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公開番号2024067443
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022177517
出願日2022-11-04
発明の名称加飾シート、基材シート、基材シートの製造方法及び加飾シートの製造方法
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類B32B 33/00 20060101AFI20240510BHJP(積層体)
要約【課題】正確な位置合わせが可能な加飾シートを提供する。
【解決手段】加飾シート5は、アライメントマーク領域RLを含む第1層10と、第1層10に重ねられた第2層20と、を含む。第1層10は、アライメントマーク領域RLに気泡BBを含む。第2層20は、加飾層40を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
アライメントマーク領域を含む第1層と、
前記第1層に重ねられた第2層と、を備え、
前記第1層は、前記アライメントマーク領域に気泡を含み、
前記第2層は、加飾層を含む、加飾シート。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記第1層は、シート状のベース部と、前記アライメントマーク領域において前記ベース部から前記第2層に向けて突出する凸部と、を含み、
前記第1層は、前記凸部内及び前記凸部に重なる前記ベース部内の少なくとも一方に前記気泡を含む、請求項1に記載の加飾シート。
【請求項3】
前記第1層は、隣り合う前記凸部の間となる部分に対面する位置に気泡を含む、請求項2に記載の加飾シート。
【請求項4】
前記凸部同士は、互いから離れている、請求項2に記載の加飾シート。
【請求項5】
前記凸部の幅は、前記気泡の幅よりも大きい、請求項2に記載の加飾シート。
【請求項6】
前記凸部の幅は、2μm以上25μm以下である、請求項2に記載の加飾シート。
【請求項7】
前記凸部の高さは、1μm以上10μm以下である、請求項2に記載の加飾シート。
【請求項8】
前記第1層は、前記アライメントマーク領域外となる領域に前記第2層に向けて突出する第2凸部を含み、
前記第2凸部は、前記加飾層と重なる部分に位置している、請求項2に記載の加飾シート。
【請求項9】
前記第2凸部の幅は、前記凸部の幅よりも大きい、請求項8に記載の加飾シート。
【請求項10】
前記第2凸部の高さは、前記凸部の高さよりも大きい、請求項8に記載の加飾シート。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、加飾シート、基材シート、基材シートの製造方法及び加飾シートの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、凹凸を有する基材層と、基材層の凹凸を有する面上に位置する転写層と、を有する加飾シートが提案されている。特許文献1において、基材層の凹凸は、転写層の作製時や加飾シートのその後の取り扱い時におけるアライメントマークとして使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-30993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、基材層の凹凸は転写層の作製時等に平坦化する可能性がある。凹凸が平坦化すると、加飾シートを正確に位置合わせできない。本開示は、正確な位置合わせが可能な加飾シートの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施の形態による加飾シートは、
アライメントマーク領域を含む第1層と、
前記第1層に重ねられた第2層と、を備え、
前記第1層は、前記アライメントマーク領域に気泡を含み、
前記第2層は、加飾層を含む。
【0006】
本開示の一実施の形態による基材シートは、
アライメントマーク領域を備え、
前記アライメントマーク領域に気泡を含む。
【0007】
本開示の一実施の形態による基材シートの製造方法は、
版凹部を含む版面に硬化性樹脂組成物を供給する工程と、
前記硬化性樹脂組成物を硬化させる工程と、を備え、
硬化性樹脂組成物内に気泡が存在する状態で、前記硬化性樹脂組成物を硬化させる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、加飾シートを正確に位置合わせできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施の形態を説明するための図であって、加飾シートの一具体例を示す図である。
図2は、図1の加飾シートのA部拡大平面図である。
図3は、図2の加飾シートのIII-III線による断面図である。
図4は、図1の加飾シートに含まれる第1層のアライメントマーク領域を示す平面図である。
図5は、図1の加飾シートのV-V線による断面図である。
図6は、図1の加飾シートの第2層によって表示された線状模様を示す平面図である。
図7は、図1に示された加飾シートの製造に使用可能な版を示す斜視図である。
図8は、加飾シートの製造方法の一例を示す図であって、第1層を作製する方法を説明する図である。
図9は、加飾シートの製造方法の一例を示す図であって、第1層のアライメントマーク領域を作製する方法を説明する図である。
図10は、加飾シートの製造方法の一例を示す図であって、印刷層を形成する方法を説明する図である。
図11は、加飾部材の製造方法の一例を示す図であって、射出成形により加飾シートに接合した熱可塑性樹脂部を作製する方法を説明する図である。
図12は、加飾部材の製造方法の一例を示す図であって、射出成形により加飾シートに接合した熱可塑性樹脂部を作製する方法を説明する図である。
図13は、加飾部材の製造方法の一例を示す図であって、射出成形により加飾シートに接合した熱可塑性樹脂部を作製する方法を説明する図である。
図14は、加飾部材の製造方法の一例を示す図であって、射出成形により加飾シートに接合した熱可塑性樹脂部を作製する方法を説明する図である。
図15は、加飾部材の製造方法の一例を示す図である。
図16は、加飾シートの他の例を示す断面図である。
図17は、アライメントマーク領域における第1層の他の例を示す平面図である。
図18は、加飾シートのさらに他の例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の一実施の形態は、次の[1]~[18]に関する。
(【0011】以降は省略されています)

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