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公開番号2024080611
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2023182807
出願日2023-10-24
発明の名称光学機器
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03B 17/14 20210101AFI20240606BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】波長フィルタの挿抜や種類に応じた光学性能の低下を抑える。
【解決手段】光学機器200は、光学系101により形成される被写体像を撮像素子202により撮像する際に撮像素子に入射する撮像光の波長を制御する波長フィルタ201の挿抜が可能である場合に、撮像に関する処理を行う処理手段203,208と、該処理に用いられる光学系の光学情報であって、波長フィルタの挿抜および種類のうち少なくとも一方に応じた撮像光の波長に対応する光学情報を取得する取得手段208とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光学系により形成される被写体像を撮像素子により撮像する際に前記撮像素子に入射する撮像光の波長を制御する波長フィルタの挿抜が可能である場合に、撮像に関する処理を行う処理手段と、
前記処理に用いられる前記光学系の光学情報であって、前記波長フィルタの挿抜および種類のうち少なくとも一方に応じた前記撮像光の波長に対応する光学情報を取得する取得手段とを有することを特徴とする光学機器。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記取得手段は、
前記波長フィルタの挿抜および種類のうち少なくとも一方に応じた特定波長をユーザに選択させ、
前記特定波長に対応する前記光学情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項3】
前記取得手段は、前記波長フィルタの挿抜および種類のうち少なくとも一方に応じて前記特定波長としてユーザが選択可能な波長をユーザに対して表示することを特徴とする請求項2に記載の光学機器。
【請求項4】
前記取得手段は、
前記波長フィルタの挿抜および種類のうち少なくとも一方を判定した結果に応じた特定波長を設定し、
前記特定波長に対応する前記光学情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項5】
前記取得手段は、
前記波長フィルタの挿抜および種類のうち少なくとも一方に応じた前記撮像光の主波長を前記撮像素子の出力から判定し、
前記主波長に対応する前記光学情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項6】
前記光学機器は、前記撮像光学系の結像位置を調整するフォーカス手段を有し、
前記光学情報は、前記フォーカス手段の駆動の制御に使用されることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項7】
前記光学機器は、前記撮像光学系に加わる動きによる像振れを補正する防振手段を有し、
前記光学情報は、前記防振手段の駆動の制御に使用されることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項8】
前記光学機器は、前記撮像素子に入射する光量を調整する絞りを有し、
前記光学情報は、前記絞りの駆動の制御に使用されることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項9】
前記波長フィルタが赤外カットフィルタであることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項10】
前記波長フィルタがバンドパスフィルタであることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ装置や撮像装置等の光学機器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
撮像光の波長を制御する波長フィルタを挿抜可能な光学機器では、波長フィルタを挿入することで赤外光等の狭帯域光を撮像したり、波長フィルタを抜き取ることで可視光と赤外光等を含む広帯域光を撮像したりすることができる。
【0003】
特許文献1には、赤外カットフィルタとクリアガラスを選択的に挿抜でき、赤外カットフィルタの挿入時にクリアガラスの挿入時との光路長の差を補正するための補正データを用いてフランジバック調整レンズを変位させる光学機器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-162757号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、広帯域光の撮像時に狭帯域光の撮像に最適化された光学情報(フォーカスレンズや防振レンズの敏感度情報等)を利用すると、光学性能が低下して良好な撮像画像が得られないおそれがある。
【0006】
本発明は、波長フィルタの挿抜や種類に応じた光学性能の低下を抑えることができるようにした光学機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての光学機器は、光学系により形成される被写体像を撮像素子により撮像する際に撮像素子に入射する撮像光の波長を制御する波長フィルタの挿抜が可能である場合に、撮像に関する処理を行う処理手段と、該処理に用いられる光学系の光学情報であって、波長フィルタの挿抜および種類のうち少なくとも一方に応じた撮像光の波長に対応する光学情報を取得する取得手段とを有することを特徴とする。
【0008】
また本発明の他の一側面としての光学機器の制御方法は、光学系により形成される被写体像を撮像素子により撮像する際に撮像素子に入射する撮像光の波長を制御する波長フィルタの挿抜が可能である場合に、撮像に関する処理を行うステップと、該処理に用いられる光学系の光学情報として、波長フィルタの挿抜および種類のうち少なくとも一方に応じた撮像光の波長に対応する光学情報を取得するステップとを有することを特徴とする。なお、コンピュータに上記制御方法に従う処理を実行させるプログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、波長フィルタの挿抜や種類に応じた光学性能の低下を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例であるレンズ交換式カメラシステムの構成を示す図。
実施例における分光感度特性を示す図。
実施例1における光学情報取得処理を示すフローチャート。
実施例2における光学情報取得処理を示すフローチャート。
実施例3における光学情報取得処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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