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公開番号2024081526
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-18
出願番号2022195210
出願日2022-12-06
発明の名称加熱装置及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20240611BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】スイッチ素子の制御端子に電流を供給するコンデンサの電荷を、簡易的な手段で、安全に、かつ、他動作に影響しないように放電すること。
【解決手段】ヒータ54と、双方向サイリスタ56と、コンデンサ111と、リレー130と、双方向サイリスタ56とリレー130を制御するCPU94と、を備え、CPU94は、リレー130をオン状態からオフ状態にしたとき(t10)、オフ状態にした後で(t11)所定時間(t2)、双方向サイリスタ56を導通状態とし(iv)、コンデンサ111の電荷を放電させる(v)。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
交流電源から供給された電力により発熱する発熱体と、
導通状態となって前記交流電源から前記発熱体に前記電力を供給し、非導通状態となって前記電力の供給を遮断するスイッチ素子と、
前記スイッチ素子の制御端子に電流を供給するコンデンサと、
前記交流電源と前記スイッチ素子との間に接続され、オン状態で前記電力を前記スイッチ素子に供給し、オフ状態で前記電力の前記スイッチ素子への供給を遮断する接続手段と、
前記接続手段を制御するとともに、前記コンデンサから前記制御端子への電流の供給を制御することで前記スイッチ素子を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記接続手段を前記オン状態から前記オフ状態にしたとき、前記オフ状態にした後で所定時間、前記スイッチ素子を前記導通状態とし、前記コンデンサの電荷を放電させることを特徴とする加熱装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記交流電源に前記接続手段を介して接続され、前記交流電源の交流電圧の周期に応じたハイレベル又はローレベルの信号を出力するゼロクロス検知手段を備え、
前記所定時間を第1時間としたとき、
前記制御手段は、前記信号のレベルが、前記接続手段を前記オフ状態にしてから第2時間維持された場合に、前記スイッチ素子を前記導通状態とすることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記交流電圧の周期とは異なるタイミングで前記信号のレベルが切り替わり第3時間維持された場合に、前記接続手段を前記オフ状態にすることを特徴とする請求項2に記載の加熱装置。
【請求項4】
前記発熱体の温度を検知する温度検知手段を備え、
前記制御手段は、前記コンデンサの電荷を放電させるために前記スイッチ素子を前記導通状態としている間に、前記温度検知手段の検知結果に基づいて前記発熱体の温度の変化が所定温度以上となった場合に、前記スイッチ素子を前記非導通状態にすることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記コンデンサの電荷を放電させるために前記スイッチ素子を前記導通状態としている間に、前記温度検知手段の検知結果に基づいて前記発熱体の温度の変化が前記所定温度以上となった場合に、前記接続手段が故障したと判断することを特徴とする請求項4に記載の加熱装置。
【請求項6】
前記接続手段は、リレーであることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の加熱装置。
【請求項7】
記録材に画像を形成する画像形成手段と、
請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の加熱装置であって、前記画像形成手段により形成された未定着のトナー像を定着させる前記加熱装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
記録材に画像を形成する画像形成手段と、
請求項1又は請求項2に記載の加熱装置であって、前記画像形成手段により形成された未定着のトナー像を定着させる前記加熱装置と、
電源をオフする電源スイッチと、
を備え、
前記制御手段は、前記電源スイッチがオフされたことに応じて、前記接続手段を前記オフ状態にすることを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
画像形成を行う第1状態と、前記第1状態よりも消費する電力が低い第2状態と、で動作することが可能である画像形成装置であって、
記録材に画像を形成する画像形成手段と、
請求項1に記載の加熱装置であって、前記画像形成手段により形成された未定着のトナー像を定着させる前記加熱装置と、
を備え、
前記制御手段は、前記第1状態から前記第2状態へ遷移したことに応じて、前記接続手段を前記オフ状態にすることを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記第2状態から前記第1状態へ復帰することに応じて、前記接続手段を前記オン状態にするとともに、前記スイッチ素子を前記非導通状態とすることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱装置及び画像形成装置に関し、例えば、複写機やレーザプリンタ等の画像形成装置に搭載される、像加熱定着装置への電力供給を制御する回路に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、双方向サイリスタ(以下、トライアックという。)への電力供給を制御して、交流電源から負荷へ電力を供給する回路がある。このような回路において、交流電源の交流電圧から生成した直流電圧によってトライアックのゲートに電流を流し、電力供給を制御する技術として、例えば特許文献1のような構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-184019号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術のような、交流電圧から生成した直流電圧源から、ゲート電流を流してトライアックを制御するような回路では、直流電源であるコンデンサに充電された電荷が、装置の電源をオフした後も長時間残る。コンデンサに残った電荷は、外来ノイズが発生したときに、意図しないヒータへの電力供給や、修理などにおける回路基板の交換時に周囲部品に放電して静電破壊を引き起こすおそれがある。
【0005】
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、スイッチ素子の制御端子に電流を供給するコンデンサの電荷を、簡易的な手段で、安全に、かつ、他動作に影響しないように放電することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
【0007】
(1)交流電源から供給された電力により発熱する発熱体と、導通状態となって前記交流電源から前記発熱体に前記電力を供給し、非導通状態となって前記電力の供給を遮断するスイッチ素子と、前記スイッチ素子の制御端子に電流を供給するコンデンサと、前記交流電源と前記スイッチ素子との間に接続され、オン状態で前記電力を前記スイッチ素子に供給し、オフ状態で前記電力の前記スイッチ素子への供給を遮断する接続手段と、前記接続手段を制御するとともに、前記コンデンサから前記制御端子への電流の供給を制御することで前記スイッチ素子を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記接続手段を前記オン状態から前記オフ状態にしたとき、前記オフ状態にした後で所定時間、前記スイッチ素子を前記導通状態とし、前記コンデンサの電荷を放電させることを特徴とする加熱装置。
【0008】
(2)記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記(1)に記載の加熱装置であって、前記画像形成手段により形成された未定着のトナー像を定着させる前記加熱装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
【0009】
(3)記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記(1)に記載の加熱装置であって、前記画像形成手段により形成された未定着のトナー像を定着させる前記加熱装置と、前記画像形成装置の電源をオフする電源スイッチと、を備え、前記制御手段は、前記電源スイッチがオフされたことに応じて、前記接続手段を前記オフ状態にすることを特徴とする画像形成装置。
【0010】
(4)画像形成を行う第1状態と、前記第1状態よりも消費する電力が低い第2状態と、で動作することが可能である画像形成装置であって、記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記(1)に記載の加熱装置であって、前記画像形成手段により形成された未定着のトナー像を定着させる前記加熱装置と、を備え、前記制御手段は、前記第1状態から前記第2状態へ遷移したことに応じて、前記接続手段を前記オフ状態にすることを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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