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公開番号2024072206
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182933
出願日2022-11-15
発明の名称記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 11/42 20060101AFI20240520BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 複数のシートに両面記録を行う際の生産性を向上させる記録装置を提供する。
【解決手段】 本発明の記録装置は、シートを給送する給送ローラと、前記給送ローラにより給送されたシートを搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラにより搬送されたシートに記録を行う記録手段と、前記記録手段で記録されたシートの進行方向を反転させる反転路と、前記記録手段で記録されている第1シートに、当該第1シートの次に前記記録手段で記録される第2シートの先端を重ねる制御を実行する制御手段と、を備える記録装置において、前記制御手段は、前記第1シートと前記第2シートの重ね状態を維持して、前記反転路で前記第1シートおよび前記第2シートの進行方向を反転させる制御を実行することを特徴とする。
【選択図】 図10
特許請求の範囲【請求項1】
シートを給送する給送ローラと、
前記給送ローラにより給送されたシートを搬送する搬送ローラと、
前記搬送ローラにより搬送されたシートに記録を行う記録手段と、
前記記録手段で記録されたシートの進行方向を反転させる反転路と、
前記記録手段で記録されている第1シートに、当該第1シートの次に前記記録手段で記録される第2シートの先端を重ねる制御を実行する制御手段と、
を備える記録装置において、
前記制御手段は、前記第1シートと前記第2シートの重ね状態を維持して、前記反転路で前記第1シートおよび前記第2シートの進行方向を反転させる制御を実行することを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記反転路から搬送された前記第1シートおよび前記反転路から搬送された前記第2シートを前記記録手段に戻す循環路を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記記録手段で記録された第2シートを前記循環路に搬送した後に、前記記録手段で記録された前記第1シートを前記循環路に搬送することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記給送ローラは、給送路に配され、
前記循環路は、前記給送路に接続することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記循環路において、前記第1シートと前記第2シートの重ね状態を維持することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記循環路において、前記記録手段で記録された前記第1シートと前記記録手段で記録された前記第2シートの重ね状態を解消することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項7】
前記記録手段で記録された前記第1シートおよび前記第2シートを排出する排出路を備え、
前記制御手段は、前記循環路から搬送された前記第2シートに記録を行った後、前記第1シートに記録を行い、前記第2シートおよび前記第1シートを前記排出路から排出することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項8】
前記第1シートおよび前記第2シートが前記反転路に搬送されているときに、前記記録手段は第3シートに記録をすることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記第3シートに記録がされた後に、前記第3シートの後に給送された第4シートに記録をしているときに、前記第4シートに前記循環路から搬送された前記第2シートの先端を重ねることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記第2シートに記録がされた後に、第3シートに記録しているときに、前記第3シートに前記循環路から搬送された前記第2シートの先端を重ねることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに両面記録が可能な記録装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、転写手段で画像を転写された後に、シートの進行方向を反転路で反転させて、シートの両面に画像を記録する記録装置が記載されている。この記録装置では、反転路からシートを転写手段に搬送する場合、反転路において先に給送された先行シートとその後に給送された後続シートを互いに逆方向に搬送するすれ違い搬送をさせることができる。このようにすることで、搬送路を長くすること無く、効率よく複数のシートに連続して両面記録を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-43338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された記録装置では、反転路において、先行シートと後続シートが搬送方向で離れた状態から、すれ違う構成となっている。このため、反転路においてシートの搬送に時間がかかり、生産性が低下する虞がある。
【0005】
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、複数のシートに両面記録を行う際の生産性を向上させる記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の記録装置は、シートを給送する給送ローラと、前記給送ローラにより給送されたシートを搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラにより搬送されたシートに記録を行う記録手段と、前記記録手段で記録されたシートの進行方向を反転させる反転路と、前記記録手段で記録されている第1シートに、当該第1シートの次に前記記録手段で記録される第2シートの先端を重ねる制御を実行する制御手段と、を備える記録装置において、前記制御手段は、前記第1シートと前記第2シートの重ね状態を維持して、前記反転路で前記第1シートおよび前記第2シートの進行方向を反転させる制御を実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、複数のシートに両面記録を行う場合の生産性を向上させる記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
記録装置の主要部を説明する図である。
記録装置の搬送路におけるモータおよびセンサの配置を説明するための断面図である。
記録装置の制御系のブロック図である。
連続してシートに記録する場合の順番を示す図である。
記録動作におけるフローチャートである。
重ね準備動作のフローチャートである。
反転・排出動作におけるフローチャートである。
ピックアップされたシートが搬送される様子を示す図である。
シートを重ねて搬送する様子を示す図である。
シートP1とシートP2を反転路で搬送し、さらにシートP3とシートP4を給送路で搬送する様子を示す図である。
シート3とシートP4を反転路102で搬送し、シートP2とシートP1を給送路100で搬送する様子を示す図である。
シートP1とシートP2を排出路で搬送し、シートP3とシートP4を給送路に再度給送する様子を示す図である。
シートを排出する様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、実施形態に記載されている構成部品の寸法や材質や形状やそれらの相対配置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件等により適宜変更され得るものであり、この発明の範囲を以下の実施形態に限定する趣旨ではない。
【0010】
<記録装置>
本発明の記録装置について図1および図2を用いて説明をする。図1は、記録装置の主要部を説明する図である。図2は、搬送路におけるモータおよびセンサの配置を説明するための断面図である。記録装置200は、図1(a)のように直方体の形状をしている。インクタンク30から供給されるインクをシートに吐出して画像を記録するシリアル型のインクジェット方式である。しかし本発明はラインヘッド型のインクジェット記録装置、電子写真方式の記録装置にも適用可能である。なお、「記録」には、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、広くシート上に画像、模様、パターン等を形成する場合も含まれる。また、シートとして紙を想定するが、布、プラスチック・フィルム等であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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