TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024069238
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2024023793,2019176246
出願日2024-02-20,2019-09-26
発明の名称包装材料およびパウチ
出願人大日本印刷株式会社
代理人弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類B32B 15/08 20060101AFI20240514BHJP(積層体)
要約【課題】見栄えを高めることができ、かつピンホールの発生を抑制できるパウチを提供する。
【解決手段】本発明の一の態様によれば、二軸延伸プラスチックフィルム31と、金属箔層32と、シーラントフィルム33とをこの順に備える包装材料30であって、二軸延伸プラスチックフィルム31が、ポリエステルを主成分とし、シーラントフィルム33が、ポリプロピレンを主成分とし、包装材料30中に二軸延伸プラスチックフィルム31は1枚のみであり、25℃の環境下で測定したときの包装材料30の一方向のヤング率が、3600MPa以上であり、25℃の環境下で測定したときの包装材料30の突き刺し強度が、15.0N以上である、包装材料30が提供される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
二軸延伸プラスチックフィルムと、印刷層と、金属箔層と、シーラントフィルムとをこの順に備える包装材料であって、
前記二軸延伸プラスチックフィルムが、ポリエステルを主成分とし、
前記シーラントフィルムが、ポリプロピレンを主成分とし、かつプロピレン・エチレンブロック共重合体を含み、
前記包装材料中に二軸延伸プラスチックフィルムは1枚のみであり、
25℃の環境下で測定したときの前記包装材料の一方向のヤング率が、3600MPa以上3915MPa以下である、包装材料。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記シーラントフィルムの前記一方向における引張伸度(%)と厚さ(μm)の積が、30000以上50000以下である、請求項1に記載の包装材料。
【請求項3】
前記シーラントフィルムの前記一方向と直交する方向における引張伸度(%)と厚さ(μm)の積が、45000以上55000以下である、請求項1または2に記載の包装材料。
【請求項4】
前記二軸延伸プラスチックフィルムが二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムである、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の包装材料。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれか一項に記載の包装材料を含む、パウチ。
【請求項6】
前記パウチに内容物が収容されている、請求項5に記載のパウチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装材料およびパウチに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、調理済あるいは半調理済の液体、粘体あるいは液体と固体とが混在する内容物を
、プラスチック製の包装材料から構成されたパウチに充填密封したものが多く市場に出回
っている。パウチにおいては、包装材料同士が接合されていない非シール部が、内容物が
収容される収容部を構成しており、また包装材料同士が接合されているシール部が、収容
部を密封している(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6157767号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現在、パウチにおいては、購買意欲を高めるために、パウチの見栄えを高めることが求
められている。しかしながら、パウチを構成する包装材料のヤング率が小さい場合、加熱
殺菌処理(ボイル処理)や加熱加圧殺菌処理(レトルト処理)を行うと、パウチに皺が発
生することがあり、パウチの見栄えが損なわれるおそれがある。
【0005】
また、輸送時の振動で、箱詰めされた段ボールの表面とパウチが擦れたり、あるいはパ
ウチの角部同士が擦れたりして、パウチを構成する包装材料にピンホールが発生する場合
がある。パウチにピンホールが発生してしまうと、内容物の保存性が損なわれるおそれが
あるので、ピンホールの発生を抑制することが求められている。
【0006】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものである。すなわち、見栄えを高める
ことができ、かつピンホールの発生を抑制できる包装材料、およびこれを備えるパウチを
提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下の発明を含む。
[1]二軸延伸プラスチックフィルムと、金属箔層と、シーラントフィルムとをこの順に備
える包装材料であって、前記二軸延伸プラスチックフィルムが、ポリエステルを主成分と
し、前記シーラントフィルムが、ポリプロピレンを主成分とし、前記包装材料中に二軸延
伸プラスチックフィルムは1枚のみであり、25℃の環境下で測定したときの前記包装材
料の一方向のヤング率が、3600MPa以上であり、25℃の環境下で測定したときの
前記包装材料の突き刺し強度が、15.0N以上である、包装材料。
【0008】
[2]前記シーラントフィルムの前記一方向における引張伸度(%)と厚さ(μm)の積が
、30000以上50000以下である、上記[1]に記載の包装材料。
【0009】
[3]前記シーラントフィルムの前記一方向と直交する方向における引張伸度(%)と厚さ
(μm)の積が、45000以上55000以下である、上記[1]または[2]に記載の包
装材料。
【0010】
[4]前記シーラントフィルムが、プロピレン・エチレンブロック共重合体を含む、上記[
1]ないし[3]のいずれか一項に記載の包装材料。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

東レ株式会社
積層体
13日前
東レ株式会社
積層体
9か月前
東レ株式会社
積層体
5日前
東ソー株式会社
積層体
8か月前
ユニチカ株式会社
シート
9か月前
東レ株式会社
積層不織布
8か月前
東レ株式会社
多層成形品
1か月前
東レ株式会社
積層フィルム
2か月前
東レ株式会社
積層フィルム
6か月前
東レ株式会社
積層フィルム
8か月前
東レ株式会社
積層フィルム
1か月前
個人
生地
2か月前
三菱ケミカル株式会社
積層体
3か月前
東洋紡株式会社
離型フィルム
1か月前
東ソー株式会社
多層フィルム
4か月前
三菱ケミカル株式会社
積層体
3か月前
東洋紡株式会社
離型フィルム
1か月前
セーレン株式会社
導電性編物
2か月前
三菱ケミカル株式会社
積層体
2か月前
三菱ケミカル株式会社
積層体
3か月前
セーレン株式会社
調湿性布帛
10か月前
三菱瓦斯化学株式会社
複合材料
9か月前
東ソー株式会社
易開封性積層体
8か月前
平岡織染株式会社
複合体シート
8か月前
東レ株式会社
多層積層フィルム
8か月前
東ソー株式会社
易開封性積層体
8か月前
三菱製紙株式会社
離型フィルム
1か月前
三菱製紙株式会社
離型フィルム
8か月前
株式会社カネカ
ポリイミド積層体
27日前
株式会社 スワコー
光学フィルム
1か月前
株式会社カネカ
ポリイミド積層体
1か月前
三洋化成工業株式会社
複層硬化膜
1か月前
株式会社エフコンサルタント
面材
1か月前
三菱製紙株式会社
セロハン積層体
9か月前
三菱製紙株式会社
シートパレット
8か月前
株式会社精工技研
撥水面構造
9か月前
続きを見る