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公開番号2024068375
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-20
出願番号2022178765
出願日2022-11-08
発明の名称飲料容器用蓋材及び飲料用包装体
出願人大日本印刷株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類B65D 77/20 20060101AFI20240513BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】環境負荷を低減できるとともに遮光性を有して利便性を向上できる飲料容器用蓋材及びそれを用いた飲料用包装体を提供する。
【解決手段】飲料容器2の上面に熱接着して飲料容器2を密封する飲料容器用蓋材5において、熱接着性樹脂層11と、金属蒸着膜13aを有した金属蒸着フィルム13と、保護層16とを順に積層して形成され、保護層16に傷痕群6が設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
飲料容器の上面に熱接着して飲料容器を密封する飲料容器用蓋材において、熱接着性樹脂層と、金属蒸着膜を有した金属蒸着フィルムと、保護層とを順に積層して形成され、前記保護層に傷痕群が設けられることを特徴とする飲料容器用蓋材。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記傷痕群が前記保護層を貫通することを特徴とする請求項1に記載の飲料容器用蓋材。
【請求項3】
前記傷痕群が飲料容器との熱接着領域を避けて形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲料容器用蓋材。
【請求項4】
前記金属蒸着フィルムが前記熱接着性樹脂層の反対側に前記金属蒸着膜を配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲料容器用蓋材。
【請求項5】
前記傷痕群が複数の切込みにより形成され、前記切込みの長さが0.1mm~5mmであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲料容器用蓋材。
【請求項6】
前記傷痕群が複数の突き刺し孔により形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲料容器用蓋材。
【請求項7】
前記傷痕群が環状に配置される複数の切込みにより形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲料容器用蓋材。
【請求項8】
前記金属蒸着膜よりも外面側に、前記傷痕群の配置領域を示す絵柄が形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲料容器用蓋材。
【請求項9】
前記金属蒸着膜がアルミニウムから成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲料容器用蓋材。
【請求項10】
請求項1または請求項2に記載の飲料容器用蓋材と、前記飲料容器用蓋材により密封される飲料容器と、前記飲料容器または前記飲料容器用蓋材に取り付けられるストローとを備えたことを特徴とする飲料用包装体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料容器の上面に熱接着される飲料容器用蓋材及びそれを備えた飲料用包装体に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来の飲料容器用蓋材は特許文献1に開示されている。この飲料容器用蓋材はアルミニウム箔と熱接着性樹脂層とを有している。飲料容器及び飲料容器用蓋材によって飲料用包装体が形成され、飲料を入れた飲料容器の上面に飲料容器用蓋材を熱接着して飲料用包装体が密封される。これにより、飲料容器用蓋材にストローを突き刺して飲料を飲むことができる。また、飲料容器用蓋材がアルミニウム箔を有することで、変質防止のために遮光が必要なヨーグルト等の飲料を封入することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-054703号公報(第4頁~第7頁、第2図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アルミニウム箔は製造時にCO

排出により環境負荷が大きくなることから使用の削減が望まれる。このため、アルミニウム等の金属蒸着膜を有した金属蒸着フィルムを含む飲料容器用蓋材が用いられる。このとき、飲料容器用蓋材はアルミニウム箔に替えてフィルムを有するためストローに対する耐突き刺し性が高くなり、飲料容器用蓋材にストローを突き刺すことが困難になる。従って、飲料用包装体の利便性が悪くなる問題があった。
【0005】
本発明は、環境負荷を低減できるとともに遮光性を有して利便性を向上できる飲料容器用蓋材及びそれを用いた飲料用包装体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明は、飲料容器の上面に熱接着して飲料容器を密封する飲料容器用蓋材において、熱接着性樹脂層と、金属蒸着膜を有した金属蒸着フィルムと、保護層とを順に積層して形成され、前記保護層に傷痕群が設けられることを特徴としている。
【0007】
また本発明は上記構成の飲料容器用蓋材において、前記傷痕群が前記保護層を貫通することを特徴としている。
【0008】
また本発明は上記構成の飲料容器用蓋材において、前記傷痕群が飲料容器との熱接着領域を避けて形成されることを特徴としている。
【0009】
また本発明は上記構成の飲料容器用蓋材において、前記金属蒸着フィルムが前記熱接着性樹脂層の反対側に前記金属蒸着膜を配置されることを特徴としている。
【0010】
また本発明は上記構成の飲料容器用蓋材において、前記傷痕群が複数の切込みにより形成され、前記切込みの長さが0.1mm~5mmであることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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