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公開番号2024071188
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022182010
出願日2022-11-14
発明の名称光検出素子及び電子機器
出願人ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
代理人個人
主分類H04N 25/617 20230101AFI20240517BHJP(電気通信技術)
要約【課題】信号線の電圧変動の影響を抑制可能な光検出素子及び電子機器を提供する。
【解決手段】本開示によれば、第1画素と、前記第1画素と異なる第2画素を同一の受光面に沿って配置する画素アレイ部と、前記第1画素が信号線を介して出力する出力信号をデジタル信号にアナログデジタル変換する変換部と、前記第2画素の出力信号を保持可能であると共に、前記アナログデジタル変換の期間に応じて前記出力信号の変動を抑制する信号保持部と、前記出力信号が所定の閾値を超えた場合にイベントの発生を示す検出信号を出力する第1回路と、を備える、光検出素子が提供される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1画素と、前記第1画素と異なる第2画素を同一の受光面に沿って配置する画素アレイ部と、
前記第1画素が信号線を介して出力する出力信号をデジタル信号にアナログデジタル変換する変換部と、
前記第2画素の出力信号を保持可能であると共に、前記アナログデジタル変換の期間に応じて前記出力信号の変動を抑制する信号保持部と、
前記第2画素の出力信号が所定の閾値を超えた場合にイベントの発生を示す検出信号を出力する第1回路と、
を備える、光検出素子。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第2画素は、
受光量に応じた信号を出力する光電変換素子と、
前記信号を電圧信号に変換する電圧変換部と、を有し、
前記信号保持部は、前記電圧変換部の電圧信号を保持すると共に、前記電圧信号の変動を抑制する、請求項1に記載の光検出素子。
【請求項3】
前記画素アレイ部は、
前記受光面に沿って二次元状に配置される複数の前記第1画素と、
前記受光面に沿って二次元状に配置される複数の前記第2画素と、を、有し、
複数の前記第2画素のそれぞれに対応する複数の前記信号保持部を更に備え、
前記信号線を介した出力信号のアナログデジタル変換が行われる期間に、前記信号線から所定の範囲にある前記第2画素の前記信号保持部は、対応する前記出力信号の変動を抑制する、請求項2に記載の光検出素子。
【請求項4】
前記電圧変換部への供給電位を制御する制御部を更に備え、
前記制御部は、前記信号線を介した出力信号のアナログデジタル変換が行われる期間に、前記信号線から所定の範囲にある前記第2画素の前記電圧変換部の駆動を抑制可能である、請求項3に記載の光検出素子。
【請求項5】
前記信号保持部は、
前記第2画素の出力信号を保持する静電容量と、
前記静電容量と前記第2画素とを接続する信号線を導通状態又は非導通状態とする第1スイッチング素子と、
を有する、請求項1に記載の光検出素子。
【請求項6】
前記信号保持部は、
前記静電容量の電荷に応じた電位を前記第1回路に出力可能であるバッファを、
更に有する、請求項5に記載の光検出素子。
【請求項7】
前記信号保持部は、
前記第2画素と前記第1回路とを接続する信号線を導通状態又は非導通状態とする第2スイッチング素子を、
更に有する、請求項6に記載の光検出素子。
【請求項8】
前記第1スイッチング素子は、前記第2画素と前記第1回路とを接続する信号線に一端が接続され、他端が前記バッファの入力端子に接続され、
前記バッファの出力端子に一端が接続され、前記第2画素に他端が接続される第2スイッチング素子を、
更に有する、請求項6に記載の光検出素子。
【請求項9】
前記第1スイッチング素子は、前記第2画素に一端が接続され、前記第1回路に他端が接続され、
前記バッファの入力端子は、前記第1回路に接続され、
前記バッファの出力端子に一端が接続され、前記第2画素に他端が接続される第2スイッチング素子を、
更に有する、請求項6に記載の光検出素子。
【請求項10】
前記信号保持部は、
オペアンプと、第12スイッチング素子と、第21スイッチング素子と、第22スイッチング素子と、を更に有し、
前記第1スイッチング素子は、前記第2画素と前記第1回路とを接続する信号線に一端が接続され、他端が前記静電容量の一端に接続され、
前記静電容量の他端は、前記オペアンプの反転入力端子に接続され、
前記オペアンプの非反転入力端子は、所定の低電位に接続され、
前記第21スイッチング素子は、前記オペアンプの出力端子に一端が接続され、他端が前記第2画素に接続され、
前記第12スイッチング素子は、前記オペアンプの出力端子に一端が接続され、他端が前記静電容量の前記他端に接続され、
前記第22スイッチング素子は、前記オペアンプの出力端子に一端が接続され、他端が前記静電容量の前記一端に接続される、請求項5に記載の光検出素子。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光検出素子及び電子機器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
垂直同期信号などの同期信号に同期して画像データ(フレーム)を撮像する同期型の階調画素が、光検出素子などにおいて用いられている。また、画素の輝度変化をイベントとして、イベントが発生した場合に、イベントの発生を表すイベントデータを出力する非同期型のイベントベースビジョンセンサー(EVS)が提案されている。また、非同期型のEVSによりイベントの発生を検出した結果を、撮像に活用する方法が検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-129265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような活用法の一環として、同期型の階調画素と、イベントベースビジョンセンサーを構成するEVS画素を同一の撮像面上に構成することが進められている。ところが、EVS画素の読み出しにより、階調画素の信号線の電圧が変動し、AD変換特性に影響を与える恐れがある。
【0005】
そこで、本開示では、信号線の電圧変動の影響を抑制可能な光検出素子及び電子機器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示によれば、第1画素と、前記第1画素と異なる第2画素を同一の受光面に沿って配置する画素アレイ部と、
前記第1画素が信号線を介して出力する出力信号をデジタル信号にアナログデジタル変換する変換部と、
前記第2画素の出力信号を保持可能であると共に、前記アナログデジタル変換の期間に応じて前記出力信号の変動を抑制する信号保持部と、
前記第2画素の出力信号が所定の閾値を超えた場合にイベントの発生を示す検出信号を出力する第1回路と、
を備える、光検出素子が提供される。
【0007】
前記第2画素は、
受光量に応じた信号を出力する光電変換素子と、
前記信号を電圧信号に変換する電圧変換部と、を有し、
前記信号保持部は、前記電圧変換部の電圧信号を保持すると共に、前記電圧信号の変動を抑制してもよい。
【0008】
前記画素アレイ部は、
前記受光面に沿って二次元状に配置される複数の前記第1画素と、
前記受光面に沿って二次元状に配置される複数の前記第2画素と、を、有し、
複数の前記第2画素のそれぞれに対応する複数の前記信号保持部を更に備え、
前記信号線を介した出力信号のアナログデジタル変換が行われる期間に、前記信号線から所定の範囲にある前記第2画素の前記信号保持部は、対応する前記出力信号の変動を抑制してもよい。
【0009】
前記電圧変換部の供給電位を制御する制御部を更に備え、
前記制御部は、前記信号線を介した出力信号のアナログデジタル変換が行われる期間に、前記信号線から所定の範囲にある前記第2画素の前記電圧変換部の駆動を抑制可能であってもよい。
【0010】
前記信号保持部は、
前記第2画素の出力信号を保持する静電容量と、
前記静電容量と前記第2画素とを接続する信号線を導通状態又は非導通状態とする第1スイッチング素子と、
を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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