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公開番号2024064642
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-14
出願番号2022173396
出願日2022-10-28
発明の名称給気装置
出願人株式会社アイシン
代理人個人,個人
主分類B60N 2/66 20060101AFI20240507BHJP(車両一般)
要約【課題】支持パネルに対して機能部品を容易に装着できる給気装置を提供する。
【解決手段】給気装置は、バルブユニット90が装着され、樹脂材料によって構成される支持パネル50を備える。支持パネル50は、板状をなす第1プレート111と、第2方向D2に間隔をあけた状態で第1プレート111から第1方向D1に延び、バルブユニット90を第2方向D2に挟む第1規制壁131及び第2規制壁132と、第1プレート111から第1方向D1に延び、第1規制壁131及び第2規制壁132を第2方向D2に連結する連結壁133と、第3方向D3に間隔をあけて位置し、バルブユニット90を第3方向D3に挟む2つのガイド壁135と、第1方向D1において、バルブユニット90を連結壁133とともに挟む係合壁137と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
シートに着座するユーザを押圧する空気袋に対して、空気を供給する給気装置であって、
前記空気袋に空気を供給するための機能部品と、
前記機能部品が装着され、樹脂材料によって構成される支持パネルと、を備え、
前記支持パネルは、
板状をなすベースと、
前記ベースの板厚方向に沿う方向を第1方向とし、前記第1方向と直交する方向を第2方向とし、前記第1方向及び前記第2方向の両方向と直交する方向を第3方向とした場合、
前記第2方向に間隔をあけた状態で前記ベースから前記第1方向に延び、前記機能部品を前記第2方向に挟む第1規制壁及び第2規制壁と、
前記ベースから前記第1方向に延び、前記第1規制壁及び前記第2規制壁を前記第2方向に連結する連結壁と、
前記第3方向に間隔をあけて位置し、前記機能部品を前記第3方向に挟む2つのガイド壁と、
前記第1方向において、前記機能部品を前記連結壁とともに挟む押さえ部と、を有する
給気装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記2つのガイド壁は、前記第1規制壁から前記第2規制壁に向かって延びている
請求項1に記載の給気装置。
【請求項3】
前記第2規制壁から前記第1規制壁に向かって延びる可変リブを備え、
前記第2方向において、前記第1規制壁と前記可変リブとの間隔は、前記機能部品よりも短く、
前記第3方向において、前記可変リブは、前記第2規制壁よりも薄くなっている
請求項1に記載の給気装置。
【請求項4】
前記押さえ部は、前記第3方向に間隔をあけた状態で、前記ベースから前記第1方向に延びる2つの延設部と、前記2つの延設部の先端にそれぞれ設けられ、前記機能部品に係止する2つの係止部と、を有する
請求項1に記載の給気装置。
【請求項5】
前記第3方向において、前記押さえ部の前記2つの延設部と前記機能部品との間には隙間が生じている
請求項4に記載の給気装置。
【請求項6】
前記第1方向において、前記第1規制壁の高さは、前記機能部品の高さよりも高い
請求項1に記載の給気装置。
【請求項7】
前記第1規制壁において、前記第2規制壁を向く面を第1内面とし、前記第1内面とは反対側の面を第1外面とし、前記第2規制壁において、前記第1規制壁を向く面を第2内面とし、前記第2内面とは反対側の面を第2外面とした場合、
前記ベースから前記第1方向に延びるとともに前記第1規制壁の前記第1外面に接続する第1補強リブと、
前記ベースから前記第1方向に延びるとともに前記第2規制壁の前記第2外面に接続する第2補強リブと、を備える
請求項1に記載の給気装置。
【請求項8】
前記機能部品は、空気を送出するポンプから前記空気袋に対する空気の流れを許容する状態及び前記ポンプから前記空気袋に対する空気の流れを制限する状態を切り替える切替バルブを有するバルブユニットである
請求項1に記載の給気装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、給気装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両用シートのシートバックに収容される給気装置が記載されている。給気装置は、膨張又は収縮する空気袋と、空気袋を支持する支持パネルと、を備える。給気装置は、空気袋を膨張又は収縮させることにより、車両用シートに着座するユーザの腰部の支持態様を調整する。こうして、給気装置は、ユーザが理想的な着座姿勢を取ることを可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-213739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような給気装置において、支持パネルには空気袋及び空気袋を膨張又は収縮させるための機能部品が装着される。こうした支持パネルに対する機能部品の装着作業はなるべく簡素化されることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
[態様1]シートに着座するユーザを押圧する空気袋に対して、空気を供給する給気装置であって、前記空気袋に空気を供給するための機能部品と、前記機能部品が装着され、樹脂材料によって構成される支持パネルと、を備え、前記支持パネルは、板状をなすベースと、前記ベースの板厚方向に沿う方向を第1方向とし、前記第1方向と直交する方向を第2方向とし、前記第1方向及び前記第2方向の両方向と直交する方向を第3方向とした場合、前記第2方向に間隔をあけた状態で前記ベースから前記第1方向に延び、前記機能部品を前記第2方向に挟む第1規制壁及び第2規制壁と、前記ベースから前記第1方向に延び、前記第1規制壁及び前記第2規制壁を前記第2方向に連結する連結壁と、前記第3方向に間隔をあけて位置し、前記機能部品を前記第3方向に挟む2つのガイド壁と、前記第1方向において、前記機能部品を前記連結壁とともに挟む押さえ部と、を有する。
【0006】
給気装置において、ベースは、第1方向、第2方向及び第3方向から機能部品を挟むことができる。したがって、機能部品は、ねじ及びボルトなどの締結部材を用いることなく支持パネルに装着される。よって、給気装置は、支持パネルに対する機能部品の装着しやすさを高めることができる。
【0007】
[態様2]態様1に記載の給気装置において、前記2つのガイド壁は、前記第1規制壁から前記第2規制壁に向かって延びていることが好ましい。
例えば、2つのガイド壁をベースから第1方向に延ばす構成とする場合、ベースの狭い領域から第1方向に延びる構成が多くなることで、支持パネルの形状が複雑化しやすい。この点、給気装置は、2つのガイド壁を第1規制壁から延ばす構成とするため、支持パネルの形状が複雑化することを抑制できる。
【0008】
[態様3]態様2に記載の給気装置において、前記第2規制壁から前記第1規制壁に向かって延びる可変リブを備え、前記第2方向において、前記第1規制壁と前記可変リブとの間隔は、前記機能部品よりも短く、前記第3方向において、前記可変リブは、前記第2規制壁よりも薄くなっていることが好ましい。
【0009】
給気装置において、支持パネルに機能部品が装着される場合、可変リブは機能部品と第2規制壁との間で変形する。このため、支持パネルに機能部品が装着された後に、第2方向において、支持パネルと機能部品との間に隙間が生じにくくなる。よって、支持パネルに装着された機能部品が支持パネルに対して相対的に移動しにくくなる。
【0010】
[態様4]態様1~態様3の何れかに記載の給気装置において、前記押さえ部は、前記第3方向に間隔をあけた状態で、前記ベースから前記第1方向に延びる2つの延設部と、前記2つの延設部の先端にそれぞれ設けられ、前記機能部品に係止する2つの係止部と、を有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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