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公開番号2024098348
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-23
出願番号2023001805
出願日2023-01-10
発明の名称シート供給装置及び記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B65H 23/08 20060101AFI20240716BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ロールシートのシートの巻回方向によらずシートを供給できるシート供給装置を提供する。
【解決手段】第1方向C1と第1方向C1と反対の第2方向C2にロールシートを回転可能に支持する支持部と、支持部に支持されたロールシートの外周面と接触する第1接触体と、第1接触体を支持し、支持部で第1方向に回転したロールシートから供給されたシートをガイドする第1ガイド部材と、を備えるシート供給装置であって、支持部に支持されたロールシートの外周面と接触する第2接触体と、第2接触体を支持し、第2方向に回転したロールシートから供給されたシートをガイドする第2ガイド部材と、を備えることを特徴とするシート供給装置。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項１】
第１方向と前記第１方向と反対の第２方向にロールシートを回転可能に支持する支持部と、
前記支持部に支持されたロールシートの外周面と接触する第１接触体と、
前記第１接触体を支持し、前記支持部で前記第１方向に回転したロールシートから供給されたシートをガイドする第１ガイド部材と、
を備えるシート供給装置であって、
前記支持部に支持されたロールシートの外周面と接触する第２接触体と、
前記第２接触体を支持し、前記第２方向に回転したロールシートから供給されたシートをガイドする第２ガイド部材と、
を備えることを特徴とするシート供給装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記第１ガイド部材と前記第１接触体は、前記支持部に支持されたロールシートの外径の変化に応じて連動して移動し、
前記第２ガイド部材と前記第２接触体は、前記支持部に支持されたロールシートの外径の変化に応じて連動して移動することを特徴とする請求項１に記載のシート供給装置。
【請求項３】
前記第１接触体は、鉛直方向の下方からロールシートの外周面に接触し、
前記第２接触体は、鉛直方向の上方からロールシートの外周面に接触することを特徴とする請求項１に記載のシート供給装置。
【請求項４】
前記第１接触体をロールシートに対して当接及び離間させる第１移動機構と、
前記第２接触体をロールシートに対して当接及び離間させる第２移動機構と、
を備えることを特徴とする請求項１に記載のシート供給装置。
【請求項５】
前記第２移動機構は、前記第２接触体を支持する前記第２ガイド部材を移動させる移動機構であって、前記第２ガイド部材を、前記第２接触体がロールシートから離間した第１離間位置と、前記第２接触体がロールシートから前記第１離間位置より大きく離間した第２離間位置とに移動可能に構成されていることを特徴とする請求項４に記載のシート供給装置。
【請求項６】
前記第１ガイド部材に対向して前記支持部で前記第１方向に回転したロールシートから供給されたシートをガイドする第３ガイド部材と、
前記第２ガイド部材に対向して前記支持部で前記第２方向に回転したロールシートから供給されたシートをガイドする第４ガイド部材と、
を備えることを特徴とする請求項１に記載のシート供給装置。
【請求項７】
前記第３ガイド部材と前記第４ガイド部材は、前記支持部に支持されたロールシートの外径の変化に応じて移動することを特徴とする請求項６に記載のシート供給装置。
【請求項８】
前記第３ガイド部材は、前記支持部で前記第１方向に回転したロールシートからシートの先端を分離させるための第１分離フラッパーであり、
前記第４ガイド部材は、前記支持部で前記第２方向に回転したロールシートからシートの先端を分離させるための第２分離フラッパーであることを特徴とする請求項７に記載のシート供給装置。
【請求項９】
前記第１分離フラッパーをロールシートに対して当接及び離間させる第１フラッパー移動機構と、
前記第２分離フラッパーをロールシートに対して当接及び離間させる第２フラッパー移
動機構と、
を備えることを特徴とする請求項８に記載のシート供給装置。
【請求項１０】
前記第１接触体及び前記第２接触体は、ロールシートの回転に従動して回転する回転体であることを特徴とする請求項１に記載のシート供給装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、シートが巻回されたロールシートからシートを引き出して供給するシート供給装置、及びシート供給装置を備える記録装置に関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
記録材としてシートに画像等を記録する記録装置においては、ロールシートを回転可能に支持してシートを供給するシート供給装置が設けられる。シート供給装置によるシート供給に先立ち、作業者は、ロールシートをシート供給装置にセットする。
【０００３】
特許文献１には、ロールシートに鉛直方向下方から接触した接触体によってシートをロールシートから引き出して、ガイド部に沿ってシートを搬送する構成が開示されている。ガイド部が接触体からシート搬送方向の下流側に延在するように、且つロールシートの下方に設けられることで、ロールシートから分離したシートの先端がガイド部に沿ってシート供給部にシートが供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１６－１０４６６５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
一方で、上述の構成においては、プリント面が外側を向くように巻かれているロールシート（以下、外巻きロールシート）からシートを供給することを前提としている。従って、シート印刷面が内側に巻かれているロールシート（以下、内巻きロールシート）からシートを供給する場合、シートの先端を供給路に導くことが困難で操作性や搬送性が悪い。
【０００６】
そこで、本発明の目的は、ロールシートのシートの巻回方向によらずシートを供給できるシート供給装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上述の目的を達成するため、本発明のシート供給装置は、
第１回転方向と前記第１方向と反対の第２方向にロールシートを回転可能に支持する支持部と、
前記支持部に支持されたロールシートの外周面と接触する第１接触体と、
前記第１接触体を支持し、前記支持部で前記第１方向に回転したロールシートから供給されたシートをガイドする第１ガイド部材と、
を備えるシート供給装置であって、
前記支持部に支持されたロールシートの外周面と接触する第２接触体と、
前記第２接触体を支持し、前記第２方向に回転したロールシートから供給されたシートをガイドする第２ガイド部材と、
を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、ロールシートのシートの巻回方向によらずシートを供給できるシート供給装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
第１実施形態に係るプリント装置の斜視図である。
第１実施形態に係るシートの搬送路の説明図である。
第１実施形態に係るスプール部材の説明図である。
第１実施形態に係る外巻用のシート供給部の説明図である。
第１実施形態に係るシート供給部のイコライズ機構の説明図である。
第１実施形態に係る小径ロールがセットされた供給装置の説明図である。
第１実施形態に係る内巻用のシート供給部の説明図である。
第１実施形態に係る供給装置の説明図である。
第１実施形態に係るプリント装置の制御構成のブロック図である。
第１実施形態に係るシート供給方法のフローチャートである。
第２実施形態に係るシート供給の様子を示す説明図である。
第４実施形態に係る供給装置の説明図である。
第４実施形態に係る分離フラッパーの斜視図である。
第５実施形態に係るシートの搬送路の説明図である。
第５実施形態に係るシート供給部の説明図である。
第５実施形態に係る内巻用のシート供給部の説明図である。
第５実施形態に係る小径ロールがセットされた供給装置の説明図である。
第５実施形態に係るプリント装置の制御構成のブロック図である。
第５実施形態に係るシート供給方法のフローチャートである。
第６実施形態に係るシート供給部の説明図である。
第６実施形態に係るシート供給方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
（【００１１】以降は省略されています）

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