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公開番号2024070361
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180795
出願日2022-11-11
発明の名称レンズ装置およびそれを有する撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 13/04 20060101AFI20240516BHJP(光学)
要約【課題】、広画角の画像を得ることが可能であり、撮影後の画像処理負荷を低減可能なレンズ装置およびそれを有する撮像装置を提供すること。
【解決手段】レンズ装置は、第1光学系と、第2光学系とを有し、第1光学系は、物体側から第1方向に沿って入射した光を第2方向に沿って像側に反射する第1反射光学素子を備え、第2光学系は、物体側から第1方向とは異なる第3方向に沿って入射した光を第2方向に沿って像側に反射する第2反射光学素子を備え、第1光学系と第2光学系のそれぞれは、軸上光束が結像する、中間結像点及び像点を有し、第1光学系と第2光学系のそれぞれの半画角を適切に設定すること。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
第1光学系と、
第2光学系とを有し、
前記第1光学系は、物体側から第1方向に沿って入射した光を第2方向に沿って像側に反射する第1反射光学素子を備え、
前記第2光学系は、物体側から前記第1方向とは異なる第3方向に沿って入射した光を前記第2方向に沿って像側に反射する第2反射光学素子を備え、
前記第1光学系と前記第2光学系のそれぞれは、軸上光束が結像する、中間結像点及び像点を有し、
前記第1光学系と前記第2光学系のそれぞれの半画角をω(°)とするとき、
180°<2ω<270°
なる条件式を満足することを特徴とするレンズ装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第1光学系と前記第2光学系において、前記中間結像点よりも像側で最軸外光線の主光線が光軸と交わる点よりも物体側における最大の空気間隔を挟んで、物体側に配置される光学系を第1部分系、像側に配置される光学系を第2部分系とするとき、
前記第1反射光学素子と前記第2反射光学素子はそれぞれ、前記第1部分系に配置されることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項3】
前記第2部分系の横倍率をβL2とするとき、
-1.60<βL2<-1.02
なる条件式を満足することを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
【請求項4】
前記第1光学系と前記第2光学系のそれぞれの最も物体側に配置されたレンズの物体側のレンズ面から前記第1反射光学素子と前記第2反射光学素子の反射面までの光軸上の距離をLA、前記第1反射光学素子と前記第2反射光学素子より像側における前記第1光学系と前記第2光学系の光軸間距離をLBとするとき、
0.55<LA/LB<1.45
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ装置。
【請求項5】
前記第1光学系と前記第2光学系において前記第1反射光学素子と前記第2反射光学素子より像側における前記第1光学系と前記第2光学系の光軸間距離をLB、前記第1光学系の最も物体側に配置されたレンズの物体側のレンズ面の頂点と前記第2光学系の最も物体側に配置されたレンズの物体側のレンズ面の頂点との距離をLFとするとき、
0.20<LB/LF<0.52
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ装置。
【請求項6】
前記第1光学系と前記第2光学系のそれぞれの最も物体側に配置されたレンズの物体側のレンズ面から前記第1反射光学素子と前記第2反射光学素子の反射面までの光軸上の距離をLA、前記第1反射光学素子と前記第2反射光学素子の反射面から前記像点までの光軸上の距離をLRとするとき、
0.06<LA/LR<0.23
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ装置。
【請求項7】
前記第1光学系と前記第2光学系のそれぞれの前記第1部分系の合成焦点距離をfL1、前記第1光学系と前記第2光学系のそれぞれの焦点距離をfとするとき、
-1.10<fL1/f<-0.55
なる条件式を満足することを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
【請求項8】
前記第1光学系と前記第2光学系のそれぞれの前記第2部分系の合成焦点距離をfL2、前記第1光学系と前記第2光学系のそれぞれの焦点距離をfとするとき、
-7.50<fL2/f<-3.90
なる条件式を満足することを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
【請求項9】
前記第1光学系と前記第2光学系のそれぞれの前記第1部分系の前記第1反射光学素子と前記第2反射光学素子よりも物体側に配置されたレンズの合成焦点距離をfLN、前記第1光学系と前記第2光学系のそれぞれの焦点距離をfとするとき、
0.50<fLN/f<1.55
なる条件式を満足することを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
【請求項10】
前記第1光学系と前記第2光学系のそれぞれの前記第1部分系の前記第1反射光学素子と前記第2反射光学素子よりも像側に配置されたレンズの合成焦点距離をfLN、前記第1光学系と前記第2光学系のそれぞれの焦点距離をfとするとき、
-7.50<fLP/f<-2.70
なる条件式を満足することを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ装置およびそれを有する撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の光学系ごとに取得される撮影画像をつなぎ合わせる処理(ステッチ処理)により、広画角の画像を生成可能な構成が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-129973号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、光学系の数だけ撮像素子が必要であり、撮像素子のバラツキにより、撮影画像間で色差や輝度差等が生じるため、ステッチ処理を行う際、それらを補正するための負荷が生じる。
【0005】
本発明は、広画角の画像を得ることが可能であり、撮影後の画像処理負荷を低減可能なレンズ装置およびそれを有する撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としてのレンズ装置は、第1光学系と、第2光学系とを有し、第1光学系は、物体側から第1方向に沿って入射した光を第2方向に沿って像側に反射する第1反射光学素子を備え、第2光学系は、物体側から第1方向とは異なる第3方向に沿って入射した光を第2方向に沿って像側に反射する第2反射光学素子を備え、第1光学系と第2光学系のそれぞれは、軸上光束が結像する、中間結像点及び像点を有し、第1光学系と第2光学系のそれぞれの半画角をω(°)とするとき、
180°<2ω<270°
なる条件式を満足することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、広画角の画像を得ることが可能であり、撮影後の画像処理負荷を低減可能なレンズ装置およびそれを有する撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1の光学系の光路図である。
実施例1の光学系の無限遠合焦時の縦収差図である。
実施例2の光学系の光路図である。
実施例2の光学系の無限遠合焦時の縦収差図である。
実施例3の光学系の光路図である。
実施例3の光学系の無限遠合焦時の縦収差図である。
実施例4の光学系の光路図である。
実施例4の光学系の無限遠合焦時の縦収差図である。
レンズ装置の説明図である。
2つの光学系の物体側の光軸のなす角の説明図である。
撮像装置の概略図である。
参考例の光学系の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
図1,3,5,7はそれぞれ、実施例1乃至4の光学系の光路図である。各実施例の光学系は、光路を折り曲げる1つの反射面を有する反射光学素子PRを備える。各図において、実際には光路が1回折り曲げられているが、反射面が展開された状態での光路図が示されている。各実施例の光学系は、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、放送用カメラ、銀塩フィルム用カメラ、監視用カメラ等の撮像装置に用いられる。なお、各実施例では、反射光学素子PRをプリズムとしているが、ミラーとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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