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公開番号2024065312
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022174112
出願日2022-10-31
発明の名称トナー容器及び画像形成システム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 15/08 20060101AFI20240508BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】トナー容器の一形態を提供する。
【解決手段】トナーパック600は、トナーを収容する収容空間が形成された可撓性を有するパウチ601と、収容空間内のトナーを外部に排出するためのノズルユニットと、を備えるト。パウチ601は、開口部から底部に向かう第1方向に延在する側面部601aであって、トナーの収容空間を形成する内面とは反対側の外面に二次元コード6011が設けられた側面部601aを有する。二次元コード6011は、第1方向に関して開口部よりも前底部に近い位置に設けられている。
【選択図】図24
特許請求の範囲【請求項１】
内部にトナーを収容する収容空間が形成された可撓性を有する袋体と、
前記袋体の開口部に結合された結合部材を有し、前記収容空間内のトナーを外部に排出するための排出部材と、を備えるトナー容器であって、
前記袋体は、前記開口部から前記開口部とは反対側の底部に向かう第１方向に延在する側面部であって、トナーの前記収容空間を形成する内面とは反対側の外面に二次元コードが設けられた前記側面部を有し、
前記二次元コードは、前記第１方向に関して前記開口部よりも前記底部に近い位置に設けられていることを特徴とするトナー容器。
続きを表示（約 990 文字）【請求項２】
前記袋体は、複数のシート部材を重ねて溶着して構成され、外力によって変形することが可能な形状を有することを特徴とする請求項１に記載のトナー容器。
【請求項３】
前記結合部材は前記袋体の前記開口部を広げるような形状であり、前記結合部材が設けられた位置に対応する前記側面部の前記外面の曲率よりも、前記二次元コードが設けられた位置に対応する前記側面部の前記外面の曲率の方が小さいことを特徴とする請求項１に記載のトナー容器。
【請求項４】
前記袋体は、前記第１方向に関して前記開口部から前記底部に向かうにつれて、前記側面部の前記外面の曲率が小さくなる形状を有することを特徴とする請求項３に記載のトナー容器。
【請求項５】
前記収容空間からトナーを排出する前と後における前記袋体の形状を比較した場合に、前記第１方向と直交する前記袋体の厚み方向に関して、前記結合部材が設けられた位置における前記袋体の厚さの変化量よりも、前記二次元コードが設けられた位置に対応する前記袋体の厚さの変化量が大きいことを特徴とする請求項１に記載のトナー容器。
【請求項６】
前記二次元コードは、前記収容空間からトナーを排出した後に前記厚み方向に関して前記側面部の前記外面が平坦になる領域に設けられていることを特徴とする請求項５に記載のトナー容器。
【請求項７】
前記袋体に、ユーザによる操作方法を補助するためのインストラクションが設けられていることを特徴とする請求項１に記載のトナー容器。
【請求項８】
前記インストラクションは、前記二次元コードが設けられている前記側面部の前記外面と同じ面に設けられていることを特徴とする請求項７に記載のトナー容器。
【請求項９】
前記結合部材は、前記開口部の内周面に対して前記結合部材の外周を溶着されることで前記袋体に対して固定されていることを特徴とする請求項１に記載のトナー容器。
【請求項１０】
前記排出部材は、前記袋体に収容されたトナーを排出するための排出路を有する連結部材であって、前記結合部材に対して連結される前記連結部材を有することを特徴とする請求項１に記載のトナー容器。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、トナー容器、並びに、画像形成システムに関する。
続きを表示（約 2,300 文字）【背景技術】
【０００２】
電子写真方式の画像形成装置では、感光ドラム等の像担持体上に形成した静電潜像を、現像剤としてのトナーを用いて現像し、トナー像として可視化する。現像によって消費されるトナーの補給方法として、画像形成装置に補給口を設けておき、トナー補給が必要となった場合にトナー容器を補給口に装着してトナー容器内のトナーのみを画像形成装置内に移動させる方法がある。特許文献１には、可撓性を有するフィルムからなる袋体（パウチ）と、画像形成装置の補給口に接続される供給口を有しパウチ内のトナーを排出するためのベースと、を有するトナー容器が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－２６２０２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
近年、画像形成装置において、対象物の情報を搭載した二次元コードを対象物に搭載する構成の採用が進んでいる。ユーザは、対象物の二次元コードの情報を読み取ることで、その操作方法等の対象物の情報を知ることが可能である。特許文献１のトナー容器に関しても、このような二次元コードの搭載が望まれている。
【０００５】
本発明は、トナー容器及びトナー容器を用いてトナーの補給を行う画像形成システムにおいて、トナー容器に二次元コードを搭載する一形態を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、内部にトナーを収容する収容空間が形成された可撓性を有する袋体と、前記袋体の開口部に結合された結合部材を有し、前記収容空間内のトナーを外部に排出するための排出部材と、を備えるトナー容器であって、前記袋体は、前記開口部から前記開口部とは反対側の底部に向かう第１方向に延在する側面部であって、トナーの前記収容空間を形成する内面とは反対側の外面に二次元コードが設けられた前記側面部を有し、前記二次元コードは、前記第１方向に関して前記開口部よりも前記底部に近い位置に設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、トナー容器及びトナー容器を用いてトナーの補給を行う画像形成システムにおいて、トナー容器に二次元コードを搭載する一形態を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
第１の実施形態に係る画像形成装置の断面図（ａ）及び斜視図（ｂ）。
第１の実施形態に係る画像形成装置を示す斜視図。
第１の実施形態に係るトナーパックの斜視図（ａ、ｂ）。
第１の実施形態に係るトナーパックの分解図。
第１の実施形態に係るトナーパックのノズルの斜視図（ａ）及び下面図（ｂ）。
第１の実施形態に係るトナーパックのノズルの斜視図（ａ）及び下面図（ｂ）。
第１の実施形態に係る装着部の分解図（ａ、ｂ）。
第１の実施形態に係る装着部の斜視図（ａ、ｂ）。
第１の実施形態に係る装着部の平面図（ａ、ｂ）。
第１の実施形態に係る装着部の装置側シャッタの斜視図（ａ、ｂ）。
第１の実施形態に係る装着部のカバー及びシャッタシートを示す斜視図（ａ、ｂ）。
第１の実施形態に係るトナーパックを装着部に装着する途中の様子を示す斜視図（ａ、ｂ）。
第１の実施形態に係るトナーパックを装着部に装着する途中の様子を示す断面図。
図１３に示す断面位置におけるトナーパック及び装着部の断面図（ａ、ｂ）。
第１の実施形態に係るトナーパック（キャップ取外し前）の平面図（ａ）、側面図（ｂ）、正面図（ｃ）及び下面図（ｄ）。
第１の実施形態に係るトナーパックの斜視図（ａ、ｂ）。
第１の実施形態に係るトナーパックの平面図（ａ）、左側面図（ｂ）、正面図（ｃ）、右側面図（ｄ）、背面図（ｅ）及び下面図（ｆ）。
第１の実施形態に係るトナーパックの製造方法を表す模式図（ａ、ｂ）。
第１の実施形態に係るトナーパックの形状を説明するための図。
Ｘ＝０の位置で切断したトナーパックの一部を示す斜視図（ａ）及び断面図（ｂ）。
Ｘ＝Ｘ１の位置で切断したトナーパックの一部を示す斜視図（ａ）及び断面図（ｂ）。
Ｘ＝Ｘ２の位置で切断したトナーパックの一部を示す斜視図（ａ）及び断面図（ｂ）。
トナーパックの形状に関するパラメータを示すグラフ（ａ、ｂ）。
第１の実施形態に係るトナーパックの正面図
第１の実施形態に係るトナー補給した後のトナーパックの側面図
第２の実施形態に係るトナーパックの平面図
【発明を実施するための形態】
【０００９】
＜第１の実施の形態＞
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【００１０】
［全体構成］
図１（ａ）は、本開示の実施形態に係る画像形成装置１の構成を示す断面図であり、図１（ｂ）及び図２は画像形成装置１の斜視図である。画像形成装置１は、外部機器から入力される画像情報に基づいて記録材に画像を形成するモノクロプリンターである。記録材には、普通紙及び厚紙等の紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等のプラスチックフィルム、封筒やインデックス紙等の特殊形状のシート、並びに布等の、材質の異なる様々なシート材が含まれる。
（【００１１】以降は省略されています）

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