TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024072064
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182675
出願日2022-11-15
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 21/20 20060101AFI20240520BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】中間転写ベルト21表面のトナーを飛散させることなく、中間転写ベルト21の昇温を抑制できる構成を提供する。
【解決手段】中間転写ベルト21は、第1ローラ251、第2ローラ252及び二次転写内ローラ23を含む複数の張架ローラにより張架されている。複数の張架ローラは、フレーム26に支持されている。冷却ファン27は、フレーム26に支持されており、中間転写ベルト21の内側に配置されている。また、冷却ファン27は、冷却ファン27により発生する気流の方向に関して、冷却ファン27の排気口27aと対向する中間転写ベルト21の内周面212aと排気口27aとの距離Aが、冷却ファン27の吸気口27bと対向する中間転写ベルト21の内周面213aと吸気口27bとの距離B以上となるように配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
外周面にトナー像を担持して回転可能な無端状のベルトと、
前記ベルトを張架する複数の張架部材と、
前記張架部材を支持するフレームと、
前記フレームに支持され、前記ベルトの内側に配置されたファンと、を備え、
前記ファンは、前記ファンにより発生する気流の方向に関して、前記ファンの排気口と対向する前記ベルトの内周面と前記排気口との距離が、前記ファンの吸気口と対向する前記ベルトの内周面と前記吸気口との距離以上となるように配置されている
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記ファンは、前記気流の方向に関して、前記排気口と対向する前記ベルトの内周面と前記排気口との距離が、前記吸気口と対向する前記ベルトの内周面と前記吸気口との距離よりも長くなるように配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
トナー像を担持して回転可能な像担持体と、
一次転写部において、前記像担持体から前記ベルトにトナー像を一次転写させる一次転写部材と、
二次転写部において、前記ベルトから記録材にトナー像を二次転写させる二次転写部材と、を更に備え、
前記吸気口と対向する前記ベルトの内周面は、前記ベルトの回転方向に関して、前記二次転写部の下流で、且つ、前記一次転写部の上流の範囲である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記ベルトの内周面の前記範囲に接触する金属ローラを更に備えた
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
記録材の搬送方向に関して前記二次転写部の下流に配置され、前記二次転写部で記録材に転写されたトナー像を加熱して記録材に定着させる定着装置を更に備えた
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
トナー像を担持して回転可能な像担持体と、
一次転写部において、前記像担持体から前記ベルトにトナー像を一次転写させる一次転写部材と、
二次転写部において、前記ベルトから記録材にトナー像を二次転写させる二次転写部材と、を更に備え、
前記排気口と対向する前記ベルトの内周面は、前記ベルトの回転方向に関して、前記二次転写部の下流で、且つ、前記一次転写部の上流の範囲である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
記録材の搬送方向に関して前記二次転写部の下流に配置され、前記二次転写部で記録材に転写されたトナー像を加熱して記録材に定着させる定着装置を更に備えた
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記フレームに支持され、前記気流の方向に関して、前記吸気口と対向する前記ベルトの内周面と前記吸気口との間に配置された発熱体を更に備えた
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記フレームに支持され、前記気流の方向に関して、前記排気口と対向する前記ベルトの内周面と前記排気口との間に配置された発熱体を更に備えた
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記ファンは、軸流ファンである
ことを特徴とする請求項1ないし9の何れか1項に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複数の機能を有する複合機などの画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置として、感光ドラムから中間転写ベルトにトナー像を一次転写部にて一次転写し、更に中間転写ベルトから記録材にトナー像を二次転写部にて二次転写する構成が従来から知られている。記録材に転写されたトナー像は、定着装置により加熱されることで記録材に定着される。このような構成において、中間転写ベルトは、一度、定着装置を通過した記録材が二次転写部を通過することで加熱されたり、定着装置の輻射熱によって加熱される場合がある。
【0003】
中間転写ベルトが加熱されると、中間転写ベルト上のトナーが溶融して、中間転写ベルトに固着する可能性がある。また、中間転写ベルトから感光ドラムに伝熱してしまい、感光ドラムや現像器などの画像形成部が過熱状態となる可能性もある。
【0004】
これに対し、中間転写ベルトを冷却する構成が提案されている(特許文献1)。特許文献1では、中間転写ベルトの外部に冷却ファンを設け、ベルトの外周面(トナーが載る面)に対してエアフローを形成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-28563号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1のように中間転写ベルトの外部から、中間転写ベルト表面に対してエアフローを形成する構成では、ベルト表面のトナーを飛散させてしまい、画像形成装置本体内を汚染してしまう可能性がある。
【0007】
本発明は、ベルト表面のトナーを飛散させることなく、ベルトの昇温を抑制できる構成を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の画像形成装置は、外周面にトナー像を担持して回転可能な無端状のベルトと、前記ベルトを張架する複数の張架部材と、前記張架部材を支持するフレームと、前記フレームに支持され、前記ベルトの内側に配置されたファンと、を備え、前記ファンは、前記ファンにより発生する気流の方向に関して、前記ファンの排気口と対向する前記ベルトの内周面と前記排気口との距離が、前記ファンの吸気口と対向する前記ベルトの内周面と前記吸気口との距離以上となるように配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ベルト表面のトナーを飛散させることなく、ベルトの昇温を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態の画像形成装置の概略構成断面図。
第1の実施形態の中間転写装置の概略構成断面図。
第2の実施形態の中間転写装置の概略構成断面図。
第3の実施形態の中間転写装置の概略構成断面図。
第4の実施形態の中間転写装置の概略構成断面図。
第5の実施形態の中間転写装置の概略構成断面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
枠部材
2日前
キヤノン株式会社
電子機器
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
検品システム
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
17日前
キヤノン株式会社
基板処理装置
17日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
17日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
17日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
17日前
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッド
17日前
キヤノン株式会社
被認証装置及び方法
9日前
キヤノン株式会社
検査装置及び検査方法
2日前
キヤノン株式会社
定着部材及び定着装置
17日前
キヤノン株式会社
学習装置および学習方法
4日前
キヤノン株式会社
管理システムおよび方法
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置および撮像方法
1日前
キヤノン株式会社
画像処理装置及び学習装置
3日前
キヤノン株式会社
シート供給装置及び記録装置
4日前
キヤノン株式会社
ズームレンズおよび撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
シート供給装置及び記録装置
4日前
キヤノン株式会社
推論装置およびその制御方法
8日前
キヤノン株式会社
ズームレンズおよび撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置およびその制御方法
8日前
キヤノン株式会社
アクセサリ装置および制御方法
3日前
続きを見る