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公開番号2024078336
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190836
出願日2022-11-29
発明の名称液体吐出装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20240603BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 液体供給路内の液体を効率よく攪拌する。
【解決手段】 液体を被記録媒体に吐出する液体吐出ヘッドに供給する液体を貯留する液体収容部と、液体収容部と液体吐出ヘッドとを接続し、液体収容部から液体吐出ヘッドへと液体を供給する液体供給路と、液体供給路の少なくとも一部をらせん状に変位させる変位手段と、を備える。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
液体を被記録媒体に吐出する液体吐出ヘッドに供給する液体を貯留する液体収容部と、
前記液体収容部と前記液体吐出ヘッドとを接続し、前記液体収容部から前記液体吐出ヘッドへと液体を供給する液体供給路と、
前記液体供給路の少なくとも一部をらせん状に変位させる変位手段と、を備えることを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記変位手段は前記液体供給路の少なくとも一部をらせん状に巻き取ることにより前記液体供給路の形状を変位させることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記変位手段はらせん状に巻き取った前記液体供給路を繰り出すことが可能であり、前記変位手段から繰り出された前記液体供給路は直線状になることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記変位手段は前記液体吐出装置の所定の位置に固定され、駆動源により前記液体供給路の巻き取りまたは繰り出しを行うことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記変位手段は突起部を備える軸状の部材であり、前記液体供給路が前記突起部に保持された状態で前記軸状の部材を回転させることにより前記軸状の部材に前記液体供給路を巻き付けて前記液体供給路をらせん状に変位させることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記液体吐出ヘッドは第1の方向に移動可能であり、前記変位手段は前記液体吐出ヘッドの移動に伴い前記液体供給路の少なくとも一部をらせん状に変位させることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記変位手段は前記第1の方向と、前記第1の方向と反対の第2の方向と、に移動可能であり、前記変位手段が前記第1の方向に移動することにより前記液体供給路の巻き取りを行い、前記変位手段が前記第2の方向に移動することにより前記液体供給路の繰り出しを行うことを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記液体吐出装置は、前記液体供給路の経路上に設けられ、前記液体収容部から供給される液体を貯留し、貯留した液体を前記液体供給路を介して前記液体吐出ヘッドへと供給する液体貯留部を備え、
前記液体貯留部は前記第1の方向と、前記第1の方向と反対の第2の方向と、に移動可能であり、
前記液体貯留部は前記変位手段を備え、前記変位手段は前記液体貯留部と一体に移動することにより前記液体供給路の巻き取りおよび繰り出しを行うことを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
前記変位手段は前記液体吐出ヘッドに備えられることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項10】
前記変位手段は重力方向と交差する第3の方向を中心として前記液体供給路をらせん状に変位させることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
液体を吐出して記録を行う装置としてインクジェット記録装置が知られており、このような記録装置においては液体を収容する容器と液体を吐出するヘッドとを供給路により接続する構成がある。顔料濃度が高い液体を使用する場合にあっては供給路内において顔料が沈降し、ヘッドから吐出される液体の顔料濃度が望ましくない状態となる場合がある。特許文献1では、インクタンクとヘッドを接続する細管に高低差を設けて配置することにより、ヘッドからインクを排出する際に、細管内において生じた顔料濃度が薄いインク部分により細管内で沈降した顔料を押し出して攪拌する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-89477号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら特許文献1の構成では、ヘッドから排出されるインクにより生じる細管内のインクの流動を利用してインクを攪拌する構成のため、攪拌が不十分となる可能性があった。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、液体供給路内の液体を効率よく攪拌することを目的とする
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る液体吐出装置は、液体を被記録媒体に吐出する液体吐出ヘッドに供給する液体を貯留する液体収容部と、前記液体収容部と前記液体吐出ヘッドとを接続し、前記液体収容部から前記液体吐出ヘッドへと液体を供給する液体供給路と、前記液体供給路の少なくとも一部をらせん状に変位させる変位手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、液体供給路内の液体を効率よく攪拌できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る記録装置の外観を示す図である。
第1実施形態に係る記録装置の概略斜視図である。
第1実施形態に係る記録装置における記録制御系の構成を示すブロック図である。
第1実施形態において記録ヘッドの移動と供給チューブの巻き取りおよび繰り出しの動作の対応の様子を示す模式図である。
第1実施形態においてチューブホルダにより巻き取り、繰り出しが行われる供給チューブの一部を切り出し、供給チューブ内でインクが攪拌される様子を示した模式図である。
第1実施形態におけるインク攪拌処理シーケンスのフローチャートである。
第2実施形態における第1の変形例を示す図である。
第2実施形態における第2の変形例を示す図である。
第2実施形態における第3の変形例を示す図である。
第3実施形態におけるインク攪拌機構の構成を示す模式図である。
第3実施形態における供給チューブの巻き数の変化と位相のずれを示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、添付図面を参照して本開示の第1の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は本開示事項を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせすべてが本開示の解決手段に必須のものとは限らない。尚、同一の構成要素には同一の参照番号を付す。
【0010】
本明細書において、「記録」とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わないものとする。また「記録」とは、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く被記録媒体上に、画像、模様、パターン等を形成、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。「被記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。「インク」(「液体」という場合もある)とは、上記「記録」の定義と同様広く解釈されるべきものである。したがって、被記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または被記録媒体の加工、あるいはインクの処理(例えば、被記録媒体に付与されるインク中の色材の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。「ノズル」とは、特に断らない限り吐出口、吐出口に連通する液路、およびインク吐出に利用されるエネルギを発生する素子を総括したものとする。本明細書では、液体を被記録媒体に吐出する装置としてインクジェット記録装置を例に挙げて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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