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公開番号2024135862
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046750
出願日2023-03-23
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240927BHJP(電気通信技術)
要約【課題】画像の読み取り時に、画像形成による振動が生じたとしても適切に原稿の画像を読み取ることができる技術を提供する。
【解決手段】載置された原稿に対して第1方向に移動しながら該原稿の画像を読取可能な読取部を備えた読取手段と、前記第1方向に搬送されるシートに対して、入力されたデータまたは前記読取手段で読み取ったデータに基づいて、前記第1方向と交差する第2方向に移動しながら画像を形成する画像形成部を備えた画像形成手段と、を有するようにした。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
載置された原稿に対して第1方向に移動しながら該原稿の画像を読取可能な読取部を備えた読取手段と、
前記第1方向に搬送されるシートに対して、入力されたデータまたは前記読取手段で読み取ったデータに基づいて、前記第1方向と交差する第2方向に移動しながら画像を形成する画像形成部を備えた画像形成手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記読取部は、密着型イメージセンサであり、
前記密着型イメージセンサは、前記第2方向に延設されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記読取手段は、前記読取部を移動させる際の駆動源となる駆動部と、前記駆動部で生じた駆動力を前記読取部に伝達する伝達部と、前記伝達部により伝達された駆動力に応じて移動する前記読取部をガイドするガイド部と、をさらに備え、
前記読取部は、
前記第1方向に延在する前記ガイド部に摺動可能な摺動部と、
前記摺動部を前記ガイドに押圧する押圧部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記読取手段は、前記画像形成手段に対して、前記第1方向の一方側において回動可能に配置され、
前記読取部は、読み取りを行わないときには、前記第1方向の一方側に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記読取手段で読み取る原稿を搬送する搬送手段をさらに有し、
前記読取手段は、前記読取部を移動領域の所定位置に位置させた状態で、前記搬送手段で搬送される原稿の画像を読み取り、
前記搬送手段による原稿の搬送方向は、前記第1方向の一方側から他方側に向かう方向であり、
前記搬送手段による原稿の排出方向は、前記第1方向の他方側から一方側に向かう方向であり、前記画像形成手段での画像形成後のシートの排出方向と一致することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記搬送手段は、前記読取手段に対して、前記第1方向の他方側において回動可能に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記読取手段は、前記読取部で画像を読み取る原稿を位置させる原稿台において、
一方の面に原稿が載置され、他方の面で該原稿の画像を読み取るために前記読取部が移動する第1読取領域と、
一方の面を前記搬送手段により搬送される原稿が通過し、他方の面で該原稿の画像を読み取るために前記読取部が留まる第2読取領域と、を備え、
前記第2読取領域は、前記第1読取領域よりも前記第1方向の他方側に位置し、
前記読取部は、読み取りを行わないときには、前記第1読取領域と前記第2読取領域との間に位置することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記読取手段の前記第1方向における一方側の側面において、前記画像形成装置を操作可能な操作手段をさらに有し、
前記搬送手段は、
搬送する原稿が載置される第1トレイと、
前記第1トレイの下方側において筐体に対して挿入および引き出し可能に配置され、排出された原稿が載置される第2トレイと、を備え、
前記操作手段は、前記第2方向において前記第2トレイと重ならないことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記読取手段の前記第1方向における一方側の側面において、前記画像形成装置を操作可能な操作手段をさらに有し、
前記搬送手段は、
搬送する原稿が載置される第1トレイと、
前記第1トレイの下方側において筐体に対して挿入および引き出し可能に配置され、排出された原稿が載置される第2トレイと、を備え、
前記操作手段は、各種の情報を表示可能であり、タッチ操作による入力が可能な表示部を備え、
前記第1トレイおよび前記第2トレイは、前記第2方向において前記表示部とは重ならないことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第1トレイは、前記筐体に固定的に設けられた本体トレイと、前記筐体に対してスライド移動可能に設けられたサブトレイと、を備え、
前記サブトレイは、前記筐体の外形の一部を形成する第1位置と、前記筐体の外形の一部を形成する面が、前記本体トレイとともに載置される原稿を支持する支持面を形成する第2位置との間で変位することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿の画像の読み取りとシートへの画像形成が可能な画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シートに画像形成を行う画像形成部の上部に、原稿の画像を読み取る画像読取部を備えた画像形成装置に関する技術が開示されている。特許文献1に開示の画像形成装置には、画像読取部で原稿の読み取りを行う際に、原稿を自動で搬送する自動原稿搬送部が設けられている。特許文献1の画像形成装置では、画像形成後のシートが排出される面を、ユーザの正面に向かうように配置すると、ADFは原稿を左右方向に搬送することとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-125811号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の画像形成装置を、棚や机の下などの狭いスペースにおいて、画像形成後のシートの排出面をユーザの正面に向かうように配置すると、原稿が搬送される左右のスペースが狭くなる。このため、ADFへの原稿のセットや、排出された原稿の取り出しなどの作業が行い難く、ユーザの操作性が低下してしまっていた。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、狭いスペースに設置しても、ユーザの操作性の低下を抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示による画像形成装置の一実施形態は、載置された原稿に対して第1方向に移動しながら該原稿の画像を読取可能な読取部を備えた読取手段と、前記第1方向に搬送されるシートに対して、入力されたデータまたは前記読取手段で読み取ったデータに基づいて、前記第1方向と交差する第2方向に移動しながら画像を形成する画像形成部を備えた画像形成手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、狭いスペースに設置したとしても、ユーザの操作性の低下を抑制することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成装置の外観図
画像形成部の概略構成図
画像読取部の概略構成図
読取キャリッジユニットの分解構成図
画像形成装置の断面図
画像形成装置の断面図
画像形成部および画像読取部の主要構成の位置関係を示す図
ADFおよびその近傍の断面図
原稿給送トレイの第2位置での形態を示す図
画像形成装置の右側面図
原稿の搬送中心N1と装置の中心位置N2との位置関係を示す図
画像形成部および画像読取部の移動機構を模式的に示す図
比較例としての公知技術による画像形成装置の外観図
画像読取部の開いた状態を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付の図面を参照しながら、画像形成装置の実施形態の一例を説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、実施形態に記載されている構成要素の位置、形状などはあくまで一例であり、この発明をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0010】
(画像形成装置の全体構成)
本実施形態では、自動原稿搬送装置(以下、「ADF(Automatic Document Feeder)」と称する。)により搬送される原稿の画像を読み取るとともに、シートに画像を形成可能な画像形成装置を一例として説明する。なお、以下の説明では、「原稿の画像を読み取る」ことを、単に「原稿を読み取る」とも表現する。本実施形態で開示された技術については、以下で説明する画像形成装置のみに限定されるものではなく、フラットベッドスキャナ装置と画像形成装置とを複合化した複写機、ファクシミリ、複合機などに適用可能である。本実施形態において、シートとは、普通紙、コート紙などの特殊紙、封筒やインデックス紙などの特殊形状からなる記録材、プラスチックフィルム、および布など、インクなどの液体により画像を形成可能な公知の媒体を含む。なお、原稿もシートの一例である。
(【0011】以降は省略されています)

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