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公開番号2024084914
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2022199114
出願日2022-12-14
発明の名称車両用表示装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類G02B 27/01 20060101AFI20240619BHJP(光学)
要約【課題】省スペース化を実現することができる車両用表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】車両用表示装置1は、車両400の表示面410に向けて表示光L2を出射する表示デバイス100と、メイン筐体300とを備え、表示デバイス100は、表示画面111を含むディスプレイ110と、LED基板121を含むバックライト120と、LED基板121が組み付けられるデバイス筐体130とを有し、表示画面111は、出射光L1の光軸L1xに対して傾斜して配置され、LED基板121は、表示画面111と向かい合って配置され、複数のLEDチップ121aは、表示画面111の傾斜に沿わせて、光軸L1xに沿った光軸方向L1dに対して段階的にずれて配置されることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載され、前記車両に設けられた表示面に向けて、前記車両の乗員に虚像として視認させる画像を表示光として出射する表示デバイスと、
内部に前記表示デバイスを収容し、前記表示光を前記表示面に向けて射出させる開口部を有するメイン筐体とを備え、
前記表示デバイスは、前記表示光を表示可能な表示画面を含んで構成されるディスプレイと、複数のLEDチップが基板に実装されたLED基板を含んで構成され、前記ディスプレイに対して出射光を照射するバックライトと、内部に前記バックライトを収容するデバイス筐体とを有し、
前記表示画面は、前記出射光の光軸に対して傾斜して配置され、
前記LED基板は、前記表示画面と向かい合って配置され、
前記複数のLEDチップは、前記表示画面の傾斜に沿わせて、前記光軸に沿った光軸方向に対して段階的にずれて配置されることを特徴とする、
車両用表示装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記基板は、金属材料によって、前記表示画面の傾斜に沿わせて階段状に形成され、
前記LEDチップの各々は、階段状に形成された前記基板において前記表示画面と対向する面に配置される、
請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
前記表示デバイスは、金属材料によって、前記表示画面の傾斜に沿わせて階段状に形成された放熱板を有し、
前記LEDチップの各々は、階段状に形成された前記放熱板において前記表示画面と対向する面に前記基板と共に配置される、
請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項4】
前記表示画面は、外光が前記開口部を介して前記メイン筐体に入射した際に、前記表示画面で反射した反射光が、前記開口部が位置する側と反対側に向かうように、前記出射光の光軸に対して傾斜して配置され、
前記LED基板を挟んで前記表示画面側と反対側に形成される外部空間部は、前記表示画面の傾斜に沿わせて階段状に形成され、前記開口部側に位置する部分が、当該開口部側と反対側に位置する部分に対して前記光軸方向において前記表示画面側に突出して位置する、
請求項1~3のいずれか1項に記載の車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、表示器と、当該表示器を照明する光源と、当該表示器が出射した表示光に対して設けられた位相差板(λ/4板またはλ/2板)と、備える車両用表示装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6027727号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の特許文献1に記載の車両用表示装置は、外光が装置の筐体に入射した際、当該筐体内に搭載されている表示器の表示面で反射した光が乗員の目に戻らない様にするために、当該表示面を光軸に対して傾けて配置した場合、その傾きに応じて表示器の筐体が大きくなり、車両用表示装置全体が大きくなってしまう虞がある。そのため、車両への搭載性の点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、省スペース化を実現することができる車両用表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る車両用表示装置は、車両に搭載され、前記車両に設けられた表示面に向けて、前記車両の乗員に虚像として視認させる画像を表示光として出射する表示デバイスと、内部に前記表示デバイスを収容し、前記表示光を前記表示面に向けて射出させる開口部を有するメイン筐体とを備え、前記表示デバイスは、前記表示光を表示可能な表示画面を含んで構成されるディスプレイと、複数のLEDチップが基板に実装されたLED基板を含んで構成され、前記ディスプレイに対して出射光を照射するバックライトと、内部に前記バックライトを収容するデバイス筐体とを有し、前記表示画面は、前記出射光の光軸に対して傾斜して配置され、前記LED基板は、前記表示画面と向かい合って配置され、前記複数のLEDチップは、前記表示画面の傾斜に沿わせて、前記光軸に沿った光軸方向に対して段階的にずれて配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る車両用表示装置は、省スペース化を実現することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る車両用表示装置の概略構成を表す図である。
図2は、実施形態に係る車両用表示装置を構成する表示デバイスの概略構成を表す図である。
図3は、実施形態の変形例に係る車両用表示装置を構成する表示デバイスの概略構成を表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
車両用表示装置1は、自動車等の車両400に適用され、当該車両400のダッシュボードに設けられたインストルメントパネル(不図示)内に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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