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公開番号2023146405
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-12
出願番号2022053565
出願日2022-03-29
発明の名称易開封性積層体
出願人東ソー株式会社
代理人
主分類B32B 27/00 20060101AFI20231004BHJP(積層体)
要約【課題】 ガスバリア性、接着性、易開封性に優れた積層体を提供する。
【解決手段】 少なくとも基材層と基材層側から隣接してなる(C)層/(B)層/(A)層を含む積層体であって、(A)層がポリオレフィン(a)、(B)層が(i)~(ii)を満たすエチレン・ビニルエステル共重合体ケン化物(b)、(C)層が(iii)~(iv)を満たすエチレン・ビニルアルコール共重合体(c)から構成され、(v)~(vi)を満たす、易開封性積層体を用いる。
(i)ケン化処理前のビニルエステル含量が35重量%以上85重量%以下
(ii)ケン化度が10重量%以上80重量%未満
(iii)エチレン含量C2が50mol%以下
(iv)ケン化度が80重量%以上
(v)(A)層の厚みが1μm以上15μm以下
(vi)(A)層と(B)層の接着強度が0.1N/15mm以上3.0N/15mm以下
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも基材層と、基材層側から隣接してなる(C)層/(B)層/(A)層を含む積層体であって、(A)層がポリオレフィン(a)、(B)層が(i)~(ii)を満たすエチレン・ビニルエステル共重合体ケン化物(b)、(C)層が(iii)~(iv)を満たすエチレン・ビニルアルコール共重合体(c)から構成され、(v)~(vi)を満たす、易開封性積層体。
(i)ケン化処理前のビニルエステル含量が35重量%以上85重量%以下
(ii)ケン化度が10重量%以上80重量%未満
(iii)エチレン含量C

が50mol%以下
(iv)ケン化度が80重量%以上
(v)(A)層の厚みが1μm以上15μm以下
(vi)(A)層と(B)層の接着強度が0.1N/15mm以上3.0N/15mm以下
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
エチレン・ビニルエステル共重合体ケン化物(b)のケン化処理前のビニルエステル含量が45重量%以上、80重量%以下である、請求項1に記載の易開封性積層体。
【請求項3】
エチレン・ビニルエステル共重合体ケン化物(b)のケン化度が20重量%以上50重量%以下である、請求項1又は2のいずれか一項に記載の易開封性積層体。
【請求項4】
エチレン・ビニルエステル共重合体ケン化物(b)のJIS6924-1(1997年)により測定したメルトマスフローレート(MFR
ADD
)が1.0g/10分以上10.0g/10分以下である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の易開封性積層体。
【請求項5】
ポリオレフィン(a)が(vii)~(ix)を満たす、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の易開封性積層体。
(vii)JIS K6922-1(1997年)により測定したメルトマスフローレート(MFR
PO
)が1.0g/10分以上10.0g/10分以下
(viii)温度190℃、引取速度10m/分で測定した溶融張力(MS
PO
)が3mN以上50mN以下
(ix)MFR
PO
(g/10分)とMS
PO
(mN)の積MFR
PO
×MS
PO
が70以上250以下
【請求項6】
ポリオレフィン(a)がエチレン・α-オレフィン共重合体及び/又は高圧法低密度ポリエチレンを含む、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の押出ラミネートフィルム。
【請求項7】
エチレン・ビニルアルコール共重合体(c)のC

(mol%)とISO1183-3により測定した20℃における密度D
EVOH
(kg/m

)が下式(1)を満たす、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の押出ラミネートフィルム。

EVOH
<-4.265×C

+1325 (1)
【請求項8】
(B)層を構成するエチレン・ビニルエステル共重合体ケン化物(b)が粘着付与剤を含み、該粘着付与剤の含有割合が、エチレン・ビニルエステル共重合体ケン化物(b)100重量部に対して、1重量部以上30重量部以下である、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の易開封性積層体。
【請求項9】
粘着付与剤が、石油樹脂、テルペン系樹脂及びロジン系樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項8に記載の易開封性積層体。
【請求項10】
基材層と(C)層の間に、さらに(E)層/(D)層を含み、(E)層が基材層と隣接し、(D)層が(C)層と隣接し、(E)層がポリオレフィン(e)、(D)層がエチレン・ビニルエステル共重合体ケン化物(d)から構成される、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の易開封性積層体
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、易開封性積層体に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
食品や飲料、医薬品などの熱可塑性樹脂を素材とした包装材料として、内容物劣化の防止を目的に、ガスバリア性、保香性、耐溶剤性などに優れるエチレン・ビニルアルコール共重合体(以下、EVOHと略すことがある)が、種々の用途で使用され、ポリエチレン系樹脂、酸変性ポリオレフィン、EVOHを共押出したフィルムや積層体(例えば、特許文献1参照)などが生産されている。
【0003】
しかし、このようなフィルムや積層体は、容器の蓋材などに要求される易開封性(イージピール性)を有していない。そのため、蓋材のシール層にいわゆるイージーピール樹脂を用いる必要があり、コストに劣っていた。
【0004】
このような背景から、従来よりガスバリア性、接着性、易開封性に優れる積層体が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開1992-234645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記のような状況を鑑みなされたものであって、優れたガスバリア性、接着性、易開封性を示す積層体を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、特定の積層体が優れたガスバリア性、接着性、易開封性を示すことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
本発明の各態様は、以下に示す[1]~[11]である。
[1] 少なくとも基材層と、基材層側から隣接してなる(C)層/(B)層/(A)層を含む積層体であって、(A)層がポリオレフィン(a)、(B)層が(i)~(ii)を満たすエチレン・ビニルエステル共重合体ケン化物(b)、(C)層が(iii)~(iv)を満たすエチレン・ビニルアルコール共重合体(c)から構成され、(v)~(vi)を満たす、易開封性積層体。
【0009】
(i)ケン化処理前のビニルエステル含量が35重量%以上85重量%以下
(ii)ケン化度が10重量%以上80重量%未満
(iii)エチレン含量C

が50mol%以下
(iv)ケン化度が80重量%以上
(v)(A)層の厚みが1μm以上15μm以下
(vi)(A)層と(B)層の接着強度が0.1N/15mm以上3.0N/15mm以下
[2] エチレン・ビニルエステル共重合体ケン化物(b)のケン化処理前のビニルエステル含量が45重量%以上、80重量%以下である、上記[1]に記載の易開封性積層体。
[3] エチレン・ビニルエステル共重合体ケン化物(b)のケン化度が20重量%以上50重量%以下である、上記[1]又は[2]のいずれか一項に記載の易開封性積層体。
[4] エチレン・ビニルエステル共重合体ケン化物(b)のJIS6924-1(1997年)により測定したメルトマスフローレート(MFR
ADD
)が1.0g/10分以上10.0g/10分以下である、上記[1]乃至[3]のいずれか一項に記載の易開封性積層体。
[5] ポリオレフィン(a)が(vii)~(ix)を満たす、上記[1]乃至[4]のいずれか一項に記載の易開封性積層体。
【0010】
(vii)JIS K6922-1(1997年)により測定したメルトマスフローレート(MFR
PO
)が1.0g/10分以上10.0g/10分以下
(viii)温度190℃、引取速度10m/分で測定した溶融張力(MS
PO
)が3mN以上50mN以下
(ix)MFR
PO
(g/10分)とMS
PO
(mN)の積MFR
PO
×MS
PO
が70以上250以下
[6] ポリオレフィン(a)がエチレン・α-オレフィン共重合体及び/又は高圧法低密度ポリエチレンを含む、上記[1]乃至[5]のいずれか一項に記載の押出ラミネートフィルム。
[7] エチレン・ビニルアルコール共重合体(c)のC

(mol%)とISO1183-3により測定した20℃における密度D
EVOH
(kg/m

)が下式(1)を満たす、上記[1]乃至[6]のいずれか一項に記載の押出ラミネートフィルム。
(【0011】以降は省略されています)

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