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公開番号2024084479
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2022198767
出願日2022-12-13
発明の名称空気入りタイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60C 9/20 20060101AFI20240618BHJP(車両一般)
要約【要約】
【課題】特定のタイヤサイズにおいて、ベルト層の損傷を抑制し得る空気タイヤを提供する。
【解決手段】リムRに装着されて使用される空気入りタイヤである。リムRのリム径RDは12~17インチである。タイヤの断面幅SWに対するタイヤの断面高さSHの比SH/SWは0.30~0.45である。タイヤの断面幅SWに対するリムのリム幅RWの比RW/SWは0.78~0.99である。空気入りタイヤは、トレッド部2を備えている。トレッド部2には、ベルト層7が配されている。ベルト層7は、第1ベルトプライ11と、第1ベルトプライ11のタイヤ半径方向外側に配された第2ベルトプライ12とを含む。第1ベルトプライ11と第2ベルトプライ12との間の最大のゴムゲージは、1.0~3.0mmである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
リムに装着されて使用される空気入りタイヤであって、
前記リムのリム径RDは12~17インチであり、
タイヤの断面幅SWに対するタイヤの断面高さSHの比SH/SWは0.30~0.45であり、
前記タイヤの断面幅SWに対する前記リムのリム幅RWの比RW/SWは0.78~0.99であり、
前記空気入りタイヤは、トレッド部を備えており、
前記トレッド部には、ベルト層が配されており、
前記ベルト層は、第1ベルトプライと、前記第1ベルトプライのタイヤ半径方向外側に配された第2ベルトプライとを含み、
前記第1ベルトプライと前記第2ベルトプライとの間の最大のゴムゲージは、1.0~3.0mmである、
空気入りタイヤ。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記第1ベルトプライには、前記第1ベルトプライのタイヤ軸方向の外端部をタイヤ半径方向の内外から覆う第1エッジカバーゴムが配されており、
前記第2ベルトプライには、前記第2ベルトプライのタイヤ軸方向の外端部をタイヤ半径方向の内側及び外側から覆う第2エッジカバーゴムが配されている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
タイヤ半径方向において、前記第1ベルトプライと前記第2ベルトプライとの間には、一対の第3ゴムが配されており、
前記一対の第3ゴムは、前記第2ベルトプライの前記外端部のタイヤ半径方向内側をタイヤ軸方向に延びている、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記第3ゴムの厚さは、0.5~2.0mmである、請求項3に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記一対の第3ゴムのそれぞれのタイヤ軸方向の長さは、前記ベルト層のタイヤ軸方向の長さの10%~30%である、請求項3に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記第1エッジカバーゴムの厚さ、及び、前記第2エッジカバーゴムの厚さは、それぞれ、0.5~2.0mmである、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記第1エッジカバーゴムのタイヤ軸方向の長さ、及び、前記第2エッジカバーゴムのタイヤ軸方向の長さは、それぞれ、前記ベルト層のタイヤ軸方向の長さの5%~10%である、請求項2に記載の空気入りタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、都市部での人や物の輸送を目的とした小型バスが種々提案されている(例えば、下記特許文献1参照。)。このような車両は、車室空間を大きく確保することが要求される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-075088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような車両に装着されるタイヤは、車室空間を最大化した上で、優れた耐荷重性能が要求される。一方、このような車両に採用されるサイズのタイヤは、現状では、荷重負荷時にベルト層のタイヤ軸方向の外端部の歪が大きくなり易く、その結果、ベルトプライのセパレーションといったベルト層の損傷が生じ易い。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出なされたもので、特定のタイヤサイズにおいて、ベルト層の損傷を抑制し得る空気タイヤを提供することを主たる課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、リムに装着されて使用される空気入りタイヤであって、前記リムのリム径RDは12~17インチであり、タイヤの断面幅SWに対するタイヤの断面高さSHの比SH/SWは0.30~0.45であり、前記タイヤの断面幅SWに対する前記リムのリム幅RWの比RW/SWは0.78~0.99であり、前記空気入りタイヤは、トレッド部を備えており、前記トレッド部には、ベルト層が配されており、前記ベルト層は、第1ベルトプライと、前記第1ベルトプライのタイヤ半径方向外側に配された第2ベルトプライとを含み、前記第1ベルトプライには、前記第1ベルトプライのタイヤ軸方向の外端部をタイヤ半径方向の内外から覆う第1エッジカバーゴムが配されており、前記第2ベルトプライには、前記第2ベルトプライのタイヤ軸方向の外端部をタイヤ半径方向の内側及び外側から覆う第2エッジカバーゴムが配されている、空気入りタイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の空気入りタイヤは、上記の構成を採用したことによって、ベルト層の損傷を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態の空気入りタイヤの横断面図である。
本発明のタイヤが装着される車両の斜視図である。
図1のトレッド部の拡大斜視図である。
図3の第1ベルトプライ及び第2ベルトプライのタイヤ軸方向の一方側の外端部の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。図1には、本発明の一実施形態を示す空気入りタイヤ1(以下、単に「タイヤ1」という場合がある。)の横断面図が示されている。図2は、本発明のタイヤ1が装着される車両Mを概念的に示す斜視図である。図1及び図2に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、リムRに装着されて使用されるものであり、例えば、小型バスや、小型シャトルバス等の車両M用の空気入りタイヤとして好適に使用される。
【0010】
図2に示されるように、上述の車両Mは、4輪自動車である。なお、車両Mは、4輪に限定されず、6輪構成や8輪構成であってもよい。また、車両Mには、車輪構成に応じて、所定の数のタイヤ1が装着される。
(【0011】以降は省略されています)

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