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公開番号2024062192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-09
出願番号2022170033
出願日2022-10-24
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G03G 21/16 20060101AFI20240430BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】メンテナンス作業が容易な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、第1方向に沿って配置された複数の感光体と、複数の感光体それぞれの第1方向とは直交する第2方向の回転軸に設けられ、複数の感光体の回転ムラを抑制する複数のフライホイルと、複数の感光体それぞれを回転駆動するための駆動源を備えた複数の駆動ユニットと、第1方向に沿って配置され、第1方向及び第2方向とは直交する第3方向に延伸する複数のステイと、第2方向において、複数のフライホイルに対して複数の感光体とは逆側の位置で、複数のステイの内の2つのステイを橋渡しする様に2つのステイに取り付けられ、かつ、第1方向において複数のフライホイルの内の少なくとも1つと重複して配置される第1基板支持部材と、第1基板支持部材に取り付けられ、電気的な部品が実装される第1電気基板と、を備えている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に沿って配置された複数の感光体と、
前記複数の感光体それぞれの前記第1方向とは直交する第2方向の回転軸に設けられ、前記複数の感光体の回転ムラを抑制する複数のフライホイルと、
前記複数の感光体それぞれを回転駆動するための駆動源を備えた複数の駆動ユニットと、
前記第1方向に沿って配置され、前記第1方向及び前記第2方向とは直交する第3方向に延伸する複数のステイと、
前記第2方向において、前記複数のフライホイルに対して前記複数の感光体とは逆側の位置で、前記複数のステイの内の2つのステイを橋渡しする様に前記2つのステイに取り付けられ、かつ、前記第1方向において前記複数のフライホイルの内の少なくとも1つと重複して配置される第1基板支持部材と、
前記第1基板支持部材に取り付けられ、電気的な部品が実装される第1電気基板と、
を備えている画像形成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1基板支持部材は、前記複数のステイの内の前記第1方向において隣接する前記2つのステイに取り付けられる、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1電気基板に実装される前記電気的な部品は、前記複数の駆動ユニットの内の少なくとも1つの駆動ユニットの前記駆動源に駆動信号を供給する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1電気基板に実装される前記電気的な部品から前記少なくとも1つの駆動ユニットに前記駆動信号を供給するためのケーブルは、当該第1電気基板を取り付けている前記第1基板支持部材から前記2つのステイの内の少なくとも1つのステイに渡され、前記少なくとも1つのステイに沿って配設される、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記少なくとも1つのステイには前記ケーブルを配設するための部材が設けられる、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記複数の感光体は、4つの感光体であり、
前記複数のフライホイルは、4つのフライホイルであり、
前記複数の駆動ユニットは、4つの駆動ユニットであり、
前記複数のステイは、4つのステイであり、
前記4つのステイの内の前記第1方向において隣接する2つのステイを橋渡しする様に、2つの前記第1基板支持部材それぞれが、前記第1方向において前記4つのフライホイルの内の1つと重複して配置され、
2つの前記第1基板支持部材には、それぞれ、前記第1電気基板が取り付けられ、
2つの前記第1基板支持部材それぞれに取り付けられた前記第1電気基板に実装される前記電気的な部品は、それぞれ、前記4つの駆動ユニットの内の2つの駆動ユニットに駆動信号を供給する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1電気基板に実装される前記電気的な部品から前記2つの駆動ユニットの内の一方の駆動ユニットに前記駆動信号を供給するためのケーブルは、当該第1電気基板を取り付けている前記第1基板支持部材から前記2つのステイの内の第1ステイに渡され、前記第1ステイに沿って配設され、前記2つの駆動ユニットの内の他方の駆動ユニットに前記駆動信号を供給するためのケーブルは、当該第1電気基板を取り付けている前記第1基板支持部材から前記2つのステイの内の前記第1ステイとは異なる第2ステイに渡され、前記第2ステイに沿って配設される、請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記4つのステイそれぞれには前記ケーブルを配設するための部材が設けられる、請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記複数のステイそれぞれの前記第3方向における第1端部に嵌合する穴が設けられた第1支持部材を有する電装ユニットをさらに備え、
前記電装ユニットと、前記第3方向において前記複数のステイの前記第1端部とは異なる第2端部は、それぞれ、前記画像形成装置の枠体に固定され、
前記複数のステイそれぞれの前記第1端部は、前記第1支持部材の前記穴に嵌合される、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第3方向は、鉛直方向であり、
前記第1端部は、前記第2端部より下側である、請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は、画像形成処理を実行するための様々な電気的な部品を有する。これらの電気的な部品は、電気基板に実装され、電気基板は、フレーム等の支持部材に固定される。特許文献1は、複数のフレームを層状に構成し、各フレームに電気基板を取り付ける構成を開示している。複数のフレームを層状に構成することで、画像形成装置の本体を構成する一つの面に対して大きな面積を占有することなく複数の電気基板を画像形成装置に収容することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-253021号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像形成装置に対しては、電気基板等の構成要素(部品)に対するメンテナンス作業を容易に行えることが要求される。メンテナンス作業は、例えば、作業対象の構成要素、例えば、電気基板の点検・交換や、当該電気基板に実装されている部品の交換等を含む。作業対象の構成要素のメンテナンス作業を容易に行える様にするには、当該構成要素へのアクセスが容易な様に画像形成装置を構成する必要がある。なお、構成要素へのアクセスとは、当該構成要素に物理的にアクセスすることに加えて、当該構成要素を目視できる様にすることも含む。特許文献1の構成では、複数のフレームが取り付けられた画像形成装置の面に対して手前側の電気基板へのアクセスは容易である。しかしながら、奥側の電気基板にアクセスするためには、手前側から順に電気基板を取り外さなければならず、奥側の電気基板に対するアクセスは容易ではない。
【0005】
本発明は、メンテナンス作業が容易な画像形成装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によると、画像形成装置は、第1方向に沿って配置された複数の感光体と、前記複数の感光体それぞれの前記第1方向とは直交する第2方向の回転軸に設けられ、前記複数の感光体の回転ムラを抑制する複数のフライホイルと、前記複数の感光体それぞれを回転駆動するための駆動源を備えた複数の駆動ユニットと、前記第1方向に沿って配置され、前記第1方向及び前記第2方向とは直交する第3方向に延伸する複数のステイと、前記第2方向において、前記複数のフライホイルに対して前記複数の感光体とは逆側の位置で、前記複数のステイの内の2つのステイを橋渡しする様に前記2つのステイに取り付けられ、かつ、前記第1方向において前記複数のフライホイルの内の少なくとも1つと重複して配置される第1基板支持部材と、前記第1基板支持部材に取り付けられ、電気的な部品が実装される第1電気基板と、を備えている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、メンテナンス作業が容易な画像形成装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成システムの概略的な断面図。
第1筐体及び第3筐体を示す斜視図。
第1筐体の背面側から内部を見た図。
駆動ユニット及びフライホイルの概略的な斜視図。
図4の分解図。
図3のフライホイルの周囲を示す図。
図6の電気ケーブル及び駆動基板ユニットを取り外した状態を示す図。
図7の第1筐体を上側から見た図。
図7のステイを取り外した状態を示す図。
第1筐体の電装ユニット周囲の概略的な斜視図。
ステイを取り付けた状態を示す図。
図11の分解図。
図12の領域Aの拡大図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
図1は、本実施形態による画像形成システム100Sの構成図である。なお、以下の各図に示す構造の理解を容易するため、互いに直交する3つの方向(X方向、Y方向及びZ方向)、又は、その内の2つの方向を各図において表示する。3つの方向の内のZ方向は、鉛直方向(上下方向)に対応する。以下の説明において、X方向を幅方向とも表記し、Y方向を奥行方向とも表記する。また、各図において、Z方向が上に向かう方向であり、-Z方向が下に向かう方向である。
(【0011】以降は省略されています)

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