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公開番号2024070019
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-22
出願番号2022180352
出願日2022-11-10
発明の名称棚装置
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類A47B 46/00 20060101AFI20240515BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】複数段の棚を有する格納棚を、同時に安定して引き出すことが可能な棚装置を提供する。
【解決手段】所定位置に配置される固定棚と、固定棚に格納され、固定棚に対して前後方向に引き出し可能である格納棚とを有し、固定棚には脱落防止機構が固定されて配置されており、格納棚は、固定棚に対して前後方向に移動可能な第1部材と、複数段の第2棚および複数段の第2棚を支持する左右一対の第2支持体を有し、第1部材に対して上下方向に移動可能な第2部材と、作業者の足による操作により上記第1部材に対して第2部材を上方向に移動させるための移動機構と、を有し、第2部材には、前後方向に延伸し、格納棚の引き出し中に上記第1車輪上を移動し、両端部に第1車輪が嵌入する溝を有する第1レール、および前後方向に延伸し、格納棚の引き出し中に第2車輪下を移動する第2レールが固定して配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定位置に配置される固定棚と、前記固定棚に格納され、前記固定棚に対して前後方向に引き出し可能である格納棚と、を有し、
前記固定棚は、複数段の第1棚および前記複数段の第1棚を支持する左右一対の第1支持体を有し、
前記固定棚には、前記格納棚の引き出し中において前記格納棚を前後方向に移動可能に支持する第1車輪および前記格納棚に下向きの応力を加えて脱落を防止する脱落防止機構が固定されて配置されており、
前記脱落防止機構は、下向きの応力を生じる応力発生部および前記応力発生部に接続された第2車輪を有し、
前記格納棚は、前記固定棚に対して前後方向に移動可能な第1部材と、
複数段の第2棚および前記複数段の第2棚を支持する左右一対の第2支持体を有し、前記第1部材に対して上下方向に移動可能な第2部材と、
作業者の足による操作により前記第1部材に対して前記第2部材を上方向に移動させるための移動機構と、を有し、
前記第2部材には、前後方向に延伸し、前記格納棚の引き出し中に前記第1車輪上を移動し、両端部に前記第1車輪が嵌入する溝を有する第1レール、および
前記前後方向に延伸し、前記格納棚の引き出し中に前記第2車輪下を移動する第2レールが固定して配置されている、棚装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記固定棚において、
前記第1棚は、左右方向に延びる複数の第1柱状体を有し、
前記第1支持体は、上下方向に延びる複数の第2柱状体を有し、
前記第1車輪および前記脱落防止機構は、複数の左右一対の前記第2柱状体のうちのいずれかに固定されて配置されている、請求項1に記載の棚装置。
【請求項3】
前記格納棚における前記第2部材において、
前記第2棚は、左右方向に延びる複数の第3柱状体を有し、
前記第2支持体は、前後方向に延びる複数の第4柱状体および複数の前記第4柱状体が連結された上下方向に延びる第5柱状体を有し、
前記第1レールおよび前記第2レールは、左右一対の前記第5柱状体に固定されて配置されている、請求項1に記載の棚装置。
【請求項4】
前記応力発生部が、弾性体である、請求項1に記載の棚装置。
【請求項5】
前記移動機構が、リンク機構を有する、請求項1に記載の棚装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、棚装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、積載エリアを拡張する機能を有する棚として、格納した台や棚を引き出すことで、工具が不要で積載量の調節が可能な棚が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、固定台に対して前後方向のスライド移動を可能とした調整台を備えた物品載置台が開示されている。これにより、調整台が引き出されていない状態の物品載置台に載置された物品を、調整台とともに前方に移動させることができることが記載されている。
【0004】
また、特許文献2には、スーパーマーケットやデパート等において、商品を異なる態様で陳列できるようにした組み合わせ商品陳列台に関し、上面に、前後方向を向く複数の凹溝を設け、かつ下面の少なくとも前部に下向きの凸部を設けた複数の商品支持台を、上段の商品支持台の凸部を下段の商品支持台のいずれかの凹溝に係合させて、前後方向に摺動可能として積み重ねたことを特徴とする組み合わせ商品陳列台が開示されている。複数の商品支持台を、1段ずつ引き出すことで、階段状に拡張することが可能である。
【0005】
特許文献3には、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等で商品を陳列する、前後方向に移動可能に取付けられた棚ユニットを備えた棚装置に関し、棚本体の下方の商品を効果的に照らす照明装置を備えながら、ラッチ機構の解除操作を容易に行うことができる棚装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-78391号公報
特開2009-195282号公報
特開2022-111326号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
工場や倉庫等の作業現場では、繁忙期および閑散期による物品の増減が頻繁に発生する。また、一般的に、このような作業現場で増減する物品の数は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗で増減する物品の数に比べて、非常に多い。そのため、従来では、物品の増減に合わせて、追加の保管棚の設置と撤去を繰り返しており、手間なく簡単に収納能力を増減可能な棚が求められている。
【0008】
例えば、特許文献1~3に開示されている棚では、積載エリアの調整が可能な機能を設ける場合は、台を1段ずつ引き出すスライド機構や棚本体に棚ユニットを1段ずつ取付ける機構があり、積載エリア増設の負荷が高い。また、実際の使用時に積載エリアを拡張する際も、一段ずつ引き出して積載エリアを拡張する必要があり、複数段の棚を一度に同時に収納および拡張することができない。従って、頻繁な物品の増減に対応する工場等の作業現場等でのニーズを十分に満たしていなかった。
【0009】
本開示は、上記問題に鑑みてなされた発明であり、複数段の棚を有する格納棚を、同時に安定して引き出すことが可能な棚装置を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示は、所定位置に配置される固定棚と、上記固定棚に格納され、上記固定棚に対して前後方向に引き出し可能である格納棚と、を有し、上記固定棚は、複数段の第1棚および上記複数段の第1棚を支持する左右一対の第1支持体を有し、上記固定棚には、上記格納棚の引き出し中において上記格納棚を前後方向に移動可能に支持する第1車輪および上記格納棚に下向きの応力を加えて脱落を防止する脱落防止機構が固定されて配置されており、上記脱落防止機構は、下向きの応力を生じる応力発生部および上記応力発生部に接続された第2車輪を有し、上記格納棚は、上記固定棚に対して前後方向に移動可能な第1部材と、複数段の第2棚および上記複数段の第2棚を支持する左右一対の第2支持体を有し、上記第1部材に対して上下方向に移動可能な第2部材と、作業者の足による操作により上記第1部材に対して上記第2部材を上方向に移動させるための移動機構と、を有し、上記第2部材には、上記前後方向に延伸し、上記格納棚の引き出し中に上記第1車輪上を移動し、両端部に上記第1車輪が嵌入する溝を有する第1レール、および上記前後方向に延伸し、上記格納棚の引き出し中に上記第2車輪下を移動する第2レールが固定して配置されている、棚装置を提供する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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