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公開番号
2025099418
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216064
出願日
2023-12-21
発明の名称
基板処理装置、基板処理方法、及び物品の製造方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B05D
3/04 20060101AFI20250626BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】膜の形成に有利な技術を提供する。
【解決手段】基板に配置された、第1溶媒の液体を含む溶液を、前記第1溶媒より25℃における飽和蒸気圧が低い第2溶媒のガスを含む供給ガスに晒して、前記溶液の液物性を調整する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
基板処理方法であって、
基板に配置された、第1溶媒の液体を含む溶液を、前記第1溶媒より25℃における飽和蒸気圧が低い第2溶媒のガスを含む供給ガスに晒して、前記溶液の液物性を調整する工程を備える、
ことを特徴とする基板処理方法。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記第2溶媒は、前記第1溶媒より粘度が高い、
ことを特徴とする請求項1に記載の基板処理方法。
【請求項3】
前記第2溶媒は、前記第1溶媒より表面張力が低い、
ことを特徴とする請求項1に記載の基板処理方法。
【請求項4】
前記供給ガスは、界面活性剤を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の基板処理方法。
【請求項5】
前記第1溶媒に前記界面活性剤が添加された混合物の表面張力は、前記第1溶媒の表面張力より低い、
ことを特徴とする請求項4に記載の基板処理方法。
【請求項6】
前記界面活性剤は、フッ素系界面活性剤である、
ことを特徴とする請求項4に記載の基板処理方法。
【請求項7】
前記供給ガスは、前記第2溶媒のガスとキャリアガスとの混合ガスである、
ことを特徴とする請求項1に記載の基板処理方法。
【請求項8】
液状の前記第2溶媒に前記キャリアガスを送気するバブリング処理により前記混合ガスを生成する、
ことを特徴とする請求項7に記載の基板処理方法。
【請求項9】
前記溶液は、前記基板に含まれる凹部に供給される、
ことを特徴とする請求項1に記載の基板処理方法。
【請求項10】
前記供給ガスは、第1供給ガスであり、
前記溶液の液物性を調整する工程において、前記基板の第1領域に配置された前記溶液を、前記第1供給ガスに晒し、かつ前記基板の第2領域に配置された前記溶液を、前記第1溶媒より25℃における飽和蒸気圧が低い第3溶媒のガスを含む第2供給ガスに晒す、
ことを特徴とする請求項1に記載の基板処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、基板処理装置、基板処理方法、及び物品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
有機EL(Electro Luminescence)素子であるOLED(Organic Light Emitting Diode)を有するパネル(有機ELパネル)などの物品を製造する際に、基板の上の所望の箇所に塗布装置を用いて溶液(インク)を塗布する方法が知られている。溶液を基板に塗布することで、基板の上に溶液膜が形成される。溶液で構成された溶液膜は、溶質と溶媒とを含む膜である。基板の上に塗布された溶液膜を乾燥させる乾燥処理を経て、基板の上に機能膜などの膜(層)が形成される。溶液膜の乾燥には、乾燥装置が用いられる。
【0003】
一方、特許文献1には、溶媒としてシクロヘキサノンを含む溶液膜が基板に塗布されることが開示されている。そして、特許文献1には、溶液膜の乾燥を抑制する、即ち溶液膜に含まれる溶媒の揮発を抑制するために、溶液膜近傍の雰囲気を、溶媒蒸気としてPEGMIA(プロピレングリコールメチルエーテルアセタート:Prolylene glycol monomethyl ether acetate)の蒸気で満たすことが開示されている。PEGMIAの飽和蒸気圧は、500Paであり、シクロヘキサノンの飽和蒸気圧は、450Paである。即ち、特許文献1には、溶液膜近傍の雰囲気を、溶液膜に含まれる溶媒より飽和蒸気圧が高い溶媒の蒸気で満たすことが開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、溶液膜近傍の雰囲気を、溶液膜に含まれる主溶媒と同じ溶媒の蒸気で満たすことが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-26463号公報
特開2006-95427号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、基板に形成される膜には、微細化が求められてきており、膜を微細化するうえで膜の厚さに高い均一性が要求されてきている。
【0007】
本開示は、膜の形成に有利な技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1態様は、基板処理方法であって、基板に配置された、第1溶媒の液体を含む溶液を、前記第1溶媒より25℃における飽和蒸気圧が低い第2溶媒のガスを含む供給ガスに晒して、前記溶液の液物性を調整する工程を備える、ことを特徴とする基板処理方法である。
【0009】
本開示の第2態様は、基板処理装置であって、第1溶媒の液体を含む溶液が配置された基板が搬送される容器と、前記第1溶媒より25℃における飽和蒸気圧が低い第2溶媒のガスを含む供給ガスを、前記容器の内部に供給するガス供給部と、を備える、ことを特徴とする基板処理装置である。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、膜の形成に有利な技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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