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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024079493
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022192470
出願日2022-11-30
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ネクスト
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240604BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】カッター周りのカッター及びシート搬送の制御を簡単化することが可能となる技術を提供する。
【解決手段】複合機1は、シートSの搬送経路201を有する装置本体20と、シートSに形成された画像をシートSに定着させる定着器6と、定着器6よりも搬送方向における上流側に位置するレジストレーションローラ35と、定着器6よりも搬送方向における下流側に位置する排出ローラ85~87と、を有する搬送ローラ35,36,38,39,85~87と、定着器6よりも搬送方向における下流側に位置するカッター位置Bに位置し、搬送方向と交差する切断方向にシートSを切断可能なカッター10と、ASIC105と、マイコン115と、を備え、ASIC105は、定着器6の駆動とレジストレーションローラ35の駆動とを制御し、マイコン115は、排出ローラ85~87の駆動とカッター10の駆動とを制御する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
シートの搬送経路を有する装置本体と、
加熱回転体と、前記加熱回転体との間でニップを形成する加圧回転体と、を有し、前記シートに形成された画像を前記シートに定着させる定着器と、
前記搬送経路に沿った搬送方向に前記シートを搬送する搬送ローラであって、前記定着器よりも前記搬送方向における上流側に位置する上流搬送ローラと、前記定着器よりも前記搬送方向における下流側に位置する排出ローラと、を有する複数の搬送ローラと、
前記定着器よりも前記搬送方向における下流側に位置するカッター位置に位置し、前記搬送方向と交差する切断方向に前記シートを切断可能なカッターと、
第1制御部と、
第2制御部と、
を備え、
前記第1制御部は、
前記定着器の駆動と前記上流搬送ローラの駆動とを制御し、
前記第2制御部は、
前記排出ローラの駆動と前記カッターの駆動とを制御する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,600 文字)【請求項2】
前記排出ローラは、
前記定着器よりも前記搬送方向における下流側に位置し、前記シートを搬送する第1排出ローラと、
前記第1排出ローラよりも前記搬送方向における下流側に位置し、前記第1排出ローラにより搬送された前記シートを前記装置本体の外部に排出する第2排出ローラと、
を有し、
前記カッター位置は、前記搬送方向における前記第1排出ローラと前記第2排出ローラとの間の位置であって、
前記搬送方向における前記第1排出ローラと前記第2排出ローラとの間の第1検出位置に前記シートが存在するか否かを検出する第1センサ、
をさらに備え、
前記第2制御部は、
前記第1センサによる検出結果に基づいて、前記シートの切断位置が前記カッター位置に到達するまで前記シートを搬送させた後、前記シートの搬送を停止させるように前記第1排出ローラ及び前記第2排出ローラの駆動を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記搬送方向における前記排出ローラと前記定着器との間の第2検出位置に前記シートが存在するか否かを検出する第2センサ、
をさらに備え、
前記第1制御部及び前記第2制御部のそれぞれには、前記第2センサの検出結果が入力され、
前記第1制御部は、
前記第2センサの検出結果に基づいて、前記定着器の駆動と、前記上流搬送ローラの駆動と、を制御し、
前記第2制御部は、
前記第2センサの検出結果に基づいて、前記排出ローラの駆動を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記装置本体は、
前記搬送経路の一部であって、前記カッター位置を経由して前記装置本体の外部に前
記シートを排出するための第1排出経路と、
前記搬送経路の一部であって、前記第1排出経路とは異なる経路であり、前記装置本体の外部に前記シートを排出するための第2排出経路と、
を有し、
前記排出ローラは、
前記定着器よりも前記搬送方向における下流側に位置し、前記第2排出経路を通って前記装置本体の外部に前記シートを排出する第3排出ローラ、
を有し、
前記第1排出経路及び前記第2排出経路のうちのいずれか一方に前記シートを案内するフラッパ、
をさらに備え、
前記第2制御部は、
前記第1排出ローラと前記第2排出ローラと前記第3排出ローラと前記フラッパとを制御する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
シートに画像を形成する画像形成部、
をさらに備え、
前記第1制御部は、
前記画像形成部によって形成する画像と、前記カッターによるシートの切断が必要であるという情報とを含む印刷ジョブを受け付け、前記上流搬送ローラと前記画像形成部と前記定着器とをそれぞれ制御することで、シートに画像を形成し、
前記第2制御部は、
前記第1制御部から前記情報を受信した場合、前記シートを前記第1排出経路へ案内するように前記フラッパの位置を移動させ、前記シートの前記切断位置が前記カッター位置に到達するまで前記シートを搬送させた後、前記シートの搬送を停止させるように前記第1排出ローラ及び前記第2排出ローラの駆動を制御し、停止中の前記シートを前記切断方向に切断するように前記カッターの駆動を制御し、前記第1排出ローラ及び前記第2排出ローラを駆動させて、切断後の前記シートを前記装置本体の外部に排出させるように前記第1排出ローラ及び前記第2排出ローラの駆動を制御し、
前記第1制御部から前記情報を受信しない場合、前記シートを前記第2排出経路へ案内するように前記フラッパの位置を移動させ、前記第3排出ローラを駆動させて、前記シートを前記装置本体の外部に排出させるように前記第3排出ローラの駆動を制御する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記定着器に含まれる前記加熱回転体及び前記加圧回転体のうちのいずれか一方と前記上流搬送ローラとをそれぞれ回転駆動するメインモータと、
前記メインモータを駆動するためのメインモータドライバと、
前記排出ローラを回転駆動する排出モータと、
前記排出モータを駆動するためのサブモータドライバと、
前記メインモータドライバと前記第1制御部が搭載されるメイン基板と、
前記サブモータドライバと前記第2制御部とが搭載されるサブ基板と、
をさらに備え、
前記第1制御部は、
前記メインモータドライバを介して前記メインモータを制御することによって、前記定着器の駆動と前記上流搬送ローラの駆動とを制御し、
前記第2制御部は、
前記サブモータドライバを介して前記排出モータを制御することによって、前記排出ローラの駆動と前記カッターの駆動とを制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記サブ基板の設置位置と前記カッターの設置位置との間隔が前記メイン基板の設置位置と前記カッターの設置位置との間隔より短くなるように、前記サブ基板は配置されている、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記サブ基板は、
前記装置本体を構成する複数の側壁のうちの1つの側壁と平行に配置されている、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記メイン基板は、
前記サブ基板が配置されている側壁に配置されている、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記カッターは、前記シートを切断するための刃と、前記刃を前記切断方向に移動させる切断モータと、を有し、
前記切断モータ及び前記排出モータは、前記1つの側壁側に寄せた状態で配置されている、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、画像形成されたシートをカッターで切断する画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像形成部から送り出されるシートをカッターの位置に搬送し、シートの搬送方向の中央部で、搬送方向に直交する方向にシートを裁断するようにした画像形成装置が記載されている。この画像形成装置は、シート検知部を備え、シート検知部がシートを検知したことに応じて分岐ガイドを制御し、裁断されたシートを第一排出トレイと第二排出トレイとに分けて排出するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-186448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、画像形成部から定着器を経由してカッターの位置にシートを搬送する搬送制御に加えて、シートの切断位置をカッターの位置に停止し、停止したシートをカッターにより切断し、切断後のシートを装置外に排出するというカッター周りのカッター及びシート搬送の制御を単一の制御部で行わせると、カッター周りのカッター及びシート搬送の制御が複雑化する虞がある。
【0005】
本願は、カッター周りのカッター及びシート搬送の制御を簡単化することが可能となる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願の画像形成装置は、シートの搬送経路を有する装置本体と、加熱回転体と、加熱回転体との間でニップを形成する加圧回転体と、を有し、シートに形成された画像をシートに定着させる定着器と、搬送経路に沿った搬送方向にシートを搬送する搬送ローラであって、定着器よりも搬送方向における上流側に位置する上流搬送ローラと、定着器よりも搬送方向における下流側に位置する排出ローラと、を有する搬送ローラと、定着器よりも搬送方向における下流側に位置するカッター位置に位置し、搬送方向と交差する切断方向にシートを切断可能なカッターと、第1制御部と、第2制御部と、を備え、第1制御部は、定着器の駆動と上流搬送ローラの駆動とを制御し、第2制御部は、排出ローラの駆動とカッターの駆動とを制御する、ことを特徴とする。
【0007】
本願の画像形成装置によれば、定着器と上流搬送ローラについては、第1制御部により駆動制御を行い、カッターと排出ローラについては、第2制御部により駆動制御を行うようにして、カッター周りのカッター及びシート搬送の制御を、第1制御部とは別の第2制御部により行うようにしたので、カッター周りのカッター及びシート搬送の制御を簡単化することが可能となる。
【0008】
また、排出ローラは、定着器よりも搬送方向における下流側に位置し、シートを搬送する第1排出ローラと、第1排出ローラよりも搬送方向における下流側に位置し、第1排出ローラにより搬送されたシートを装置本体の外部に排出する第2排出ローラと、を有し、カッター位置は、搬送方向における第1排出ローラと第2排出ローラとの間の位置であっ
て、搬送方向における第1排出ローラと第2排出ローラとの間の第1検出位置にシートが存在するか否かを検出する第1センサ、をさらに備え、第2制御部は、第1センサによる検出結果に基づいて、シートの切断位置がカッター位置に到達するまでシートを搬送させた後、シートの搬送を停止させるように第1排出ローラ及び第2排出ローラの駆動を制御する、ことを特徴とする。
【0009】
このように、第1センサをカッター位置に近い位置に配置し、第1センサによる検出結果に基づいて、シートの切断位置がカッター位置に到達するまでシートを搬送させた後、シートの搬送を停止させるようにしたので、シートの切断位置をカッター位置に正確に到達させることが可能となる。
【0010】
また、搬送方向における排出ローラと定着器との間の第2検出位置にシートが存在するか否かを検出する第2センサ、をさらに備え、第1制御部及び第2制御部のそれぞれには、第2センサの検出結果が入力され、第1制御部は、第2センサの検出結果に基づいて、定着器の駆動と、上流搬送ローラの駆動と、を制御し、第2制御部は、第2センサの検出結果に基づいて、排出ローラの駆動を制御する、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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