縦壁の車両上下方向中間部には、上下方向の荷重に対して脆弱な脆弱部が設けられている。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、車両室内に設けられるコンソールに作用する衝撃荷重等の外力を、効果的に吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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