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公開番号2024059211
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022166754
出願日2022-10-18
発明の名称アクセサリ及び制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03B 15/05 20210101AFI20240423BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 撮像装置との接続状態に応じて予め決められた所定の設定を解除することができるアクセサリを提供する。
【解決手段】 撮像装置に着脱可能なアクセサリであって、装着された撮像装置の撮影モードに関する情報を取得する取得手段と、所定の項目の設定値を設定する設定手段と、記装着された撮像装置の起動状態を検知する検知手段と、を有し、前記設定手段は、前記取得手段により取得した前記情報が第1の撮影モードを示す場合に前記所定の項目の設定値に予め決められた所定の設定値を設定し、前記所定の項目の設定値に前記予め決められた所定の設定値を設定した状態で前記検知手段により前記装着された撮像装置が非起動状態だと検知されると前記所定の項目の設定値を前記予め決められた所定の設定値から変更可能にする。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
撮像装置に着脱可能なアクセサリであって、
装着された撮像装置の撮影モードに関する情報を取得する取得手段と、
所定の項目の設定値を設定する設定手段と、
前記装着された撮像装置の起動状態を検知する検知手段と、を有し、
前記設定手段は、前記取得手段により取得した前記情報が第1の撮影モードを示す場合に前記所定の項目の設定値に予め決められた所定の設定値を設定し、前記所定の項目の設定値に前記予め決められた所定の設定値を設定した状態で前記検知手段により前記装着された撮像装置が非起動状態だと検知されると前記所定の項目の設定値を前記予め決められた所定の設定値から変更可能にすることを特徴とするアクセサリ。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
撮像装置に着脱可能なアクセサリであって、
装着された撮像装置の撮影モードに関する情報を取得する取得手段と、
所定の項目の設定値を設定する設定手段と、
前記装着された撮像装置と前記アクセサリとを固定する固定位置と前記装着された撮像装置と前記アクセサリとの固定が解除される固定解除位置とに移動可能な固定手段と、を有し、
前記設定手段は、前記取得手段により取得した前記情報が第1の撮影モードを示す場合に前記所定の項目の設定値に予め決められた所定の設定値を設定し、前記所定の項目の設定値に前記予め決められた所定の設定値を設定した状態で前記固定手段が前記固定位置から前記固定解除位置に移動すると前記所定の項目の設定値を前記予め決められた所定の設定値から変更可能にすることを特徴とするアクセサリ。
【請求項3】
前記第1の撮影モードは、撮影パラメータのユーザーが変更できない撮影モードであることを特徴とする請求項1または2に記載のアクセサリ。
【請求項4】
前記予め決められた所定の設定値が設定される前の前記所定の項目の設定値の値を記憶する記憶手段を有し、
前記設定手段は、前記所定の項目の設定値を前記予め決められた所定の設定値から変更する際に前記記憶手段に記憶された値に変更することを特徴とする請求項1または2に記載のアクセサリ。
【請求項5】
前記所定の項目の設定値に関する情報を表示する表示手段を有し、
前記表示手段は、前記所定の項目の設定値に前記予め決められた所定の設定値を設定した状態では前記所定の項目の設定値を変更できないことを示す情報を表示することを特徴とする請求項1または2に記載のアクセサリ。
【請求項6】
前記所定の項目の設定値を変更するための操作部を有し、
前記所定の項目の設定値に前記予め決められた所定の設定値を設定した状態では前記操作部に対する前記所定の項目の設定値を変更する操作を受け付けないことを特徴とする請求項1または2に記載のアクセサリ。
【請求項7】
前記アクセサリは発光装置であることを特徴とする請求項1または2に記載のアクセサリ。
【請求項8】
前記所定の項目は、発光モード、調光補正量、ワイヤレス設定、ズームポジション設定、ストロボシンクロ設定の少なくとも1つであることを特徴とする請求項7に記載のアクセサリ。
【請求項9】
撮像装置に着脱可能なアクセサリの制御方法であって、
装着された撮像装置の撮影モードに関する情報を取得する取得ステップと、
所定の項目の設定値を設定する設定ステップと、
前記装着された撮像装置の起動状態を検知する検知ステップと、を有し、
前記設定ステップは、前記取得ステップにて取得した前記情報が第1の撮影モードを示す場合に前記所定の項目の設定値に予め決められた所定の設定値を設定し、前記所定の項目の設定値に前記予め決められた所定の設定値を設定した状態で前記検知ステップにて前記装着された撮像装置が非起動状態だと検知されると前記所定の項目の設定値を前記予め決められた所定の設定値から変更可能にすることを特徴とする制御方法。
【請求項10】
撮像装置に着脱可能なアクセサリの制御方法であって、
装着された撮像装置の撮影モードに関する情報を取得する取得ステップと、
所定の項目の設定値を設定する設定ステップと、
前記装着された撮像装置と前記アクセサリとを固定する固定位置と前記装着された撮像装置と前記アクセサリとの固定が解除される固定解除位置とに移動可能な固定手段の状態を検知する検知ステップと、を有し、
前記設定ステップは、前記取得ステップにて取得した前記情報が第1の撮影モードを示す場合に前記所定の項目の設定値に予め決められた所定の設定値を設定し、前記所定の項目の設定値に前記予め決められた所定の設定値を設定した状態で前記検知ステップにて前記固定手段が前記固定位置から前記固定解除位置に移動したことを検知すると前記所定の項目の設定値を前記予め決められた所定の設定値から変更可能にすることを特徴とする制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に着脱可能なアクセサリに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、カメラとの通信手段を用いて取得した撮影モードに応じて、カメラに装着されたアクセサリの機能を制限し予め決められた所定の設定(デフォルト設定)とする機能がある。例えば、カメラの撮影パラメータ(シャッター速度、絞り値、ISO感度)が自動で決定される撮影モードの場合、使用するユーザーはエントリーユーザーが想定される。この時、アクセサリへの知識があまりないユーザーであっても、アクセサリの設定をデフォルト設定にすることで簡単にアクセサリが使用できるようにする。デフォルト設定は、アクセサリが発光装置の場合は発光モードが自動調光、ズーム設定AUTOなど各種項目を発光装置自身が自動で予め決められた設定にすることで、ユーザーは発光装置の細かな設定を気にしなくても発光装置を使用することができる。
【0003】
特許文献1には、カメラの撮影モードに応じてアクセサリで実行する処理を選択して制御する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-33219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような機能においてアクセサリのデフォルト設定を解除するためにはカメラの撮影モードを変更するなど操作性が悪く、特許文献1ではカメラとアクセサリの接続状態の変化はなんら考慮されていない。
【0006】
そこで、本発明の目的は、撮像装置との接続状態に応じて予め決められた所定の設定を解除することができるアクセサリを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明にかかるアクセサリは、撮像装置に着脱可能なアクセサリであって、装着された撮像装置の撮影モードに関する情報を取得する取得手段と、所定の項目の設定値を設定する設定手段と、記装着された撮像装置の起動状態を検知する検知手段と、を有し、前記設定手段は、前記取得手段により取得した前記情報が第1の撮影モードを示す場合に前記所定の項目の設定値に予め決められた所定の設定値を設定し、前記所定の項目の設定値に前記予め決められた所定の設定値を設定した状態で前記検知手段により前記装着された撮像装置が非起動状態だと検知されると前記所定の項目の設定値を前記予め決められた所定の設定値から変更可能にすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、撮像装置との接続状態の変化に応じてアクセサリの予め決められた所定の設定を解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態にかかるカメラシステムの構成を示した図である。
本発明の実施形態にかかるアクセサリのアクセサリロック部によるロック動作を示した図である。
本発明の実施形態にかかるアクセサリのデフォルト設定制御のフローチャートを示した図である。
本発明の実施形態にかかるアクセサリの表示画面を示した図である。
本発明の実施形態にかかるアクセサリのデフォルト設定値を示した図である。
本発明の第1の実施形態にかかるアクセサリのデフォルト設定解除制御のフローチャートを示した図である。
本発明の第2の実施形態にかかるアクセサリのデフォルト設定解除制御のフローチャートを示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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