TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024061045
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168709
出願日2022-10-20
発明の名称中敷き及び履物
出願人株式会社アメイズプラス
代理人個人,個人
主分類A43B 17/00 20060101AFI20240425BHJP(履物)
要約【課題】歩行時に重心を確実に拇指球に導くことができる中敷き及び履物を提供する。
【解決手段】中敷き10は、履物の中に敷かれ、表面11で足を支持して用いられる。中敷き10は、表面11の側に突出する第1突部15及び第2突部16を備える。第1突部15は、一端部15aが足の拇指球に当接する部分とされ、一端部15aからそれよりも後方にある他端部15bへ延びている。第2突部16は、第1突部15に対して前方に離間した位置で足の各指の並ぶ方向に延び、それら各指でグリップ可能な部分とされている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
履物の中に敷かれ、表面で足を支持して用いられる中敷きであって、
前記表面の側に突出する突部として、
一端部が足の拇指球に当接する部分とされ、前記一端部からそれよりも後方にある他端部へ延びている第1突部と、
前記第1突部に対して前方に離間した位置で足の各指の並ぶ方向に延び、前記各指でグリップ可能な部分とされている第2突部と、
を備える、中敷き。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記第2突部の後方であって前記第2突部に近接した位置には、前記第2突部に沿って延び、上方に開口する凹状又は上下に貫通する孔状の空間部が設けられている、請求項1に記載の中敷き。
【請求項3】
前記第1突部は、その中間部が前記中敷きの左右方向の外側を経由するようにアーチ状に延びており、
前記第1突部のうち前記一端部側の一部は、前記第2突部の後方で前記各指の並ぶ方向に延びている、請求項1又は2に記載の中敷き。
【請求項4】
前記第2突部は、その横断面の形状が上方に凸となる略三角形状とされている、請求項1に記載の中敷き。
【請求項5】
前記空間部は、前記凹状に形成され、長さ方向の両端部が前記中敷きの周縁部からそれぞれ離間している、請求項2に記載の中敷き。
【請求項6】
上面からそれぞれ突出する前記第1突部及び前記第2突部と、前記上面において開放された前記空間部とを有する中敷き本体と、
前記中敷き本体の前記上面に重ねて設けられ、前記第1突部が挿通される第1開口部と、前記第2突部が挿通される第2開口部とが形成された中敷きシートと、
を備え、
前記第1突部は、前記第1開口部を通じて前記中敷きシートの上面である前記表面の側に突出しており、
前記第2突部は、前記第2開口部を通じて前記表面の側に突出しており、
前記空間部は、前記中敷きシートにより上方から覆われている、請求項2に記載の中敷き。
【請求項7】
前記表面のうち、少なくとも前記第2突部よりも後側の部分については左右方向の外側から内側に向けて下方傾斜している、請求項3に記載の中敷き。
【請求項8】
請求項1に記載の中敷きを備える履物。
【請求項9】
中底表面で足を支持して用いられる履物であって、
前記中底表面の側に突出する突部として、
一端部が足の拇指球に当接する部分とされ、前記一端部からそれよりも後方にある他端部へ延びている第1突部と
前記第1突部に対して前方に離間した位置で足の各指の並ぶ方向に延び、前記各指でグリップ可能な部分とされている第2突部と、
を備える、履物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、履物の中に敷かれて用いられる中敷き、及び履物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
中敷きは、歩行を補助する等の目的で、履物の中に敷かれて用いられる。特許文献1には、中敷きとして、その表面から突出しアーチ状に延びる凸部を備えたものが開示されている。この凸部は、その一端部が足の拇指球付近に当接し、その他端部が足の外側縦アーチ部の中央部に当接するように前後に延びている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6959687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、歩行する際には、足の爪先で地面を蹴ることにより前方への推進を得ることになる。そのため、歩行時には、重心を拇指球付近に導くことが望ましい。その点、特許文献1の中敷きでは、凸部が拇指球付近まで延びているため、歩行の際、重心を凸部に沿って拇指球付近へ導くことが可能である。
【0005】
しかしながら、上記特許文献1の中敷きでは、歩行時に足が凸部に対して前後にずれる場合が想定され、その場合、重心を上手く拇指球まで導くことができないおそれがある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、歩行時に重心を確実に拇指球に導くことができる中敷き及び履物を提供することを主たる目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決すべく、本発明の中敷きは、
履物の中に敷かれ、表面で足を支持して用いられる中敷きであって、
前記表面の側に突出する突部として、
一端部が足の拇指球に当接する部分とされ、前記一端部からそれよりも後方にある他端部へ延びている第1突部と、
前記第1突部に対して前方に離間した位置で足の各指の並ぶ方向に延び、前記各指でグリップ可能な部分とされている第2突部と、
を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、中敷きが、その表面側に突出する突部として、第1突部及び第2突部を備えている。第1突部は、一端部が足の拇指球に当接する部分となっており、その一端部からそれよりも後方にある他端部へ延びている。この場合、歩行の際に足裏に第1突部が意識されることで、重心を第1突部に沿って前方の拇指球へと導くことができる。
【0009】
第2突部は、足の各指の並ぶ方向に延びており、それら各足指でグリップ可能とされている。第2突部を足指でグリップする際には、足指を上方に凸となるよう屈曲させた状態でグリップすることになる。ここで、第2突部は、第1突部に対して前方に離間した位置に配置されている。そのため、第2突部を足指でグリップする際には、足指の付け根部分を第1突部と第2突部との間に入り込ませることができる。そのため、第2突部の後方に第1突部が存在する構成にあっても、第2突部を足指でしっかりグリップすることが可能となっている。
【0010】
このように、第2突部を足指でグリップ可能となっていることにより、歩行の際、足が中敷きに対して前後にずれるのを抑制することができ、ひいては足が第1突部に対して前後にずれるのを抑制することができる。これにより、歩行時に重心を第1突部に沿って確実に拇指球へと導くことが可能である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
靴型
10か月前
個人
履物
9か月前
個人
履物
2か月前
個人
連結具
12か月前
山三商事株式会社
2か月前
個人
インソール
5か月前
株式会社サカガワ
草履
9か月前
リトルピアニスト株式会社
履物
8か月前
個人
靴紐用テンションガイド
7か月前
株式会社ティーワン
シューズ
11か月前
アズマ工業株式会社
浴室用履物
9か月前
株式会社KTC
インソールおよび履物
1か月前
個人
靴底及び該靴底を備えた靴
4か月前
美津濃株式会社
シューズのソール
8か月前
株式会社ゴールドウイン
シューズ
6か月前
個人
履物
4か月前
株式会社ATN1
中敷き及び履物
4か月前
個人
履物
4か月前
株式会社フォーナインシューズ
5日前
株式会社アシックス
8か月前
徳武産業株式会社
履物
1か月前
株式会社アメイズプラス
履物
5か月前
株式会社アメイズプラス
履物
4か月前
株式会社アシックス
履物
11か月前
株式会社村井
子供用中敷
12か月前
糸伍株式会社
靴紐
27日前
株式会社ダイマツ
履物及び短靴用月型芯
6か月前
デサントジャパン株式会社
子供用靴
4か月前
豊田合成株式会社
検出装置及び履物
10か月前
株式会社フォーカルワークス
靴の中底と靴
6か月前
個人
履物用中敷
4か月前
高笙工業有限公司
紐用リール
2か月前
ゼンノ株式会社
履物
6か月前
株式会社バンダイ
センサ装置、履物、及び履物セット
10か月前
株式会社馬里奈
履物
3か月前
株式会社アシックス
10か月前
続きを見る