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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024071202
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022182034
出願日2022-11-14
発明の名称画像読取装置及び画像読取方法
出願人キヤノン電子株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240517BHJP(電気通信技術)
要約【課題】キャリアシート原稿を含むバッチスキャンを行ったときに、インプリンターによりキャリアシート原稿にも印字されてしまい、再利用ができなくなる。
【解決手段】画像読取装置は、原稿を搬送しながら読み取る読み取り部と、搬送されている前記原稿に画像を印刷する印刷部と、制御部とを有し、読み取り対象の原稿が、再使用される所定の種類の原稿であるか否かを、読み取り部で読み取った画像データに基づいて判定し、原稿が所定の種類の原稿ではないと判定された場合には、印刷部により原稿に画像を印刷し、原稿が所定の種類の原稿であると判定された場合には、原稿を読み取って得た原稿画像に前記画像を合成する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
原稿を搬送しながら読み取る読み取り手段と、
搬送されている前記原稿に画像を印刷する印刷手段と、
制御手段とを有し、
前記制御手段は、読み取り対象の前記原稿が、再使用される所定の種類の原稿であるか、前記読み取り手段で読み取った原稿画像に基づいて判定し、
前記原稿が前記所定の種類の原稿ではないと判定された場合には、前記印刷手段により前記原稿に前記画像を印刷し、
前記原稿が前記所定の種類の原稿であると判定された場合には、当該原稿を読み取って得た前記原稿画像に前記画像を合成する
ことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像読取装置であって、
前記所定の種類の原稿は、搬送される先頭部分に前記所定の種類の原稿であることを識別するための画像が形成されている
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像読取装置であって、
搬送されて読み取られる前記原稿の枚数を保持してカウントするカウント手段を更に有し、
前記画像は前記原稿の枚数を示す文字列を含む
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項4】
請求項3に記載の画像読取装置であって、
前記制御手段は、継続モードが設定されている場合には、前記原稿の読み取り時に搬送エラーが生じると、搬送エラーを生じた前記原稿を前記読み取り手段で読み取った画像データを破棄するか保存するかをユーザーに選択させるエラー通知画面を出力し、
前記画像データの破棄が選択された場合には、前記画像データを破棄し、前記カウント手段によりカウントされる前記原稿の枚数を前記ユーザーにより指定された値に設定する
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項5】
請求項4に記載の画像読取装置であって、
前記制御手段は、前記ユーザーにより指定された値が、前記カウント手段により保持されていた値よりも1小さい値である場合には、前記搬送エラーの解消後に前記読み取り手段により最初に読み取られる前記原稿には前記画像を印刷しない
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項6】
請求項3に記載の画像読取装置であって、
前記制御手段は、継続モードが設定されていない場合には、前記原稿の読み取り時に搬送エラーが生じると、前記原稿画像を破棄し、搬送エラーを生じた前記原稿に前記画像を印刷したか判定し、
印刷した場合には、前記カウント手段によりカウントされる前記原稿の枚数を、前記カウント手段により保持されていた値よりも1小さい値に設定し、
前記搬送エラーの解消後に前記読み取り手段により最初に読み取られる前記原稿には前記画像を印刷しない
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項7】
請求項5または6に記載の画像読取装置であって、
前記制御手段は、前記搬送エラーの解消後に前記読み取り手段により最初に読み取られる前記原稿には前記画像を印刷しない場合でも、前記搬送エラーの解消後に前記読み取り手段により最初に読み取られる前記原稿が前記所定の種類の原稿である場合には、当該原稿から読み取られた画像データに前記画像を合成する
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項8】
原稿を搬送しながら読み取る読み取り手段と、
搬送されて読み取られる前記原稿の枚数を保持してカウントするカウント手段と、
搬送されている前記原稿に、前記カウント手段により保持される前記枚数を示す文字画像を含む画像を印刷する印刷手段と、
制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記原稿の読み取り時に搬送エラーが生じると、搬送エラーを生じた前記原稿を前記読み取り手段で読み取った画像データを破棄するか保存するかをユーザーに選択させるエラー通知画面を出力し、
前記画像データの破棄が選択された場合には、前記画像データを破棄し、前記カウント手段によりカウントされる前記原稿の枚数を前記エラー通知画面を介して前記ユーザーにより指定された値に設定する
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項9】
請求項8に記載の画像読取装置であって、
前記制御手段は、前記ユーザーにより指定された値が、前記カウント手段により保持されていた値よりも1小さい値である場合には、前記搬送エラーの解消後に前記読み取り手段により最初に読み取られる前記原稿には前記画像を印刷しない
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項10】
原稿を搬送しながら読み取る読み取り手段と、
搬送されて読み取られる前記原稿の枚数を保持してカウントするカウント手段と、
搬送されている前記原稿に、前記カウント手段により保持される前記枚数を示す文字画像を含む画像を印刷する印刷手段と、
制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記原稿の読み取り時に搬送エラーが生じると、前記読み取り手段により読み取られた前記原稿の画像データを破棄し、搬送エラーを生じた前記原稿に前記画像を印刷したか判定し、
印刷した場合には、前記カウント手段によりカウントされる前記原稿の枚数を、前記カウント手段により保持されていた値よりも1小さい値に設定し、
前記搬送エラーの解消後に前記読み取り手段により最初に読み取られる前記原稿には前記画像を印刷しない
ことを特徴とする画像読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置における画像読取制御技術に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
原稿台に置かれた原稿を搬送し、画像を読み取る画像読取装置では、原稿にユーザーが設定した文字列を印字するインプリンター機能を有するものがある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-304245号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された技術は、原稿の画像を読み取り、また、インプリントユニットで読み取りの完了を示すインプリント情報を原稿へ印字するものであり、読み取られた原稿へは必ずインプリントが行われる。そのため、繰り返し使用される原稿や台紙などの特定の読み取り対象に対してもインプリントが重ねて行われてしまい、再使用が困難になる。繰り返し使用される原稿や台紙などの特定の読み取り対象へのインプリントを許容すると、重ねてインプリントされた画像は判読や識別が困難なものとなりかねない。それを避けるためにインプリントを行わなければ、読み取り済みの原稿に所定の画像を印刷しておくというインプリントの効果は得ることができない。
【0005】
本発明は上記従来例に鑑みて成されたもので、インプリントの効果を妨げることなく、読み取り対象を繰り返し使用することを可能とする画像読取装置および画像読取方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有する。すなわち、本発明の一側面によれば、原稿を搬送しながら読み取る読み取り手段と、
搬送されている前記原稿に画像を印刷する印刷手段と、
制御手段とを有し、
前記制御手段は、読み取り対象の前記原稿が、再使用される所定の種類の原稿であるか、前記読み取り手段で読み取った画像データに基づいて判定し、
前記原稿が前記所定の種類の原稿ではないと判定された場合には、前記印刷手段により前記原稿に前記画像を印刷し、
前記原稿が前記所定の種類の原稿であると判定された場合には、当該原稿を読み取って得た原稿画像に前記画像を合成する
ことを特徴とする画像読取装置が提供される。
【0007】
また本発明の他の側面によれば、原稿を搬送しながら読み取る読み取り手段と、
搬送されて読み取られる前記原稿の枚数を保持してカウントするカウント手段と、
搬送されている前記原稿に、前記カウント手段により保持される前記枚数を示す文字画像を含む画像を印刷する印刷手段と、
制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記原稿の読み取り時に搬送エラーが生じると、搬送エラーを生じた前記原稿を前記読み取り手段で読み取った画像データを破棄するか保存するかをユーザーに選択させるエラー通知画面を出力し、
前記画像データの破棄が選択された場合には、前記画像データを破棄し、前記カウント手段によりカウントされる前記原稿の枚数を前記ユーザーにより指定された値に設定する
ことを特徴とする画像読取装置が提供される。
【0008】
また本発明のさらなる他の側面によれば、原稿を搬送しながら読み取る読み取り手段と、
搬送されて読み取られる前記原稿の枚数を保持してカウントするカウント手段と、
搬送されている前記原稿に、前記カウント手段により保持される前記枚数を示す文字画像を含む画像を印刷する印刷手段と、
制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記原稿の読み取り時に搬送エラーが生じると、前記読み取り手段により読み取られた前記原稿の画像データを破棄し、搬送エラーを生じた前記原稿に前記画像を印刷したか判定し、
印刷した場合には、前記カウント手段によりカウントされる前記原稿の枚数を、前記カウント手段により保持されていた値よりも1小さい値に設定し、
前記搬送エラーの解消後に前記読み取り手段により最初に読み取られる前記原稿には前記画像を印刷しない
ことを特徴とする画像読取装置が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によればインプリントの効果を妨げることなく、特定の読み取り対象を繰り返し使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る画像読取装置の構成を概略的に示す部分断面図。
画像読取装置Aの制御部のブロック図。
パスポートとキャリアシートによるキャリアシート原稿の一例を示す図
継続モードオン時のユーザーへのエラー通知画面の一例を示す図
継続モードオフ時のユーザーへのエラー通知画面の一例を示す図
キャリアシート原稿にエラーが生じた際のエラー通知画面
実施形態1における画像読取処理のフローチャート
実施形態1における搬送エラー処理のフローチャート
カウント値手動調整処理のフローチャート
カウント値入力画面の一例を示す図
カウント値自動調整処理のフローチャート
実施形態2における画像読取処理のフローチャート
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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