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公開番号2024072072
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182686
出願日2022-11-15
発明の名称情報処理装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06T 7/60 20170101AFI20240520BHJP(計算;計数)
要約【課題】三次元コンテンツの確認についてのユーザの利便性、例えば三次元コンテンツの確認を不動産物件の内見に利用した場合のユーザの利便性を向上することのできる技術を提供する。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、現実空間の三次元形状を推定する推定手段と、前記現実空間に対応した三次元空間のデータを取得する取得手段と、前記推定手段によって推定された前記現実空間の三次元形状と、前記取得手段によって取得された前記データが表す前記三次元空間の三次元形状との差異に関する情報を表示するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
現実空間の三次元形状を推定する推定手段と、
前記現実空間に対応した三次元空間のデータを取得する取得手段と、
前記推定手段によって推定された前記現実空間の三次元形状と、前記取得手段によって取得された前記データが表す前記三次元空間の三次元形状との差異に関する情報を表示するように制御する制御手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記現実空間に対して、前記差異に対応する部分を表す三次元グラフィックを表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記推定手段は、Visual SLAMによって前記現実空間の三次元形状を推定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記三次元空間のデータを記憶する記憶手段をさらに有し、
前記取得手段は、前記記憶手段から前記三次元空間のデータを取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
外部装置と通信する通信手段をさらに有し、
前記取得手段は、前記通信手段を用いて前記外部装置から前記三次元空間のデータを取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記三次元空間における特定の部分と、前記現実空間における前記特定の部分に対応する部分とを比較する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
現実空間から複数の特徴点を検出する検出手段と、
前記現実空間に対応した三次元空間のデータを取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記三次元空間のデータに基づいて、前記検出手段によって検出された複数の特徴点から、位置と姿勢の少なくとも一方の推定に使用する特徴点を決定する決定手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】
前記三次元空間のデータは、CAD(Computer Aided Design)データ、またはBIM(Building Information Model)データである
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記三次元空間のデータは、VR画像のデータである
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記決定手段は、前記三次元空間における特定の部分から離れて検出された特徴点を、位置と姿勢の少なくとも一方の推定に使用する特徴点から除外する
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ヘッドマウントディスプレイ(HMD:Head Mounted Display)などの表示装置を用いて、三次元コンテンツを確認することが行われている。三次元コンテンツは、例えば、仮想現実(VR:Virtual Reality)、複合現実(MR:Mixed Reality)、拡張現実(AR:Augmented Reality)などの技術を利用した(利用する)コンテンツである。VRは、CG(Computer Graphics)などによって構成された仮想空間を表示する技術である。MRおよびARは、現実空間の映像と仮想空間の画像とを重ね合わせて表示する技術である。三次元コンテンツに関する技術は、特許文献1~6、および非特許文献1~5に開示されている。
【0003】
三次元コンテンツを確認する技術は、例えば、不動産業界における物件(不動産物件)の内見に利用されている。不動産物件(部屋)の内見にVRを利用することによって、ユーザは、現地に行かなくても、自宅や店舗でHMDを装着し、不動産物件を模した仮想空間を確認することができる(VR内見)。また、不動産物件の内見にARを利用することによって、ユーザは、現地でHMDを装着し、家具などを模した三次元グラフィックを現実空間に配置した(重ねた)映像を確認することができる(AR内見)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、三次元コンテンツの確認についてのユーザの利便性、例えば三次元コンテンツの確認を不動産物件の内見に利用した場合のユーザの利便性を向上することのできる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の態様は、現実空間の三次元形状を推定する推定手段と、前記現実空間に対応した三次元空間のデータを取得する取得手段と、前記推定手段によって推定された前記現実空間の三次元形状と、前記取得手段によって取得された前記データが表す前記三次元空間の三次元形状との差異に関する情報を表示するように制御する制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置である。
【0006】
本発明の第2の態様は、現実空間から複数の特徴点を検出する検出手段と、前記現実空間に対応した三次元空間のデータを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記三次元空間のデータに基づいて、前記検出手段によって検出された複数の特徴点から、位置と姿勢の少なくとも一方の推定に使用する特徴点を決定する決定手段とを有することを特徴とする情報処理装置である。
【0007】
本発明の第3の態様は、現実空間の三次元形状を推定する推定手段と、前記現実空間に対応した三次元空間のデータを取得する第1取得手段と、前記三次元空間に対応する環境音情報を記憶手段に記録する記録手段と、前記現実空間において集音された環境音の情報を取得する第2取得手段と、前記推定手段によって推定された前記現実空間の三次元形状と、前記第1取得手段によって取得された前記データが表す前記三次元空間の三次元形状との差異がある場合に、前記現実空間において集音された前記環境音が反映された環境音情報に、前記記憶手段が記憶している前記環境音情報を更新する更新手段とを有すること
を特徴とする情報処理装置である。
【0008】
本発明の第4の態様は、現実空間に対して仮想オブジェクトを表示するように制御する制御手段と、前記現実空間に対応する環境音情報を記憶手段に記録する記録手段と、前記仮想オブジェクトの配置が変更された場合に、当該変更が反映された環境音情報に、前記記憶手段が記憶している前記環境音情報を更新する更新手段とを有することを特徴とする情報処理装置である。
【0009】
本発明の第5の態様は、現実空間に対応した三次元空間のデータを取得する取得手段と、前記現実空間の三次元形状を推定する推定手段と、制御手段とを有し、前記制御手段は、前記取得手段によって取得された前記データに基づいて前記三次元空間を表示するように制御し、表示された前記三次元空間に対して仮想オブジェクトを表示するように制御し、前記推定手段によって推定された前記現実空間の三次元形状と、表示された前記仮想オブジェクトとに基づいて、前記三次元空間に対する前記仮想オブジェクトの配置にしたがって前記現実空間に対して前記仮想オブジェクトを配置した際に前記仮想オブジェクトが前記現実空間における特定の部分に重なる場合に、所定の通知を行うように制御することを特徴とする情報処理装置である。
【0010】
本発明の第6の態様は、現実空間に対応した三次元空間のデータを取得する取得手段と、前記現実空間の三次元形状を推定する推定手段と、制御手段とを有し、前記制御手段は、前記取得手段によって取得された前記データに基づいて、前記三次元空間を、前記三次元空間内をユーザが移動可能に表示するように制御し、前記推定手段によって推定された前記現実空間の三次元形状、および前記三次元空間内での前記ユーザの動線に基づいて、前記三次元空間内での前記ユーザの動線にしたがって前記現実空間内を前記ユーザが移動する際に前記ユーザから前記現実空間における特定の部分までの距離が閾値よりも短くなる場合に、所定の通知を行うように制御することを特徴とする情報処理装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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