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公開番号
2024078260
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-10
出願番号
2022190692
出願日
2022-11-29
発明の名称
パネル材
出願人
コクヨ株式会社
代理人
個人
主分類
E04F
13/08 20060101AFI20240603BHJP(建築物)
要約
【課題】壁面に対して立体的な装飾を施すことができるパネル材を提供する。
【解決手段】本発明のパネル材は、同一形状または異なる形状の複数のパネルを含み、複数のパネルが並べられて、幾何学模様とは異なる複合的形状を構成する。複数のパネルは、密着して配置される隣接する2つのパネル、及び/または、離間して配置される隣接する2つのパネルを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
同一形状または異なる形状の複数のパネルを含み、前記複数のパネルが並べられて、幾何学模様とは異なる複合的形状を構成することを特徴とするパネル材。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記複合的形状は、自然の風景、動物、植物の何れかであることを特徴とする請求項1に記載のパネル材。
【請求項3】
前記複数のパネルは、密着して配置される隣接する2つのパネル、及び/または、離間して配置される隣接する2つのパネルを含むことを特徴とする請求項1に記載のパネル材。
【請求項4】
前記パネルは、その外形に直線状部分または同一円弧状部分を含むことを特徴とする請求項1に記載のパネル材。
【請求項5】
前記パネルは、正方形、長方形、円形、三日月形の何れかの形状であり、その一部の角部がR形状であることを特徴とする請求項1に記載のパネル材。
【請求項6】
前記パネルは、正方形であり、R形状である角部を1点の周りに集約して4枚配置したことを特徴とする請求項5に記載のパネル材。
【請求項7】
前記パネルは、正方形であり、R形状でない角部を1点の周りに集約して4枚配置したことを特徴とする請求項5に記載のパネル材。
【請求項8】
前記パネルは、長方形であり、
前記パネルを互いに離間させながら同じ角度で斜めに配置したことを特徴とする請求項5に記載のパネル材。
【請求項9】
前記複数のパネルは、長方形の第1パネルと、円形の第2パネルとを含んでおり、
前記第1パネルを互いに離間させながら水平に複数配置し、その周囲に隣接する位置に前記第2パネルを配置したことを特徴とする請求項5に記載のパネル材。
【請求項10】
前記パネルの裏面には、壁面に対して着脱するための着脱部材が固定されていることを特徴とする請求項1~9の何れかに記載のパネル材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のパネルが並べられたパネル材に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、床面と天井との間に設けられるパネルユニット(例えば特許文献1参照)が知られている。特許文献1のパネルユニットの前面には、上側の小パネル、上側の吸音パネル、下側の吸音パネル、下側の小パネルが上から順に並べられて設けられ、吸音パネルの前面にクロスが張られている。クロスは、彩色を施したり模様を入れたりすることで、壁面の一部となるパネルユニットのデザイン性を向上させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-84540号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、吸音パネルの前面に張られているクロスが、同一平面上に配置されるため、クロスに彩色を施したり模様を入れたりした場合でも、壁面に対して立体的な装飾を施すことは困難である。
【0005】
本発明は、これらの課題に着目してなされたものであって、壁面に対して立体的な装飾を施すことができるパネル材を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
【0007】
すなわち、本発明のパネル材は、同一形状または異なる形状の複数のパネルを含み、前記複数のパネルが並べられて、幾何学模様とは異なる複合的形状を構成することを特徴とする。
【0008】
なお、「幾何学模様とは異なる複合的形状を構成する」とは、幾何学模様が並んだだけとは異なる複合的イメージを持つことを促すことを意味する。そのため、「幾何学模様とは異なる複合的形状を構成する」とは、例えば、同一形状または異なる形状の複数のパネルを並べたときに、その複数のパネルを見た場合に、全体としてパネルの形状が並んだ幾何学模様と異なる物や自然の風景などの形状を構成する場合が含まれる。
【0009】
このようにすると、複数のパネルを並べることにより1つのパネルだけでは表現できない、幾何学模様とは異なる複合的形状を表現することができるとともに、壁面に対して立体的な装飾を施すことができる。これにより、殺風景な部屋の壁面を使用者の好みに応じて装飾することができる。
【0010】
本発明のパネル材において、前記複合的形状は、自然の風景、動物、植物の何れかであることが好適である。
(【0011】以降は省略されています)
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