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公開番号2024076772
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-06
出願番号2022188514
出願日2022-11-25
発明の名称コイル部品及びその製造方法、送電装置、受電装置、電力伝送システム、並びに移動体
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01F 38/14 20060101AFI20240530BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】他のコイル部品と磁気結合したときのQ値や、結合係数を向上させるコイル部品、送電装置、受電装置及び電力伝送システムを提供する。
【解決手段】コイル部品10は、平面コイル11、第1被覆層15及び磁気シールド部材30を備える。平面コイル11は、渦巻形状を有し、渦巻形状の中心軸線C上を延びる軸方向で互いに反対となる第1面11a及び第2面11bを含む。第1被覆層15は、磁性体を含み、平面コイル11の第1面11aを覆う。磁気シールド部材30は、第1被覆層15によって覆われた平面コイル11の第1面11aに対向する。第1被覆層15は、磁気シールド部材30の側を向く第3面15a及び壁構造体50の側を向く第4面15bを有する。平面コイル11の第1面11aと第1被覆層15の第3面15aとの距離は、0.3mm以上である。平面コイル11の第2面11bは、磁性体を含む層によって覆われていない。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
渦巻形状を有し、前記渦巻形状の中心軸線上を延びる軸方向で互いに反対となる第1面および第2面を含む平面コイルと、
磁性体を含み、前記平面コイルの前記第1面を覆う第1被覆層と、
前記第1被覆層によって覆われた前記平面コイルの前記第1面に対向する磁気シールド部材と、を備え、
前記第1被覆層は、前記磁気シールド部材の側を向く第3面を有し、
前記平面コイルの前記第1面と前記第1被覆層の前記第3面との距離は、0.3mm以上であり、
前記平面コイルの前記第2面は、磁性体を含む層によって覆われていない、コイル部品。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記平面コイルの前記第1面と前記第1被覆層の前記第3面との距離は、0.5mm以上である、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記平面コイルの前記第2面を覆う第2被覆層を更に備え、
前記第2被覆層は、磁性体を含まない、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記平面コイルは板状である、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項5】
渦巻形状を有し、それぞれ、前記渦巻形状の中心軸線上を延びる軸方向で互いに反対となる第1面および第2面を含む第1平面コイル及び第2平面コイルであって、前記第1平面コイルの前記第2面と前記第2平面コイルの前記第1面とが対向するように配置された第1平面コイル及び第2平面コイルと、
磁性体を含み、前記第1平面コイルの前記第1面を覆う第1被覆層と、
磁性体を含まず、前記第1平面コイルの前記第2面及び前記第2平面コイルの前記第1面を覆う第2被覆層と、
前記第1被覆層によって覆われた前記第1平面コイルの前記第1面に対向する磁気シールド部材と、を備え、
前記第1被覆層は、前記磁気シールド部材の側を向く第3面を有し、
前記第1平面コイルの前記第1面と前記第1被覆層の前記第3面との距離は、0.3mm以上である、コイル部品。
【請求項6】
前記第1平面コイルの前記第1面と前記第1被覆層の前記第3面との距離は、0.5mm以上である、請求項5に記載のコイル部品。
【請求項7】
前記第1平面コイル及び前記第2平面コイルは板状である、請求項5に記載のコイル部品。
【請求項8】
前記第1被覆層は樹脂を含む、請求項1又は5に記載のコイル部品。
【請求項9】
前記第1被覆層はガラス繊維を含む、請求項1又は5に記載のコイル部品。
【請求項10】
前記第2被覆層は樹脂を含む、請求項3又は5に記載のコイル部品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コイル部品及びその製造方法、送電装置、受電装置、電力伝送システム、並びに移動体に関する。
続きを表示(約 940 文字)【背景技術】
【0002】
非接触で電力を伝送するワイヤレス電力伝送システムが普及しつつある。
【0003】
電力を非接触で伝送する場合、コイルを含む共振回路に高周波の電流が流される。このような共振回路に用いられるコイル部品として、渦巻形状且つ板状の平面コイルを用いたコイル部品が知られている(特許文献1参照)。
【0004】
平面コイルは、一般に樹脂などのシート上に設けられる。この場合、平面コイルの取り扱いが容易になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-27112号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
コイル部品の性能を向上させることが求められている。具体的には、コイル部品を他のコイル部品と磁気結合したときのQ値や、結合係数を向上させることが求められている。
【0007】
本開示の実施形態は、平面コイルを含むコイル部品の性能を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一実施の形態は、以下の[1]~[22]に関連する。
【0009】
[1]
渦巻形状を有し、前記渦巻形状の中心軸線上を延びる軸方向で互いに反対となる第1面および第2面を含む平面コイルと、
磁性体を含み、前記平面コイルの前記第1面を覆う第1被覆層と、
前記第1被覆層によって覆われた前記平面コイルの前記第1面に対向する磁気シールド部材と、を備え、
前記第1被覆層は、前記磁気シールド部材の側を向く第3面を有し、
前記平面コイルの前記第1面と前記第1被覆層の前記第3面との距離は、0.3mm以上であり、
前記平面コイルの前記第2面は、磁性体を含む層によって覆われていない、コイル部品。
【0010】
[2]
前記平面コイルの前記第1面と前記第1被覆層の前記第3面との距離は、0.5mm以上である、[1]に記載のコイル部品。
(【0011】以降は省略されています)

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