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公開番号2024061327
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022169201
出願日2022-10-21
発明の名称自動清掃システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60S 3/00 20060101AFI20240425BHJP(車両一般)
要約【課題】清掃モジュールが乾燥機能を備えていない場合であっても、有効に清掃できること。
【解決手段】車両の車室内に設けられたシートの表面の濡れを検知した後に、車両の車室内を清掃する清掃モジュールからシートが濡れている検知結果を、清掃モジュールを制御する清掃洗車制御プラットホームに出力し、清掃洗車制御プラットホームが車両を制御して、車両に設けられたシートを加熱するシートヒータを起動させてシートの濡れを乾燥させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車両の車室内に設けられたシートの表面の濡れの検知後に、前記車両の車室内を清掃する清掃モジュールから前記シートが濡れている検知結果を、前記清掃モジュールを制御する清掃洗車制御プラットホームに出力し、
前記清掃洗車制御プラットホームが前記車両を制御して、前記車両に設けられた前記シートを加熱するシートヒータを起動させて前記シートの濡れを乾燥させる
自動清掃システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、自動清掃システムに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、シェアカーやレンタカーなどの使用後に、センサなどが車内の汚れを検知した場合に、メンテナンスサーバに車両清掃を促す技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１０１２７３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載の技術においては、車室内で特にシートが濡れた際の清掃やメンテナンスについては具体的に対策されておらず、改善の余地があった。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、清掃モジュールが乾燥機能を備えていない場合であっても清掃できる自動清掃システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る自動清掃システムは、車両の車室内に設けられたシートの表面の濡れの検知後に、前記車両の車室内を清掃する清掃モジュールから前記シートが濡れている検知結果を、前記清掃モジュールを制御する清掃洗車制御プラットホームに出力し、前記清掃洗車制御プラットホームが前記車両を制御して、前記車両に設けられた前記シートを加熱するシートヒータを起動させて前記シートの濡れを乾燥させる。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、清掃モジュールが乾燥機能を備えていない場合であっても、車両が備えるシート昇温機能を用いて清掃することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、本開示の一実施形態による清掃システムの処理を示すフロー図である。
図２は、本開示の一実施形態におけるシートヒータのオンの制御方法を説明するためのフローチャートである。
図３は、本開示の一実施形態における点検の実行方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施形態の全図においては、同一または対応する部分には同一の符号を付す。また、本開示は以下に説明する実施形態によって限定されるものではない。
【００１０】
まず、本開示の一実施形態による自動清掃システムについて説明する。図１は、この一実施形態による自動清掃システムによる清掃方法を説明するためのフローチャートである。まず、本開示の一実施形態による自動清掃システムは、車両制御システムとしての車両管制センタ１０、清掃洗車制御プラットホーム２０、シートを加熱可能なヒータを備えた車両３０、清掃を実行する清掃モジュール４０、および清掃ロボット５０を備えて構成される。
（【００１１】以降は省略されています）

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