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公開番号2023126080
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-07
出願番号2022106276
出願日2022-06-30
発明の名称包装体
出願人個人
代理人
主分類B65D 75/58 20060101AFI20230831BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】シートが素早く取り出しやすく、さらに、余剰の薬液が効率よく省かれて折り目が効率よく除かれた包装体を提供する。
【解決手段】包装体1の内部5において、シート4が引き出され通過させるための、上下に開口された状態の段差7と互いが接近状態の幅74または重なる幅8を通り、シート4の表裏の面44、45に付着した余剰の薬液が内部5で省かれさらに折り目が除かれて取り出し口3から引き出される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
薬液が含浸された平面体のシートの1枚が折り畳まれ複数枚が積層された積層体を封入する包装袋と、前記包装袋に形成された取り付け穴に前記包装袋の内側から取り付けられて、前記取り付け穴を覆う蓋部材とを備えた包装体であって、
前記蓋部材は、前記積層体に面する板体と、前記板体に形成された前記シートを取り出す取り出し口と、前記取り出し口を開閉可能に塞ぐ蓋体とを備え、前記取り出し口は前記シートを指で取り出すために直線状の開口部と前記直線状の開口部の長手方向に1つ以上の指穴を備え、
前記直線状の開口部の平面視の幅は前記指穴の縦幅より小さく、
前記直線状の開口部の両側から延びる2枚の扱き板の先端部は上下に段差を有し、
前記シートは、前記積層体から、前記2枚の扱き板に挟まれた通り道を通って引き上げられるとき、引き上げられる力により前記シートが前記2枚の扱き板の先端部に擦り扱かれることで、前記薬液の余剰の薬液が省かれることを特長とする包装体。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記直線状の開口部の前記平面視の幅が、接近状態の幅である請求項1に記載の包装体。
【請求項3】
前記直線状の開口部の前記平面視の幅が、重なる幅である請求項1に記載の包装体。
【請求項4】
前記蓋体は、互いにツメ部を備え篏合する前記取り出し口と前記蓋体とヒンジ部を有してなる請求項1に記載の包装体。
【請求項5】
前記蓋体は、互いにネジ部を備え篏合する前記取り出し口と前記蓋体を有してなる請求項1に記載の包装体。
【請求項6】
前記板体の一部を取り除いて前記取り出し口を設けるためのフラップまたはプルキャップを有してなる請求項1に記載の包装体。
【請求項7】
前記シートは、Z折に折り畳まれて積層されてなる請求項1に記載の包装体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを収容する包装体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来品の包装体の構成は、概ね、袋状の4辺のうちの1辺に開閉自由な取り出し口を設けるための開閉式チャックを備えて、または、包装体天面に取り出し口を設けるためのプルキャップと開閉自由な蓋を備えられている。
【0003】
さらに、包装体に備えられた取り出し口の機能は、包装体の内部と包装体の外部を遮断し、内部の薬液が含侵されたフェイスマスクシートまたはウエットティッシュまたはパック用シートまたは消毒ガーゼ等(シート)を積層体から1枚ごと取り出し、シートの積層体に含浸された余剰の薬液の水分などが蒸発することのない密閉状態が保持されている。
【0004】
従来品フェイスマスクの包装体の汎用品は、20枚から30枚程度が折り畳まれ積層され概ね粘度の高い余剰の薬液が含浸され封入されており、取り出し口からフェイスマスクシートが容易に引き出される。
【0005】
用法は、開封の際、辺に備えられたチャックを開きまたは天面蓋を開いてプルキャップを取り外し取り出し口が設けられてシートを積層体から1枚ごと指で摘まみ取り出して、指の作業により自らの薬液量でシートを広げて顔に貼り付ける。
【0006】
WO2015/060351号公報の請求項1に「~、該穴はその両端部以外の箇所において穴の幅が最も狭い箇所を設けてなり、~ウエットシート包装体。」を開示している。
【0007】
特許第6957790号公報は、請求項1に~前記取り出し口の前記連結部は、前記両端部の前記指孔の間では途切れることなく前記一定の幅を有する包装体。」を開示している。
【0008】
これら開閉自由な開口部が設けられる包装体は、内部に薬液が含浸されたシートの複数枚が積層される積層体であり、取り出し口から1枚毎が取り出せて開口部の篏合により、包装体の内部と外部が遮断されて内部の積層体の品質が守られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
WO2015/060351号公報
特許第6957790号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
課題は、従来品の、特許第6957790号公報は、外部から内部への二次汚染の課題と折り畳まれたシートを平面体に広げる時間の短縮の課題と余剰の薬液が省かれる課題の全てが内部で解決されている包装体であるが、積層体から取り出し口に引き出される1枚のシートの、含侵薬液の粘度が大きいまたは小さい、シートの目付または厚みなどの素材の構成の状況に応じた、使用性に富んでシートに有する余剰の液剤が効率よく省かれるあるいは1枚が折り畳まれた折り目が効率よく除かれる改良と、開示されている「~前記一定の幅を有する包装体。」の一定の幅を小さく狭くすると取り出し口からフェイスマスクシートをスムーズに引き出すことが難儀であるから、効率よく取り出せる改良とが必要である。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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