TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024135818
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023046696
出願日
2023-03-23
発明の名称
撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
23/69 20230101AFI20240927BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】自分撮り状態であるかに応じて、適切な撮影画角(撮像された画像における範囲)で自分撮り画像の表示または記録を行うことができるようにする。
【解決手段】本発明の撮像装置は、撮像部と、前記撮像部によって撮像された画像の少なくとも一部の範囲を表示または記録するように制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、自分撮りを行わない第1の状態では、前記画像の第1の範囲を表示または記録するように制御し、前記自分撮りを行う第2の状態では、前記画像の、前記第1の範囲よりも広い第2の範囲を表示または記録するように制御することを特徴とする。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像部と、
前記撮像部によって撮像された画像の少なくとも一部の範囲を表示または記録するように制御する制御手段と
を有し、
前記制御手段は、
自分撮りを行わない第1の状態では、前記画像の第1の範囲を表示または記録するように制御し、
前記自分撮りを行う第2の状態では、前記画像の、前記第1の範囲よりも広い第2の範囲を表示または記録するように制御する
ことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記第1の状態から前記第2の状態への状態変化に応じて、前記第1の範囲の画像の表示から前記第2の範囲の画像の表示に切り替える
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1の状態は、前記撮像部によって撮像された前記画像を表示する表示部の表示方向が前記撮像部の撮像方向側を向いていない状態であり、
前記第2の状態は、前記表示部の表示方向が前記撮像部の撮像方向側を向いている状態である
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記撮像部によって撮像された前記画像の前記範囲をライブビュー画像として表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記撮像部によって撮像された前記画像を表示する表示部であって、当該表示部の前記撮像装置の本体部に対する位置関係を変更することによって表示方向を変更可能な表示部と、
前記表示部の前記本体部に対する位置関係を検出する検出手段と
をさらに有し、
前記第1の状態は、前記表示部の表示方向が前記撮像部の撮像方向側を向いていない状態であり、前記第2の状態は、前記表示部の表示方向が前記撮像部の撮像方向側を向いている状態であり、
前記制御手段は、前記検出手段による検出結果に応じて、前記第1の範囲の画像を表示または記録するか、前記第2の範囲の画像を表示または記録するかを切り替える
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記制御手段は、
使用中の撮影レンズの画角が所定の画角よりも広ければ、前記第2の状態であっても、前記第1の範囲を表示または記録するように制御し、
使用中の撮影レンズの画角が前記所定の画角よりも狭ければ、前記第2の状態において、前記第2の範囲を表示または記録するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記制御手段は、
前記画像が所定のサイズよりも大きい顔領域を含んでいなければ、前記第2の状態であっても、前記第1の範囲を表示または記録するように制御し、
前記画像が前記所定のサイズよりも大きい顔領域を含んでいれば、前記第2の状態に
おいて、前記第2の範囲を表示または記録するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記制御手段は、
動画の記録を行っていない場合には、前記第1の状態から前記第2の状態への状態変化があると、表示または記録する範囲を前記第1の範囲から前記第2の範囲に自動で変更するように制御するが、
動画の記録を行っている場合には、前記第1の状態から前記第2の状態への状態変化があっても、表示または記録する範囲を前記第1の範囲から前記第2の範囲に自動で変更するようには制御しない
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記制御手段は、
動画の記録を行っている場合には、前記第1の状態から前記第2の状態への状態変化があると、表示または記録する範囲を前記第1の範囲から前記第2の範囲に自動で変更するように制御するが、
動画の記録を行っていない場合には、前記第1の状態から前記第2の状態への状態変化があっても、表示または記録する範囲を前記第1の範囲から前記第2の範囲に自動で変更するようには制御しない
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記制御手段は、動画の記録を行っている場合に、前記第1の状態から前記第2の状態への状態変化があると、動画の記録を行っていない場合よりも遅い速度で、表示または記録する範囲を前記第1の範囲から前記第2の範囲に自動で徐々に変更するようには制御しない
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関し、特に撮影画角(撮像された画像における記録対象の範囲)を制御する技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
動画撮影モードにおいて、動画撮影中(動画の記録中)に手ブレ補正を行うことができるように、撮影画角(撮像された画像における記録対象の範囲)を狭める技術が提案されている。別の技術として、特許文献1には、許容範囲を超えた振動が検出された場合に、ズームレンズの焦点距離を、許容範囲を超えた振動が検出されなかった場合の焦点距離よりも短い(広角の)焦点距離に制御することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-029035号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、撮影画角(撮像された画像における記録対象の範囲)が狭められた場合に、自分撮りにおいてユーザー(撮影者)の顔しか撮影画角に含まれないことがある。このような場合に、ユーザーは、ユーザー自身と背景を含んだ撮影画角で自分撮りを行うために、手ブレ補正をオフにするといった設定変更を行う必要がある。さらに、動画撮影中に通常撮影から自分撮りへの切り替えが行われることがあるが、動画撮影中は設定変更を行えないことが多い。動画撮影中に設定変更を行うことができても、設定変更によって、動画にぶれが生じたり、動画に手が写り込んだりすることがある。自分撮りの際に生じる手ブレはユーザーに依存するため、特許文献1に開示の技術を用いても、これらの課題を解決することは困難である。
【0005】
本発明は、自分撮り状態であるかに応じて、適切な撮影画角(撮像された画像における範囲)で自分撮り画像の表示または記録を行うことができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の撮像装置は、撮像部と、前記撮像部によって撮像された画像の少なくとも一部の範囲を表示または記録するように制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、自分撮りを行わない第1の状態では、前記画像の第1の範囲を表示または記録するように制御し、前記自分撮りを行う第2の状態では、前記画像の、前記第1の範囲よりも広い第2の範囲を表示または記録するように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、自分撮り状態であるかに応じて、適切な撮影画角(撮像された画像における範囲)で自分撮り画像の表示または記録を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
デジタルカメラの外観図である。
デジタルカメラのブロック図である。
デジタルカメラの振動を示す図である。
撮像画像の変形を示す図である。
電子式ブレ補正を示す図である。
表示される画面を示す図である。
撮影画角を示す図である。
通常動画撮影モード処理のフローチャートである。
手ブレ補正モード処理のフローチャートである。
手ブレ補正モード処理のフローチャートである。
動画記録処理のフローチャートである。
動画記録処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1(a),1(b)は、本発明を適用可能な装置(撮像装置)の一例としてのデジタルカメラ100の外観図である。図1(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。
【0010】
表示部28は、デジタルカメラ100の背面に設けられた表示部であり、画像や各種情報を表示する。デジタルカメラ100と表示部28との接続部分はバリアングル機構を有し、表示部28の表示面は様々な方向に向けることができる。表示部28は、バリアングル機構によってデジタルカメラ100の本体部に対する位置関係を変更可能であり、不図示のセンサーを用いて、本体部に対する表示部28の位置関係を検出することができる。タッチパネル70aは、表示部28の表示面(タッチ操作面)に対するタッチ操作を検出することができる。また、ファインダー外表示部43は、デジタルカメラ100の上面に設けられた表示部であり、シャッター速度や絞りをはじめとするデジタルカメラ100の様々な設定値を表示する。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部材である。モード切替スイッチ60は、各種モードを切り替えるための操作部材である。端子カバー40は、デジタルカメラ100を外部機器に接続する接続ケーブル等とのコネクタ(不図示)を保護するカバーである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
店内配信予約システム
2か月前
WHISMR合同会社
収音装置
11日前
サクサ株式会社
中継装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
26日前
キヤノン株式会社
電子機器
2か月前
アイホン株式会社
電気機器
5日前
キヤノン電子株式会社
モバイル装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
25日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
12日前
個人
ワイヤレスイヤホン対応耳掛け
3日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
21日前
日本精機株式会社
画像投映システム
2か月前
ブラザー工業株式会社
読取装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像システム
5日前
株式会社ニコン
撮像装置
1か月前
大日本印刷株式会社
写真撮影装置
4日前
キヤノン電子株式会社
シート材搬送装置
1か月前
DXO株式会社
情報処理システム
1か月前
パテントフレア株式会社
水中電波通信法
1か月前
国立大学法人電気通信大学
小型光学装置
28日前
パテントフレア株式会社
超高速電波通信
19日前
株式会社松平商会
携帯機器カバー
14日前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
20日前
日本無線株式会社
無線通信システム
27日前
日本無線株式会社
無線通信システム
1か月前
株式会社国際電気
遠隔監視システム
20日前
株式会社JVCケンウッド
スピーカ
12日前
テックス通信株式会社
電話システム
2か月前
株式会社オーディオテクニカ
受光器
2か月前
株式会社大林組
監視システム
24日前
日本無線株式会社
無線通信システム
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
日本無線株式会社
無線通信システム
14日前
八重洲無線株式会社
無線中継システム
2か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る