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公開番号2024077929
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190172
出願日2022-11-29
発明の名称ワイヤハーネス
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類B60R 16/02 20060101AFI20240603BHJP(車両一般)
要約【課題】車両等への組付性を向上することができるワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤハーネスWHは、可撓性を有するフレキシブルプリント配線板11と、フレキシブルプリント配線板11の端部に設けられる複数の幹線側コネクタ12と、を有した幹線モジュール10と、導電性を有する複数の配索材21と、複数の配索材21の一方の端末に設けられ幹線側コネクタ12と機械的かつ電気的に接続される枝線側第1コネクタ22と、をそれぞれ有した複数の枝線モジュール20と、を備え、フレキシブルプリント配線板11には、幹線側コネクタ12および枝線側第1コネクタ22を介して配索材21のそれぞれと電気的に接続され伝送路を構成する複数の導体回路部13aと、複数の導体回路部13aのうち少なくとも二つを相互につなぐジョイント部13bと、を含む配線パターン13が設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
可撓性を有するフレキシブルプリント配線板と、前記フレキシブルプリント配線板の端部に設けられる複数の幹線側コネクタと、を有した幹線モジュールと、
導電性を有する複数の配索材と、前記複数の配索材の一方の端末に設けられ前記幹線側コネクタと機械的かつ電気的に接続される枝線側第1コネクタと、をそれぞれ有した複数の枝線モジュールと、
を備え、
前記フレキシブルプリント配線板には、前記幹線側コネクタおよび前記枝線側第1コネクタを介して前記配索材のそれぞれと電気的に接続され伝送路を構成する複数の導体回路部と、前記複数の導体回路部のうち少なくとも二つを相互につなぐジョイント部と、を含む配線パターンが設けられる、
ワイヤハーネス。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記複数の枝線モジュールの少なくとも一つは、当該枝線モジュールを構成するすべての前記配索材が、一方の端末に設けられる前記枝線側第1コネクタと、他方の端末に設けられる枝線側第2コネクタとに渡って分岐を介さずに延在する、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記幹線モジュールは、前記複数の幹線側コネクタのうちいずれか一つを介してECUに接続される、
請求項1または2に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記幹線モジュールは、車両のインストルメントパネル内に設けられ車両幅方向に沿って延在する構造部材上に配置される、
請求項1または2に記載のワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来のワイヤハーネスに関する技術として、例えば、特許文献1には、可撓性を有するフレキシブルプリント配線板と、フレキシブルプリント配線板の端部に設けられる複数の幹線側コネクタと、を有した幹線モジュールを備えたワイヤハーネスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-150047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載のワイヤハーネスでは、例えば、車両等への組付性向上の点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、車両等への組付性を向上することができるワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、可撓性を有するフレキシブルプリント配線板と、前記フレキシブルプリント配線板の端部に設けられる複数の幹線側コネクタと、を有した幹線モジュールと、導電性を有する複数の配索材と、前記複数の配索材の一方の端末に設けられ前記幹線側コネクタと機械的かつ電気的に接続される枝線側第1コネクタと、をそれぞれ有した複数の枝線モジュールと、を備え、前記フレキシブルプリント配線板には、前記幹線側コネクタおよび前記枝線側第1コネクタを介して前記配索材のそれぞれと電気的に接続され伝送路を構成する複数の導体回路部と、前記複数の導体回路部のうち少なくとも二つを相互につなぐジョイント部と、を含む配線パターンが設けられる。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るワイヤハーネスは、フレキシブルプリント配線板には、幹線側コネクタおよび枝線側第1コネクタを介して配索材のそれぞれと電気的に接続され伝送路を構成する複数の導体回路部と、複数の導体回路部のうち少なくとも二つを相互につなぐジョイント部と、を含む配線パターンが設けられる。この構成により、ワイヤハーネスは、幹線モジュール側に設けられたジョイント部によって枝線モジュール側の構成をより簡素化することができる。この結果、ワイヤハーネスは、車両等への組付性を向上することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスが適用される車両の例示的な斜視図である。
図2は、実施形態に係るワイヤハーネスの例示的かつ模式的な平面図である。
図3は、実施形態に係るワイヤハーネスのフレキシブルプリント配線板の一部の例示的かつ模式的な平面図である。
図4は、実施形態に係るワイヤハーネスの枝線モジュールの例示的かつ模式的な平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスWHが適用される車両100の斜視図である。図1に示される本実施形態のワイヤハーネスWHは、車両100に適用され、当該車両100に搭載される各装置間を接続し電源供給や信号通信に用いられるものである。本実施形態のワイヤハーネスWHは、車両100のインストルメントパネル110の内部に設置されている構造部材111に取り付けられる。インストルメントパネル110は、車両100の運転席および助手席に面するように車両幅方向Yに沿って車室内前方に配置される内装パネルである。なお、図1では、インストルメントパネル110が二点鎖線で示されている。構造部材111は、例えば、金属製の中空パイプで構成され、車両幅方向Yに沿って延在するリンフォース(補強部材)ある。構造部材111の両端には、それぞれフランジ112が接合されている。一方のフランジ112は、車両100のボデー左側に固定され、他方のフランジ112は、車両100のボデー右側に固定されている。
(【0011】以降は省略されています)

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