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公開番号2024077978
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190251
出願日2022-11-29
発明の名称会議システム、表示制御方法、及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 7/15 20060101AFI20240603BHJP(電気通信技術)
要約【課題】自拠点の発話者の映像をクローズアップする会議システムにおいて、ディスプレイに表示された他拠点の人物を、自拠点の話者と誤認識してクローズアップしてしまうことを抑制する。
【解決手段】会議システムは、カメラとマイクとを備えた第1の装置と、ディスプレイを備えた第2の装置とを含む会議システムであって、前記第1の装置は、前記マイクで取得した音声に基づいて、話者の方向を検知する方向検知部と、前記話者の方向に基づいて、前記カメラで撮影した画像から前記話者の画像を抽出する画像抽出部と、前記話者の画像をクローズアップして出力するクローズアップ部と、を有し、前記クローズアップ部は、前記話者の画像が前記ディスプレイに表示された画像である場合、前記話者の画像のクローズアップを中止する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
カメラとマイクとを備えた第1の装置と、ディスプレイを備えた第2の装置とを含む会議システムであって、
前記第1の装置は、
前記マイクで取得した音声に基づいて、話者の方向を検知する方向検知部と、
前記話者の方向に基づいて、前記カメラで撮影した画像から前記話者の画像を抽出する画像抽出部と、
前記話者の画像をクローズアップして出力するクローズアップ部と、
を有し、
前記クローズアップ部は、前記話者の画像が前記ディスプレイに表示された画像である場合、前記話者の画像のクローズアップを中止する、会議システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第1の装置は、前記画像抽出部が抽出した第1の話者の画像と、前記第2の装置が前記ディスプレイに表示するディスプレイ画像に含まれる第2の話者の画像とを比較する比較部を有し、
前記クローズアップ部は、前記第1の話者の画像と前記第2の話者の画像との一致度が所定値以上である場合、前記第1の話者の画像のクローズアップを中止する、
請求項1に記載の会議システム。
【請求項3】
前記第1の装置は、前記第2の装置と通信する通信部を有し、
前記第2の装置は、前記ディスプレイに表示するディスプレイ画像を、前記第1の装置に送信する画像送信部を有する、
請求項2に記載の会議システム。
【請求項4】
前記第1の装置は、前記第2の装置と通信する通信部を有し、
前記第2の装置は、前記ディスプレイに表示するディスプレイ画像に含まれる前記第2の話者の画像を、前記第2の装置に送信する画像送信部を有する、
請求項2に記載の会議システム。
【請求項5】
前記画像送信部は、前記ディスプレイ画像に人が映っていない場合、前記第2の装置に前記第2の話者の画像を送信する処理を中止する、請求項4に記載の会議システム。
【請求項6】
前記第1の装置は、前記画像抽出部が抽出した第1の話者の画像と、予め記憶した自拠点の利用者の画像である第2の話者の画像とを比較する比較部を有し、
前記クローズアップ部は、前記第1の話者の画像と前記第2の話者の画像との一致度が所定値未満である場合、前記第1の話者の画像のクローズアップを中止する、
請求項1に記載の会議システム。
【請求項7】
前記第2の装置は、前記ディスプレイに前記第2の装置と接続するための接続情報を表す画像コードを表示する表示制御部を有し、
前記第1の装置は、前記カメラで撮影した前記画像コードを解析し、前記画像コードが表す前記接続情報を前記通信部に設定する画像コード解析部を有する、
請求項3又は4に記載の会議システム。
【請求項8】
前記第2の装置は、前記第2の装置と接続するための接続情報を表す音声コードを出力する音声出力部を有し、
前記第1の装置は、前記マイクで取得した前記音声コードを解析し、前記音声コードが表す前記接続情報を前記通信部に設定する音声コード解析部を有する、
請求項3又は4に記載の会議システム。
【請求項9】
カメラとマイクとを備えた第1の装置と、ディスプレイを備えた第2の装置とを含む会議システムにおいて、
前記第1の装置が、
前記マイクで取得した音声に基づいて、話者の方向を検知する検知処理と、
前記話者の方向に基づいて、前記カメラで撮影した画像から前記話者の画像を抽出する抽出処理と、
前記話者の画像をクローズアップして出力するクローズアップ処理と、
を実行し、
前記クローズアップ処理は、前記話者の画像が前記ディスプレイに表示された画像である場合、前記話者の画像のクローズアップを中止する、表示制御方法。
【請求項10】
カメラとマイクとを備えた第1の装置と、ディスプレイを備えた第2の装置とを含む会議システムにおいて、
前記第1の装置に、
前記マイクで取得した音声に基づいて、話者の方向を検知する検知処理と、
前記話者の方向に基づいて、前記カメラで撮影した画像から前記話者の画像を抽出する抽出処理と、
前記話者の画像をクローズアップするクローズアップ処理と、
を実行させ、
前記クローズアップ処理は、前記話者の画像が前記ディスプレイに表示された画像である場合、前記話者の画像のクローズアップを中止する、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、会議システム、表示制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
マイクで取得した音声とカメラで撮影した画像とを、通信ネットワークを介して送受信して、遠隔会議を実現する会議システムが普及している。
【0003】
また、特許文献1には、パノラマカメラと、マイクアレイを組み合わせて、パノラマカメラで会議室全体を撮影し、発言者がいる場合に、自動的に発言者の映像をクローズアップして表示する技術が記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の技術では、例えば、IWB(Interactive White Board)等の大型のディスプレイを使ってウェブ会議を行うときに、ディスプレイに表示された他拠点の人物を、自拠点の話者と誤認識してクローズアップしてしまう場合がある。
【0005】
本発明の一実施の形態は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、自拠点の発話者の映像をクローズアップする会議システムにおいて、ディスプレイに表示された他拠点の人物を、自拠点の話者と誤認識してクローズアップしてしまうことを抑制する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る会議システムは、カメラとマイクとを備えた第1の装置と、ディスプレイを備えた第2の装置とを含む会議システムであって、前記第1の装置は、前記マイクで取得した音声に基づいて、話者の方向を検知する方向検知部と、前記話者の方向に基づいて、前記カメラで撮影した画像から前記話者の画像を抽出する画像抽出部と、前記話者の画像をクローズアップして出力するクローズアップ部と、を有し、前記クローズアップ部は、前記話者の画像が前記ディスプレイに表示された画像である場合、前記話者の画像のクローズアップを中止する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一実施形態によれば、自拠点の発話者の映像をクローズアップする会議システムにおいて、ディスプレイに表示された他拠点の人物を、自拠点の話者と誤認識してクローズアップしてしまうことを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る通信システムのシステム構成の例を示す図である。
一実施形態に係る会議システムの構成の別の一例を示す図である。
一実施形態に係る処理の概要について説明するための図(1)である。
一実施形態に係る処理の概要について説明するための図(2)である。
一実施形態に係るIWBのハードウェア構成の例を示す図である。
一実施形態に係るウェブ会議デバイスのハードウェア構成の例を示す図である。
一実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。
一実施形態に係るウェブ会議デバイスの機能構成の例を示す図である。
一実施形態に係るIWBの機能構成の例を示す図である。
第1の実施形態に係るウェブ会議デバイスの処理の例を示すシーケンス図である。
第1の実施形態に係るIWBの処理の例を示すシーケンス図である。
第2の実施形態に係るウェブ会議デバイスの処理の例を示すシーケンス図である。
第2の実施形態に係るIWBの処理の例を示すシーケンス図である。
第3の実施形態に係るウェブ会議デバイスの機能構成の例を示す図である。
第3の実施形態に係るウェブ会議デバイスの処理の例を示すシーケンス図である。
第4の実施形態に係る接続情報の設定処理の例を示すシーケンス図(1)である。
第4の実施形態に係る接続情報の設定処理の例を示すシーケンス図(2)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
<システム構成>
図1は、一実施形態に係る通信システムのシステム構成の例を示す図である。通信システム1は、拠点Xの1人以上の利用者A、利用者B、・・・が、会議システム100を用いて、他の拠点Yの他の会議システム110を利用する利用者Cとウェブ会議を行うシステムである。図1の例では、通信システム1は、拠点Xに設けられた会議システム100と、他の拠点Yに設けられた他の会議システム110と、会議サーバ10とを含む。また、会議システム100、他の会議システム110、及び会議サーバ10とは、例えば、インターネット、及びLAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク2に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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