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公開番号2024077890
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190105
出願日2022-11-29
発明の名称端子台
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H01R 9/00 20060101AFI20240603BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子台の設計変更に要する時間やコストを低減することが可能な技術を提供する。
【解決手段】本明細書が開示する端子台は、モータとインバータとの間を電気的に接続する。端子台は、モータを収容するモータケースに取り付け可能なベース部材と、互いに独立しているとともに、ベース部材にそれぞれ組み付けられている複数の単端子ユニットと、を備える。複数の単端子ユニットのそれぞれは、導電体で構成された端子部材と、端子部材に固定されているとともに、ベース部材に係合している端子ホルダを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
モータとインバータとの間を電気的に接続するための端子台であって、
前記モータを収容するモータケースに取り付け可能なベース部材と、
互いに独立しているとともに、前記ベース部材にそれぞれ組み付けられている複数の単端子ユニットと、
を備え、
前記複数の単端子ユニットのそれぞれは、導電体で構成された端子部材と、前記端子部材に固定されているとともに、前記ベース部材に係合している端子ホルダを有する、
端子台。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記端子ホルダは、前記ベース部材に向けて前記端子部材に沿って突出する少なくとも一つの係合部を有し、
前記ベース部材は、複数の端子孔と複数の係合孔とを有し、
前記複数の端子孔のそれぞれには、前記複数の単端子ユニットのうちの対応する一つの端子部材が配置されており、
前記複数の係合孔のそれぞれでは、前記複数の単端子ユニットのうちの対応する一つの係合部が係合している、請求項1に記載の端子台。
【請求項3】
前記複数の係合孔のそれぞれでは、前記係合孔と前記係合部との間に遊びが設けられており、前記複数の単端子ユニットは、前記ベース部材に対してそれぞれ変位可能に支持されている、請求項2に記載の端子台。
【請求項4】
前記ベース部材では、前記複数の端子孔が第1の直線に沿って配列されているとともに、前記複数の係合孔のそれぞれは、前記第1の直線からオフセットした位置に配置されており、
前記複数の係合孔は、前記第1の直線の一方側に位置する複数の第1係合孔と、前記第1の直線の他方側に位置する複数の第2係合孔とを含み、
前記端子ホルダの前記少なくとも一つの係合部は、前記複数の第1係合孔の一つに係合する第1係合部と、前記複数の第2係合孔の一つに係合する第2係合部とを含み、
前記複数の単端子ユニットのそれぞれでは、前記第1の直線に平行な方向に関して、前記第1係合部が前記端子部材に対して一方側へオフセットされており、前記第2係合部が前記端子部材に対して他方側へオフセットされている、請求項2又は3に記載の端子台。
【請求項5】
前記複数の単端子ユニットは、前記モータのU相コイルと前記インバータとの間を電気的に接続する第1単端子ユニットと、前記モータのV相コイルと前記インバータとの間を電気的に接続する第2単端子ユニットと、前記モータのW相コイルと前記インバータとの間を電気的に接続する第3単端子ユニットと、前記モータの中性点と前記インバータとの間を電気的に接続する第4単端子ユニットと、を含む、請求項1に記載の端子台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、端子台に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、端子台が開示されている。この端子台は、ベース部材と複数の単端子ユニットを備える。ベース部材と複数の単端子ユニットは、インサート成形によって一体化されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-157923号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の構成では、ベース部材又は複数の単端子ユニットの一方のみに設計変更の必要が生じたときでも、端子台の全体を新たに設計し直す必要がある。これにより、端子台の設計変更に要する時間やコストが増大するおそれがある。本明細書では、端子台の設計変更に要する時間やコストを低減することが可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する端子台は、モータとインバータとの間を電気的に接続する。前記端子台は、前記モータを収容するモータケースに取り付け可能なベース部材と、互いに独立しているとともに、前記ベース部材にそれぞれ組み付けられている複数の単端子ユニットと、を備える。前記複数の単端子ユニットのそれぞれは、導電体で構成された端子部材と、前記端子部材に固定されているとともに、前記ベース部材に係合している端子ホルダを有する。
【0006】
上記の構成によれば、ベース部材と複数の単端子ユニットが別体化されている。複数の単端子ユニットをそれぞれベース部材に組み付けることによって、端子台が構成される。このため、ベース部材又は複数の単端子ユニットの一方のみに設計変更の必要が生じたときは、当該一方のみを設計し直せば足りる。設計変更の必要がないものについては、既存のものを利用できる。従って、端子台の設計変更に要する時間やコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施例1に係る端子台2の全体斜視図である。
実施例1に係る端子台2の上面図である。
実施例1に係る端子台2において、プレート4に組み付ける前の単端子ユニット6を示す図である。
実施例2に係る端子台202の概略上面図である。
実施例3に係る端子台302の概略上面図である。
実施例4に係る端子台402の概略上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
1つ又はそれ以上の実施形態において、前記端子ホルダは、前記ベース部材に向けて前記端子部材に沿って突出する少なくとも一つの係合部を有してもよい。前記ベース部材は、複数の端子孔と複数の係合孔とを有してもよい。前記複数の端子孔のそれぞれには、前記複数の単端子ユニットのうちの対応する一つの端子部材が配置されていてもよい。前記複数の係合孔のそれぞれでは、前記複数の単端子ユニットのうちの対応する一つの係合部が係合していてもよい。
【0009】
上記の構成によれば、端子孔に端子部材を挿入する方向と、係合孔に係合部を挿入する方向が略一致する。このため、端子孔に端子部材を挿入する流れで、係合孔に係合部を挿入することができる。従って、ベース部材に対する単端子ユニットの組み付けに要する時間や手間を削減できる。
【0010】
1つ又はそれ以上の実施形態において、前記複数の係合孔のそれぞれでは、前記係合孔と前記係合部との間に遊びが設けられてもよい。前記複数の単端子ユニットは、前記ベース部材に対してそれぞれ変位可能に支持されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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