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公開番号
2024113298
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-22
出願番号
2023018182
出願日
2023-02-09
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20240815BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 キャリブレーションの精度低下を抑制し、トナーによる二次転写ローラ汚れを抑制する。
【解決手段】 張架ローラと対向し中間転写ベルトに接触する二次転写部で中間転写ベルトから記録材に現像剤像を二次転写する二次転写ローラと、二次転写ローラを中間転写ベルトと接触する第1位置と第1位置よりも中間転写ベルトから離れた第2位置に移動させる当接離間機構を有し、画像形成動作と、画像形成動作とは異なる動作であって検知部によって反射光を検知する制御動作と、を実行可能であって、検知部によって反射光が検知される中間転写ベルト上に転写された現像剤像の一連のパターンを現像パターンと定義すると、制御部は、制御動作において、中間転写ベルトの表面の移動方向において上流側に位置する現像パターンの一端部が中間転写ベルトの表面の移動によって二次転写部に到達する場合に、二次転写ローラが第2位置に位置するように制御する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
記録材に画像形成をする画像形成動作を実行可能な画像形成装置であって、
トナー像を担持する像担持体と、
前記像担持体の表面を露光して静電潜像を形成する露光部と、
前記像担持体の表面に形成された前記静電潜像に現像剤を供給して現像剤像を形成する現像部材と、
前記像担持体に接触して一次転写部を形成し、前記一次転写部で前記像担持体から現像剤像が一次転写される無端状の中間転写ベルトと、
前記中間転写ベルトを張架する張架ローラと、
前記張架ローラと対向し前記中間転写ベルトに接触して二次転写部を形成し、前記二次転写部で前記中間転写ベルトから記録材に現像剤像を二次転写する二次転写ローラと、
前記二次転写ローラを前記中間転写ベルトと接触する第1位置と前記第1位置よりも前記中間転写ベルトから離れた第2位置に移動させることが可能な当接離間機構と、
前記中間転写ベルトの表面及び前記中間転写ベルト上に転写された前記現像剤像に光を照射する光源と、
前記光源から前記中間転写ベルト又は前記中間転写ベルト上に転写された前記現像剤像に前記光を照射することによって前記中間転写ベルト又は前記中間転写ベルト上に転写された前記現像剤像により反射される反射光を検知する検知部と、
前記張架ローラと対向し前記中間転写ベルトに接触して接触部を形成する接触部材と、
前記画像形成動作と、前記画像形成動作とは異なる動作であって前記検知部によって前記反射光を検知する制御動作と、を実行可能に制御する制御部と、を有し、
前記検知部によって前記反射光が検知される前記中間転写ベルト上に転写された前記現像剤像の一連のパターンを現像パターンと定義すると、前記制御部は、前記制御動作において、前記中間転写ベルトの表面の移動方向において上流側に位置する前記現像パターンの一端部が前記中間転写ベルトの表面の移動によって前記二次転写部に到達する場合に、前記二次転写ローラが前記第2位置に位置するように制御することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記制御動作において、前記反射光を検知した結果に基づいて前記画像形成動作を行う場合における画像形成条件を決定するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記現像パターンの一端部が前記中間転写ベルトの表面の移動によって前記二次転写部に到達する前に、前記当接離間機構によって前記二次転写ローラを前記第1位置から前記第2位置に移動するように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記現像パターンの一端部が前記中間転写ベルトの表面の移動によって前記二次転写部に到達するときに、前記二次転写ローラが前記第2位置に移動させるように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記光源の前記光を点灯開始する第1のタイミングから前記検知部によって前記現像パターンの一端部の前記反射光を検知する第2のタイミングの間に、前記当接離間機構によって前記二次転写ローラを前記第1位置から前記第2位置に移動するように制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記光源の前記光を点灯開始する第1のタイミングと同期して、前記当接離間機構によって前記二次転写ローラを前記第1位置から前記第2位置に移動するように制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記光源の前記光を点灯開始する第1のタイミングよりも早いタイミングで、前記当接離間機構によって前記二次転写ローラを前記第1位置から前記第2位置に移動するように制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記光源は、前記中間転写ベルトの表面の移動方向において、前記一次転写部の下流で、かつ、前記二次転写部よりも上流の領域における前記中間転写ベルトの表面及び前記中間転写ベルト上に転写された前記現像剤像に光を照射するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記接触部材は、前記中間転写ベルトの表面の現像剤をクリーニングするクリーニング部材であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記制御動作の実行時において、前記クリーニング部材で前記現像パターンのクリーニングが完了する前に前記二次転写ローラを第2位置から第1位置に移動させるように制御することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式や静電記録方式を用いたプリンター、複写機、ファクシミリ装置、複合機などの画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式などを用いた画像形成装置では、像担持体上に形成されたトナー像が紙などの記録材上に転写される。像担持体から記録材へのトナー像の転写は、像担持体に当接して転写部(転写ニップ部)を形成する転写ローラなどの転写部材に転写電圧が印加されることで行われることが多い。中間転写方式の画像形成装置では、例えば、第1の像担持体としての感光体上に形成されたトナー像が、第2の像担持体としての中間転写体上に一次転写され、そのトナー像が中間転写体上から紙などの記録材上に二次転写部において二次転写される。中間転写体としては、無端状のベルトで構成された中間転写ベルトが広く用いられている。二次転写されたトナー像は、その後、定着手段により、記録材に永久定着されることにより、カラー画像が形成される。
【0003】
カラーの電子写真方式の画像形成装置においては、例えば温度や湿度といった環境条件の変化により、例えば、感光ドラムの帯電特性等が変化し画質が変化する。そこで、所定枚数の印刷が行われる、あるいは温度や湿度などの環境条件の変化などの状況変化に応じて、画質や色ずれを調整するための制御動作としてのキャリブレーションが行われている。
【0004】
キャリブレーション時に、中間転写体に形成されたトナーパッチは記録材に転写されずに二次転写部を通過することになる。そのため、トナーパッチにより二次転写ローラが汚れてしまう場合があった。
【0005】
特許文献1には、トナーパッチによる二次転写ローラ汚れを抑制するための技術が開示されている。特許文献1においては、キャリブレーショントナーパッチ列の長さを中間転写ベルトの移動方向における最下流側の感光体の位置から二次転写部の位置までの中間転写ベルト長よりも短くなるように構成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2012-027254号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1の構成において、以下のような課題があった。特許文献1は、キャリブレーショントナーパッチ列の長さを短くするか、中間転写ベルト周長を長くする必要がある。トナーパッチ列の長さを短くすると検知精度が低下し、中間転写ベルト周長を長くすると装置が大型化するという課題があった。
【0008】
上記課題を鑑みて、本発明の目的は、キャリブレーションの精度低下を抑制し、トナーによる二次転写ローラ汚れを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
そこで、本発明に係る画像形成装置は、記録材に画像形成をする画像形成動作を実行可能な画像形成装置であって、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体の表面を露光して静電潜像を形成する露光部と、前記像担持体の表面に形成された前記静電潜像に現像剤を供給して現像剤像を形成する現像部材と、前記像担持体に接触して一次転写部を形成し、前記一次転写部で前記像担持体から現像剤像が一次転写される無端状の中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを張架する張架ローラと、前記張架ローラと対向し前記中間転写ベルトに接触して二次転写部を形成し、前記二次転写部で前記中間転写ベルトから記録材に現像剤像を二次転写する二次転写ローラと、前記二次転写ローラを前記中間転写ベルトと接触する第1位置と前記第1位置よりも前記中間転写ベルトから離れた第2位置に移動させることが可能な当接離間機構と、前記中間転写ベルトの表面及び前記中間転写ベルト上に転写された前記現像剤像に光を照射する光源と、前記光源から前記中間転写ベルト又は前記中間転写ベルト上に転写された前記現像剤像に前記光を照射することによって前記中間転写ベルト又は前記中間転写ベルト上に転写された前記現像剤像により反射される反射光を検知する検知部と、前記張架ローラと対向し前記中間転写ベルトに接触して接触部を形成する接触部材と、前記画像形成動作と、前記画像形成動作とは異なる動作であって前記検知部によって前記反射光を検知する制御動作と、を実行可能に制御する制御部と、を有し、前記検知部によって前記反射光が検知される前記中間転写ベルト上に転写された前記現像剤像の一連のパターンを現像パターンと定義すると、前記制御部は、前記制御動作において、前記中間転写ベルトの表面の移動方向において上流側に位置する前記現像パターンの一端部が前記中間転写ベルトの表面の移動によって前記二次転写部に到達する場合に、前記二次転写ローラが前記第2位置に位置するように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、キャリブレーションの精度低下を抑制し、トナーによる二次転写ローラ汚れを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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