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公開番号2023146408
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-12
出願番号2022053568
出願日2022-03-29
発明の名称積層体
出願人東ソー株式会社
代理人
主分類B32B 23/04 20060101AFI20231004BHJP(積層体)
要約【課題】 ガスバリア性、接着性、二次加工性に優れた積層体を提供する。
【解決手段】 少なくとも基材層と基材層側から隣接してなる(C)層/(B)層/(A)層を含む積層体であって、基材層が(i)~(ii)を満たす複合基材(S)、(A)層がポリオレフィン(a)、(B)層が接着性樹脂(b)、(C)層が(iii)を満たすエチレン・ビニルアルコール共重合体(c)から構成されることを特徴とする積層体を用いる。
(i)セルロース系材料と熱可塑性樹脂を含む
(ii)セルロース系材料の含有率が25重量%以上75重量%以下
(iii)エチレン含量C2が50mol%以下
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも基材層と、基材層側から隣接してなる(C)層/(B)層/(A)層を含む積層体であって、基材層が(i)~(ii)を満たす複合基材(S)、(A)層がポリオレフィン(a)、(B)層が接着性樹脂(b)、(C)層が(iii)を満たすエチレン・ビニルアルコール共重合体(c)から構成される、積層体。
(i)セルロース系材料と熱可塑性樹脂を含む
(ii)セルロース系材料の含有率が25重量%以上75重量%以下
(iii)エチレン含量C

が50mol%以下
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
複合基材(S)に含まれるセルロース系材料の含有率が35重量%以上65重量%以下である、請求項1に記載の積層体。
【請求項3】
複合基材(S)に含まれるセルロース系材料がパルプ繊維及び/又は紙類の粉砕品である、請求項1乃至2のいずれか一項に記載の積層体。
【請求項4】
複合基材(S)が紙類の粉砕品とポリオレフィン及び/又はポリエステルを含む熱可塑性樹脂との溶融混練品からなるシートである請求項3に記載の積層体。
【請求項5】
複合基材(S)がパルプ繊維とポリオレフィン繊維及び/又はポリエステル繊維との混抄紙である、請求項3に記載の積層体。
【請求項6】
ポリオレフィン(a)が(iv)~(vi)を満たす、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の積層体。
(iv)JIS K6922-1(1997年)により測定したメルトマスフローレート(MFR
PO
)が1.0g/10分以上10.0g/10分以下
(v)温度190℃、引取速度10m/分で測定した溶融張力(MS
PO
)が3mN以上50mN以下
(vi)MFR
PO
(g/10分)とMS
PO
(mN)の積MFR
PO
×MS
PO
が70以上250以下
【請求項7】
ポリオレフィン(a)がエチレン・α-オレフィン共重合体及び/又は高圧法低密度ポリエチレンを含む、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の積層体。
【請求項8】
接着性樹脂(b)が無水マレイン酸変性ポリオレフィンを含む、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の積層体。
【請求項9】
エチレン・ビニルアルコール共重合体(c)のC

(mol%)とISO1183-3により測定した20℃における密度D
EVOH
(kg/m

)が下式(1)を満たす、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の積層体。

EVOH
<-4.265×C

+1325 (1)
【請求項10】
基材層と(C)層の間に、さらに(E)層/(D)層を含み、(E)層が基材層と隣接し、(D)層が(C)層と隣接し、(E)層がポリエチレン(e)、(D)層が接着性樹脂(d)から構成される、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の積層体
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、積層体に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
食品や飲料、医薬品などの熱可塑性樹脂を素材とした包装材料として、内容物劣化の防止を目的に、ガスバリア性、保香性、耐溶剤性などに優れるエチレン・ビニルアルコール共重合体(以下、EVOHと略すことがある)が、種々の用途で使用され、板紙などの紙基材にポリエチレン系樹脂、酸変性ポリオレフィン、EVOHを共押出した積層体(例えば、特許文献1参照)などが生産されている。
【0003】
しかし、このような紙基材を用いた積層体を熱シールにより製函した場合、そのシール部から酸素などが通過するため、容器としてガスバリア性が劣っていた。一方、シール部が発生しない真空成型や絞り成型などを実施しても、紙基材を用いた積層体は二次加工性を有していないため、成型できなかった。
【0004】
このような背景から、従来よりガスバリア性、接着性、二次加工性に優れる積層体が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開1992-234645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記のような状況を鑑みなされたものであって、優れたガスバリア性、接着性、二次加工性を示す積層体を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、特定の積層体が優れたガスバリア性、接着性、二次加工性を示すことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
本発明の各態様は、以下に示す[1]~[12]である。
[1] 少なくとも基材層と、基材層側から隣接してなる(C)層/(B)層/(A)層を含む積層体であって、基材層が(i)~(ii)を満たす複合基材(S)、(A)層がポリオレフィン(a)、(B)層が接着性樹脂(b)、(C)層が(iii)を満たすエチレン・ビニルアルコール共重合体(c)から構成される、積層体。
【0009】
(i)セルロース系材料と熱可塑性樹脂を含む
(ii)セルロース系材料の含有率が25重量%以上75重量%以下
(iii)エチレン含量C

が50mol%以下
[2] 複合基材(S)に含まれるセルロース系材料の含有率が35重量%以上65重量%以下である、上記[1]に記載の積層体。
[3] 複合基材(S)に含まれるセルロース系材料がパルプ繊維及び/又は紙類の粉砕品である、上記[1]乃至[2]のいずれか一項に記載の積層体。
[4] 複合基材(S)が紙類の粉砕品とポリオレフィン及び/又はポリエステルを含む熱可塑性樹脂との溶融混練品からなるシートである上記[3]に記載の積層体。
[5] 複合基材(S)がパルプ繊維とポリオレフィン繊維及び/又はポリエステル繊維との混抄紙である、上記[3]に記載の積層体。
[6] ポリオレフィン(a)が(iv)~(vi)を満たす、上記[1]乃至[5]のいずれか一項に記載の積層体。
【0010】
(iv)JIS K6922-1(1997年)により測定したメルトマスフローレート(MFR
PO
)が1.0g/10分以上10.0g/10分以下
(v)温度190℃、引取速度10m/分で測定した溶融張力(MS
PO
)が3mN以上50mN以下
(vi)MFR
PO
(g/10分)とMS
PO
(mN)の積MFR
PO
×MS
PO
が70以上250以下
[7] ポリオレフィン(a)がエチレン・α-オレフィン共重合体及び/又は高圧法低密度ポリエチレンを含む、上記[1]乃至[6]のいずれか一項に記載の積層体。
[8] 接着性樹脂(b)が無水マレイン酸変性ポリオレフィンを含む、上記[1]乃至[7]のいずれか一項に記載の積層体。
[9] エチレン・ビニルアルコール共重合体(c)のC

(mol%)とISO1183-3により測定した20℃における密度D
EVOH
(kg/m

)が下式(1)を満たす、上記[1]乃至[8]のいずれか一項に記載の積層体。
(【0011】以降は省略されています)

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