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公開番号2023142846
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-05
出願番号2022049965
出願日2022-03-25
発明の名称容器
出願人三甲株式会社
代理人個人
主分類B65D 6/18 20060101AFI20230928BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】支持手段に支持される支持部を好適に備える容器を提供する。
【解決手段】容器1は、底壁構成部2と、底壁構成部2の側辺部から上方に延びる側壁部6、7とを備える。また、容器1は、長辺側側壁部6の外面側に設けられる支持部21を備え、支持部21は、一部が長辺側側壁部6の外面よりも容器1の外方側に突出する第1形態と、第1形態にある支持部21よりも容器1の内方側に位置する第2形態とに形態変化可能に構成されている。フォークリフトのフォーク等に対し、第1形態とされた支持部21が支持されることで、容器1が当該フォーク等に支持される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
底壁構成部と、前記底壁構成部の側辺部から上方に延びる側壁部とを備える容器において、
前記側壁部の外面側に設けられる支持部を備え、
前記支持部は、少なくとも一部が前記側壁部の外面よりも前記容器の外方側に突出する第1形態と、前記第1形態にある前記支持部よりも前記容器の内方側に位置する第2形態とに形態変化可能に構成され、
所定の支持手段に対し、前記第1形態とされた前記支持部が支持されることで、前記容器が当該支持手段に支持されることを特徴とする容器。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1形態とされた前記支持部は、前記支持手段に載置可能、又は、前記支持手段によって持ち上げ可能とされ、
前記第2形態とされた前記支持部の少なくとも一部は、前記側壁部の厚みの範囲に収まるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記支持部は、前記第1形態とされた場合に前記支持手段に面で当接して支持可能とされる第1部材と、前記支持手段に支持された前記第1部材のうち、前記支持手段に支持された部位の反対側の部位、及び、前記支持手段に支持された部位よりも前記第1部材の前記側壁部からの突出方向先端側の部位のうち少なくとも一方を含む範囲を支持し、前記支持手段に支持された前記第1部材の上方への変位を規制する第2部材とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器。
【請求項4】
前記支持部は、前記第1形態とされた場合に前記第1部材及び前記第2部材のそれぞれの一部が前記側壁部の外面よりも外方に突出することを特徴とする請求項3に記載の容器。
【請求項5】
前記第1部材、及び、前記第2部材のうち一方の部材は、前記側壁部に対して、回動変位及びスライド変位が可能、又は、回動変位が可能に連結され、
前記第1部材、及び、前記第2部材のうち他方の部材は、前記側壁部、及び、前記一方の部材のうち少なくとも一方に対して、回動変位及びスライド変位が可能、又は、回動変位が可能に連結され、
前記第1部材、及び、前記第2部材は、前記支持部が前記第1形態とされた場合に、前記側壁部に対する軸構成部とは異なる部位において前記側壁部と当接可能な当接部をそれぞれ備えていることを特徴とする請求項3又は4に記載の容器。
【請求項6】
前記第1形態にある前記支持部の前記第2形態とされる側への変位を規制する維持手段と、前記第2形態にある前記支持部の前記第1形態とされる側への変位を規制する規制手段とを備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の容器。
【請求項7】
前記底壁構成部は平面視略矩形状をなし、
前記側壁部は、前記底壁構成部の各側辺部に対してそれぞれ上方に立設される起立姿勢と、前記底壁構成部の上方に畳まれる折畳姿勢との間を姿勢変化可能に構成され、
前記容器は、全ての前記側壁部が前記起立姿勢とされた組立状態と、全ての前記側壁部が前記折畳姿勢とされた折畳状態とに状態変化可能に構成され、
前記側壁部のうち少なくとも1つは前記支持部を備え、
前記支持部が前記第2形態とされた場合に、前記支持部の全体が、前記側壁部の厚みの範囲に収まるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品の運搬等に使用される容器に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、物品の運搬等に使用される容器として、上方に開口した形態とすることのできる略四角箱状の容器本体のうち相対する一対の側壁部の外面側に対し、フォークリフトのフォーク等の支持手段により下面側が支持される支持部を突設するといった技術が知られている(例えば、特許文献1等参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭61-194609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載の技術では、支持部が容器本体の側壁部から外方側に突出しているため、例えば、容器同士を横並びで設置して運搬・保管する場合にスペース効率の悪化を招くことが懸念される。また、支持部に対する別体の接触が生じ易いことが懸念され、接触に起因して当該接触した別体や支持部の損傷等を招くおそれがある。
【0005】
本発明は上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、支持手段に支持される支持部を好適に備える容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
【0007】
手段1.底壁構成部と、前記底壁構成部の側辺部から上方に延びる側壁部とを備える容器において、
前記側壁部の外面側に設けられる支持部を備え、
前記支持部は、少なくとも一部が前記側壁部の外面よりも前記容器の外方側に突出する第1形態と、前記第1形態にある前記支持部よりも前記容器の内方側に位置する第2形態とに形態変化可能に構成され、
所定の支持手段に対し、前記第1形態とされた前記支持部が支持されることで、前記容器が当該支持手段に支持されることを特徴とする容器。
【0008】
手段1によれば、支持部を第1形態として支持手段に支持させることで、容器を支持手段に支持させることができ、例えば、支持手段がフォークリフト等のフォークにより構成される場合に、物品を収容した容器を比較的容易に運搬等することができる。また、支持部を第2形態とすることで、支持部が、当該容器に隣接する別体に干渉するといった事態を抑止することができる。従って、支持部と別体との接触に起因する支持部及び別体の損傷等の発生を抑止するとともに、容器を所定のスペースに効率的に設置することができ、特に、複数の容器をまとめて運搬及び保管する際等の効率及び利便性の向上等を図ることができる。
【0009】
手段2.前記第1形態とされた前記支持部は、前記支持手段に載置可能、又は、前記支持手段によって持ち上げ可能とされ、
前記第2形態とされた前記支持部の少なくとも一部は、前記側壁部の厚みの範囲に収まるように構成されていることを特徴とする手段1に記載の容器。
【0010】
手段2によれば、第1形態とされた支持部を支持手段に載置する、又は、持ち上げるだけで容器を支持手段に支持させることができ、容器を支持手段に支持させる際の作業性の向上等を図ることができる。また、第2形態とされた支持部の少なくとも一部は側壁部の厚みの範囲に収まることから、第2形態にある支持部の側壁部の外面からの突出長を極力小さくする、或いは、突出しないようにすることができる。これにより、支持部を第2形態とすることで、支持部等の損傷等を抑止しつつ、容器の設置に要するスペース効率の向上を図るといった作用効果がより一層奏される。
(【0011】以降は省略されています)

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