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公開番号
2024079481
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-11
出願番号
2022192455
出願日
2022-11-30
発明の名称
新規な機能性組成物
出願人
辻製油株式会社
,
学校法人藤田学園
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
31/683 20060101AFI20240604BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】食塩の過剰摂取に起因する症状の改善に優れる、新規な機能性組成物を提供する。
【解決手段】本機能性組成物は、レシチンを有効成分として含有し、食塩の過剰摂取に起因する、血圧の上昇、社会性行動の低下、認知機能の低下、炎症反応の増大、および、タウタンパクのリン酸化亢進から選択される少なくとも1つの症状を改善し、レシチンはリゾレシチンであり、レシチン中のリゾホスファチジルコリン濃度は50質量%以上であり、飲食品、食品添加物、またはサプリメントの形態である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
レシチンを有効成分として含有し、食塩の過剰摂取に起因する、血圧の上昇、社会性行動の低下、認知機能の低下、炎症反応の増大、および、タウタンパクのリン酸化亢進から選択される少なくとも1つの症状を改善することを特徴とする機能性組成物。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記機能性組成物は、食塩の過剰摂取に起因する認知機能の低下を改善するものであり、該認知機能の低下は、物体認知記憶の低下として評価されるものであることを特徴とする請求項1記載の機能性組成物。
【請求項3】
前記レシチンはリゾレシチンであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の機能性組成物。
【請求項4】
前記レシチン中のリゾホスファチジルコリン濃度は50質量%以上であることを特徴とする請求項3記載の機能性組成物。
【請求項5】
前記機能性組成物は、飲食品、食品添加物、またはサプリメントの形態であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の機能性組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食塩の過剰摂取に起因する症状の改善に優れる、新規な機能性組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
我々に馴染みのある日本食には塩分が多く含まれている場合が多く、日本人は日頃から塩分を過剰に摂取している傾向にある。近年では、減塩食品の流通や減塩指導などといった減塩推進に向けた取り組みが活発になされている。このような減塩意識の高まりから、日本人の1日当たりの食塩摂取量は年々減少傾向にあるが、未だ10g程度であり、目標値には到達していない。なお、日本高血圧学会の高血圧治療ガイドライン(JSH2014)では、減塩目標は食塩6g/日未満とされている。
【0003】
食塩の過剰摂取は、高血圧症、循環器系疾患などとの関連が指摘されており、身体にさまざまな症状を引き起こす原因となる。
【0004】
ところで、レシチンは、生物の細胞や血液などの生体膜中に存在するリン脂質として知られている。レシチンは、乳化作用、保水作用などに優れていることから、食品や、医薬品、化粧料などの幅広い分野で活用されている。また、レシチンなどの生理作用に着目した研究も活発に行われている。例えば、特許文献1では、ホスファチジルセリン、ホスファチジルイノシトール、およびホスファチジン酸を含む所定のリン脂質組成物を、ヒト肥満者に服用したところ、ALT濃度およびγ-GT濃度の低減や、血液中の総コレステロール濃度の低減が認められたことが記載されている。また、ヒト高血圧既往歴者に対しては、血圧降下も認められたことが記載されている。
【0005】
しかしながら、従来、食塩の過剰摂取に起因する症状に対するレシチンの改善効果については報告されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2008-266311号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、食塩の過剰摂取に起因する症状の改善に優れる、新規な機能性組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を行ったところ、レシチンを摂取することにより、食塩を過剰摂取した際に見られる各種症状(血圧の上昇、社会性行動の低下、認知機能の低下、炎症反応の増大、タウタンパクのリン酸化亢進など)が改善することを見出した。すなわち、本発明は下記の構成を有するものである。
【0009】
本発明の機能性組成物は、レシチンを有効成分として含有し、食塩の過剰摂取に起因する、血圧の上昇、社会性行動の低下、認知機能の低下、炎症反応の増大、および、タウタンパクのリン酸化亢進から選択される少なくとも1つの症状を改善することを特徴とする。
【0010】
本発明において、「食塩の過剰摂取」とは、対象とするヒトまたは動物の食塩摂取量が、一般的な食塩摂取量(ヒトの場合は、例えば食塩10g/日)よりも多いことを意味し、それに伴って、血圧の上昇、社会性行動の低下、認知機能の低下、炎症反応の増大、タウタンパクのリン酸化亢進などの症状が生じることをいう。また、本発明において、「レシチン」とは各種リン脂質を主成分とする脂質混合物をさす。また、本明細書における「改善」とは、症状の好転、症状の悪化の防止もしくは遅延などを意味するものであり、さらに、予防の意味をも包含するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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