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公開番号2024060248
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-02
出願番号2022167500
出願日2022-10-19
発明の名称信号伝送システムおよびユニット
出願人株式会社七星科学研究所
代理人個人
主分類H04J 14/02 20060101AFI20240424BHJP(電気通信技術)
要約【課題】複数のCWDM非対応の既存製品をユニット1及びユニット2を追加することで、CWDM対応の光信号に変換し、光ファイバ1芯に省配線化する。
【解決手段】2つの異なる電気信号を端末から電気信号を伝送するものを想定したとき、端末Aから電気信号aを1*9光モジュールAへ伝送してCWDM非対応の光信号aに変換し、ユニット1へ伝送する。端末Bから電気信号cを1*9光モジュールBへ伝送してCWDM非対応の光信号cに変換しユニット1へ伝送する。ユニット1は1*9光モジュールC、1*9光モジュールD 、SFP光モジュールA、SFP光モジュールB、合波・分波器Aで構成され、多重化により1芯の光ファイバで伝送出来る様にする事で課題を解決する。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
複数の端末と複数の端末の間をCWDM非対応の光信号で伝送するものにおいて、
端末Aから電気信号aを既存製品に搭載した1*9光モジュールAへ、端末Bから電気信号cを既存製品に搭載した1*9光モジュールBに伝送し、1*9光モジュールA及び1*9光モジュールBからCWDM非対応の光信号をユニット1へ伝送し、この時ユニット1は1*9光モジュールC、1*9光モジュールD、SFP光モジュールAとSFP光モジュールB、合波・分波器Aで構成され、CWDM非対応の光信号aは1*9光モジュールCに伝送され、1*9光モジュールC からSFP光モジュールAに波形成形された電気信号eで伝送され、SFP光モジュールAから合波・分波器Aへ伝送される際CWDM対応の光信号aに変換され、CWDM非対応の光信号cは、1*9光モジュールDに伝送され、1*9光モジュールD からSFP光モジュールBに波形成形された電気信号gで伝送され、SFP光モジュールBから合波・分波器Aへ伝送される際CWDM対応の光信号cに変換され、合波・分波器Aで多重化してユニット1からユニット2へは1芯の光ファイバで伝送し、ユニット2の合波・分波器Bへ伝送、ユニット2は合波・分波器B、SFP光モジュールCとSFP光モジュールD、1*9モジュールE、1*9モジュールFで構成され、合波・分波器BからSFP光モジュールCへはCWDM対応の光信号eを伝送し、SFP光モジュールCから1*9モジュールEに波形成形された電気信号iで伝送され、合波・分波器BからSFP光モジュールDへはCWDM対応の光信号gを伝送し、SFP光モジュールDから1*9モジュールFに波形成形された電気信号kで伝送され、ユニット2から伝送される信号はCWDM非対応の光信号で、1*9モジュールEから伝送されるCWDM非対応の光信号eは1*9光モジュールGへ伝送され電気信号mで端末Cへ伝送され、1*9モジュールFから伝送されるCWDM非対応の光信号gは1*9光モジュールHへ伝送され電気信号oで端末Dへ伝送され、CWDM非対応の端末同士を1芯の光ファイバで伝送できることを特徴とする伝送装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
複数の端末と複数の端末の間をCWDM非対応の光信号で伝送するものにおいて、
端末Cから電気信号nを既存製品に搭載した1*9光モジュールGへ、端末Dから電気信号pを既存製品に搭載した1*9光モジュールHに伝送し、1*9光モジュールG及び1*9光モジュールHからCWDM非対応の光信号をユニット2へ伝送し、この時ユニット2は1*9光モジュールE、1*9光モジュールF、SFP光モジュールCとSFP光モジュールD、合波・分波器Bで構成され、CWDM非対応の光信号fは1*9光モジュールEに伝送され、1*9光モジュールE からSFP光モジュールCに波形成形された電気信号jで伝送され、SFP光モジュールCから合波・分波器Bへ伝送される際CWDM対応の光信号fに変換され、CWDM非対応の光信号hは、1*9光モジュールFに伝送され、1*9光モジュールF からSFP光モジュールDに波形成形された電気信号lで伝送され、SFP光モジュールDから合波・分波器Bへ伝送される際CWDM対応の光信号hに変換され、合波・分波器Bで多重化してユニット2からユニット1へは1芯の光ファイバで伝送し、ユニット1の合波・分波器Aへ伝送、ユニット1は合波・分波器A、SFP光モジュールAとSFP光モジュールB、1*9モジュールC、1*9モジュールDで構成され、合波・分波器AからSFP光モジュールAへはCWDM対応の光信号bを伝送し、SFP光モジュールAから1*9モジュールCに波形成形された電気信号fで伝送され、合波・分波器AからSFP光モジュールBへはCWDM対応の光信号dを伝送し、SFP光モジュールBから1*9モジュールDに波形成形された電気信号fで伝送され、ユニット1から伝送される信号はCWDM非対応の光信号で、1*9モジュールCから伝送されるCWDM非対応の光信号bは1*9光モジュールAへ伝送され電気信号bで端末Aへ伝送され、1*9モジュールDから伝送されるCWDM非対応の光信号dは1*9光モジュールBへ伝送され電気信号dで端末Bへ伝送され、CWDM非対応の端末同士を1芯の光ファイバで伝送できることを特徴とする伝送装置。
【請求項3】
端末Aから端末C方向、端末Bから端末D方向、端末Cから端末A方向、端末Dから端末B方向の電気信号を、1芯の光ファイバで伝送できることを特徴とする伝送装置。
【請求項4】
合波・分波器A、SFP光モジュールAとSFP光モジュールB、1*9モジュールC、1*9モジュールDを同一パッケージとして構成されたことを特徴とする伝送装置。
【請求項5】
1*9光モジュールE、1*9光モジュールF、SFP光モジュールCとSFP光モジュールD、合波・分波器Bを同一パッケージとして構成されたことを特徴とする伝送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、CWDMを利用した高速通信の多重化したシステムである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
既存製品を使用して二つの異なる電気の送受信信号を光ファイバで伝送する場合、光ファイバは2芯となる。そして、二つの異なる電気信号を1芯の光ファイバで伝送する場合、合波器・分波器を使用して光信号を多重化して伝送する事が一般的である。
ただし、既存品がCWDMに対応していない場合、多重化して1芯の光ファイバで伝送する事が困難だった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-228858
特開2003-283463
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、以下の課題を解決できる多重化装置を提供する事を目的。
既存品がCWDMに対応していない場合でも、多重化して1芯の光ファイバで伝送する事が出来る様にする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
図1及び図2を用いて説明する。端末と端末の間をCWDM非対応の光信号を伝送するものにおいて、端末A及び端末Bから端末C及び端末Dへそれぞれの電気信号を伝送するものと仮定して、端末Aから電気信号aを1*9光モジュールAへ、端末Bから電気信号cを1*9光モジュールBに伝送し、1*9光モジュールA及び1*9光モジュールBからユニット1へCWDM非対応の光信号を伝送する。
【0006】
この時、ユニット1は1*9光モジュールC、1*9光モジュールD、SFP光モジュールAとSFP光モジュールB、合波・分波器Aで構成される。
CWDM非対応の光信号aは1*9光モジュールCに伝送され、1*9光モジュールCからSFP光モジュールAへ電気信号が伝送される。その際に電気信号は波形成形される。一方で、CWDM非対応の光信号cは1*9光モジュールDに伝送され、1*9光モジュールDからSFP光モジュールBへ電気信号が伝送される。その際に電気信号は波形成形される。波形成形されたそれぞれの電気信号e、gはSFP光モジュールA、Bから合波・分波器Aへ伝送される。その後CWDM対応の光信号を合波・分波器で多重化してユニット1からユニット2へ1芯の光ファイバで伝送する。
【0007】
この時、ユニット2は合波・分波器B、SFP光モジュールCとSFP光モジュールD、1*9光モジュールE、1*9光モジュールFで構成される。
1芯の光ファイバでユニット1からユニット2に伝送されたCWDM対応の光信号は合波・分波器Bで、それぞれCWDM対応の光信号e、gに分割される。CWDM対応の光信号eはSFP光モジュールCに伝送され、SFP光モジュールC から1*9光モジュールEへ電気信号が伝送される。その際に電気信号は波形成形される。一方で、CWDM対応の光信号gはSFP光モジュールDに伝送され、SFP光モジュールDから1*9光モジュールFへ電気信号が伝送される。その際に電気信号は波形成形される。その後、1*9光モジュールE及び1*9光モジュールFから1*9光モジュールG及び1*9光モジュールHへCWDM非対応の光信号を伝送する。
【0008】
CWDM非対応の光信号eは1*9光モジュールGに伝送され、電気信号で端末へ伝送される。CWDM非対応の光信号gは1*9光モジュールHに伝送され、電気信号で端末へ伝送される。
この様な形でCWDM非対応同士を1芯の光ファイバで伝送することで前記課題を解決する。
【発明の効果】
【0009】
以上の説明から明らかな様に、既存の端末がCWDM非対応である場合でも、多重化して光ファイバ1本で伝送する事が出来る。そのため複数のファイバを結線する煩わしさから解放される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態で端末からユニット1までを示した図である
図1の1芯の光ファイバで光信号を受信してから端末までの図である。
端末から光モジュールを通じてCWDM非対応の光信号を2本で伝送するまでの図である。
図3のCWDM非対応の光信号を2芯の光ファイバで伝送してCWDM非対応の光信号を光モジュールにて電気信号に変換して端末に伝送するまでの図である。
端末から4本の電気信号を伝送してSFP光モジュールにてCWDM対応の光信号へ変換し、合波・分波器に伝送され、もう一方の電気信号もSFP光モジュールにてCWDM対応の光信号へ変換し合波・分波器に伝送する。そして合波・分波器で多重化するまでの図である。
図5の合波・分波器で多重化して1芯の光ファイバで伝送されたところから合波・分波器にて分割して4つのCWDM対応の光信号になり、SFP光モジュールにて電気信号に変換して端末まで伝送する図である。
以上を踏まえて、端末から端末の間、電気信号を光信号へ変換し、CWDM非対応の光信号では合波・分波器を用いたとしても多重化して1芯の光ファイバで伝送することが難しい事を示した図である。
図7と同様の意味を示す図。図1と図2、図3と図4、図5と図6、図7と図8は細かくて見にくくなる事を防ぐため拡大して一つの回路を2段(2つ)にして描いたものである。
【符号の説明】
(【0011】以降は省略されています)

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