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公開番号2024068607
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-20
出願番号2023013814
出願日2023-02-01
発明の名称消火設備
出願人日本ドライケミカル株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A62C 35/62 20060101AFI20240513BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】スプリンクラー設備のようにコストをかけることなく、スプリンクラー設備の設置義務に当たらない物流倉庫等の建屋にも低コストで設置できる消火設備を提供する。
【解決手段】建屋3内に設置される噴霧ノズル5と、送水口11が設けられている送水口形成体7と、送水口形成体7の送水口11で供給された水を噴霧ノズル5まで流す配管9とを有し、噴霧ノズル5は、開放型ヘッドのノズルであり、噴霧ノズル5は、送水口形成体7の送水口11よりも上側に配置されている消火設備1である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建屋内に設置される噴霧ノズルと、
送水口が設けられている送水口形成体と、
を有し、前記噴霧ノズルは、開放型ヘッドのノズルであり、前記噴霧ノズルは、前記送水口形成体の送水口よりも上側に配置されている消火設備。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記建屋は地盤面の上に建てられており、
前記送水口形成体の上側の部位は、前記地盤面から上側に突出しており、前記送水口形成体の送水口は、前記送水口形成体の上側の部位に設けられている請求項1に記載の消火設備。
【請求項3】
前記噴霧ノズルは、複数設けられており、
前記配管の途中には、前記配管の流路を開閉する複数の切り換え弁が設けられており、
前記複数の切り換え弁のうちの選択した切り換え弁を開くことで、前記複数の噴霧ノズルのうちの水を噴出する噴霧ノズルを選択できるように構成されている請求項1に記載の消火設備。
【請求項4】
前記建屋内は複数の区画に分かれており、
前記送水口形成体から延びている前記配管は、前記送水口形成体から離れたところで枝分かれしており、この枝分かれしている配管のそれぞれが、前記複数の区画のそれぞれまで延びており、
前記複数の区画のそれぞれまで延びている配管に、前記噴霧ノズルが設けられており、
前記枝分かれしている配管それぞれの途中であって、前記枝分かれしている配管の、前記噴霧ノズルよりも前記送水口形成体側の部位には、前記枝分かれしている配管の流路を開閉する切り換え弁が設けられている請求項1に記載の消火設備。
【請求項5】
前記切り換え弁は、遠隔操作によって、前記枝分かれしている配管の流路を開閉するように構成されている請求項4に記載の消火設備。
【請求項6】
前記切り換え弁を遠隔操作するための遠隔操作部は、前記建屋の外に設けられており、
前記切り換え弁は、前記建屋内に設置されている請求項4に記載の消火設備。
【請求項7】
前記建屋は、消防法施行令第12条に規定するスプリンクラー設備の設置義務が無い物流倉庫である請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の消火設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、消火設備に係り、特に建屋内に水を噴霧するものに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スプリンクラーヘッドを用いた消火設備(スプリンクラー設備)が知られている(特許文献1参照)。スプリンクラーヘッドを用いた消火設備は、消火水槽、加圧送水装置、圧力タンク、流水検知装置、送水口、閉鎖型スプリンクラーヘッド、配管、ケーブル等を構成要素とする。もしくは、スプリンクラーヘッドを用いた消火設備は、消火水槽、加圧送水装置、圧力タンク、流水検知装置、一斉開放弁、送水口、開放型スプリンクラーヘッド、配管、ケーブル等を構成要素とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-146840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、スプリンクラー設備では、加圧送水装置など構成する機器が多く、さらに電気設備が必要である。また、スプリンクラー設備では、水の吐出圧力を0.1MPaとし、1m

あたり10L/minの水を噴霧するので設置費用が高価になる。
【0005】
そこで、消防法施行令第12条基準(スプリンクラー設備に関する基準)のうち令別表第一(14)項に該当する倉庫であってスプリンクラー設備の設置義務に当たらない物流倉庫には、スプリンクラー設備が設置されない場合が通常である。
【0006】
近年、スプリンクラー設備の設置義務に当たらない物流倉庫で火災が発生し、鎮火まで長時間にわたる火災事例が発生している。
【0007】
本発明は、スプリンクラー設備のようにコストをかけることなく、スプリンクラー設備の設置義務に当たらない物流倉庫等の建屋にも低コストで設置できる消火設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の態様に係る消火設備は、建屋内に設置される噴霧ノズルと、送水口が設けられている送水口形成体と、前記送水口形成体の送水口で供給された水を前記噴霧ノズルまで流す配管とを有し、前記噴霧ノズルは、開放型ヘッドのノズルであり、前記噴霧ノズルは、前記送水口形成体の送水口よりも上側に配置されている消火設備である。
【0009】
また、本発明の態様に係る消火設備では、前記建屋が地盤面の上に建てられており、前記送水口形成体の上側の部位が、前記地盤面から上側に突出しており、前記送水口形成体の送水口が、前記送水口形成体の上側の部位に設けられている。
【0010】
また、本発明の態様に係る消火設備では、前記噴霧ノズルが、複数設けられており、前記配管の途中には、前記配管の流路を開閉する複数の切り換え弁が設けられており、前記複数の切り換え弁のうちの選択した切り換え弁を開くことで、前記複数のノズルのうちの水を噴出する噴霧ノズルを選択できるように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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