TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025099986
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217043
出願日2023-12-22
発明の名称監視カメラシステム、放射線撮影システム及び方法
出願人キヤノン株式会社,キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類A61B 6/03 20060101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】被検体の効率的な監視を支援すること。
【解決手段】実施形態に係る監視カメラシステムは、検査室に設置され、被検体を載置可能な医用装置を含む環境を撮影するカメラと、前記カメラにより得られるカメラ画像データを基に、表示画像データを生成する画像処理部と、前記表示画像データを表示部に表示させる表示制御部とを備え、前記画像処理部は、前記カメラ画像データにおいて被検体が載置された領域に対応する載置領域を推定し、前記載置領域に応じてカメラ画像データを補正した補正画像データを生成し、前記補正画像データに含まれる被検体の領域を推定し、前記補正画像データと、前記被検体の領域とを基に、表示画像データを生成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
検査室に設置され、被検体を載置可能な医用装置を含む環境を撮影するカメラと、
前記カメラにより得られるカメラ画像データを基に、表示画像データを生成する画像処理部と、
前記表示画像データを表示部に表示させる表示制御部と
を備える監視カメラシステムであって、
前記画像処理部は、
前記カメラ画像データにおいて被検体が載置された領域に対応する載置領域を推定し、
前記載置領域に応じてカメラ画像データを補正した補正画像データを生成し、
前記補正画像データに含まれる被検体の領域を推定し、
前記補正画像データと、前記被検体の領域とを基に、表示画像データを生成する、監視カメラシステム。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記載置領域は、前記医用装置の天板である、請求項1に記載の監視カメラシステム。
【請求項3】
前記載置領域は、前記医用装置の寝台である、請求項1に記載の監視カメラシステム。
【請求項4】
前記載置領域は、ディープニューラルネットワークにより推定される、請求項1に記載の監視カメラシステム。
【請求項5】
前記載置領域は、前記医用装置の天板又は寝台に付されたマーカの検出結果、及び、前記カメラの位置と姿勢とを基にして推定される、請求項1に記載の監視カメラシステム。
【請求項6】
前記載置領域は、前記医用装置の天板又は寝台の制御情報、及び、前記カメラの位置と姿勢とを基にして推定される、請求項1に記載の監視カメラシステム。
【請求項7】
前記画像処理部は、前記載置領域を含む領域を、当該載置領域の中心線が上下方向となるように回転させることにより、前記補正画像データを生成する、請求項1に記載の監視カメラシステム。
【請求項8】
前記画像処理部は、縦長の長方形に近づくように前記載置領域を含む領域を変換することにより、前記補正画像データを生成する、請求項1に記載の監視カメラシステム。
【請求項9】
前記回転の回転角は、前記載置領域を囲む多角形の辺の方向を基に決められる、請求項7に記載の監視カメラシステム。
【請求項10】
前記回転の回転角は、撮影時刻の異なる複数の前記カメラ画像データに共通して含まれる物体の位置の差を基に決められる、請求項7に記載の監視カメラシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書及び図面に開示の実施形態は、監視カメラシステム、放射線撮影システム及び方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
被検体について医用画像の収集や治療を行なう医用装置の中には、被検体を載置可能なタイプのものがある。例えば、医用装置は、寝台の上に載置された天板を備え、天板の上に載置された被検体を対象として、画像収集や治療を実行する。この時、医用装置と被検体との間の位置関係や、被検体の状態を確認するため、検査室に設置されたカメラを用いて、被検体の監視が行なわれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7118666号公報
特開2021-194388号公報
特開2021-129716号公報
特開2021-36969号公報
【非特許文献】
【0004】
Zhengyou Zhang. A flexible new technique for camera calibration. Pattern Analysis and Machine Intelligence, IEEE Transactions on, 22(11):1330-1334, 2000.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、被検体の効率的な監視を支援することである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置付けることもできる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る監視カメラシステムは、検査室に設置され、被検体を載置可能な医用装置を含む環境を撮影するカメラと、前記カメラにより得られるカメラ画像データを基に、表示画像データを生成する画像処理部と、前記表示画像データを表示部に表示させる表示制御部とを備え、前記画像処理部は、前記カメラ画像データにおいて被検体が載置された領域に対応する載置領域を推定し、前記載置領域に応じてカメラ画像データを補正した補正画像データを生成し、前記補正画像データに含まれる被検体の領域を推定し、前記補正画像データと、前記被検体の領域とを基に、表示画像データを生成する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施形態に係るシステムの構成の一例を示すブロック図である。
図2は、第1の実施形態に係るシステムの一例を示す図である。
図3は、第1の実施形態に係る表示画像データ生成の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図4は、第1の実施形態に係るカメラ画像データにおける天板及び被検体の配置の一例を示す図である。
図5は、第1の実施形態に係るカメラ画像データに対して算出されたマスク及び天板端ポリゴンの一例を示す図である。
図6は、第1の実施形態に係る天板切り出し領域の一例を示す図である。
図7は、第2の実施形態に係るシステムの一例を示す図である。
図8は、第2の実施形態に係るカメラ姿勢の測定手順の一例を示すフローチャートである。
図9は、第2の実施形態に係る基準座標値について説明するための図である。
図10は、第2の実施形態に係る表示画像データ生成の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図11は、第3の実施形態に係るシステムの一例を示す図である。
図12は、第4の実施形態に係る被検体確認画面の表示例を示す図である。
図13は、第4の実施形態に係る被検体確認画面の表示例を示す図である。
図14は、第4の実施形態に係るレイアウト設定画面の一例を示す図である。
図15は、第4の実施形態に係るレイアウト設定画面の一例を示す図である。
図16は、第4の実施形態に係る複合レイアウトタブを選択した場合の画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、監視カメラシステム、放射線撮影システム及び方法の実施形態について説明する。以下の実施形態では、同一の参照符号を付した部分は同様の動作をおこなうものとして、重複する説明は適宜省略する。
【0009】
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、図1のシステム1を例として説明する。システム1は、医用装置10、情報処理装置20及びカメラ30を備える。医用装置10、情報処理装置20及びカメラ30は、ネットワークNWを介して通信可能に接続される。
【0010】
医用装置10は、検査室内に配置され、被検体について医用画像の収集や治療を行なう装置である。一例を挙げると、医用装置10は、X線診断装置やCT(Computed Tomography)装置、PET(Positron Emission computed Tomography)装置、SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)装置等の放射線診断装置や、磁気共鳴イメージング(Magnetic Resonance Imaging:MRI)装置などの医用画像診断装置である。別の例を挙げると、医用装置10は、放射線治療装置などの治療装置である。医用装置10は、天板や寝台に載置された被検体を対象として、医用画像の収集や治療を実行する。即ち、医用装置10は、被検体を載置可能に構成される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
8日前
キヤノン株式会社
移動体
22日前
キヤノン株式会社
トナー
1日前
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
トナー
1日前
キヤノン株式会社
トナー
22日前
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
トナー
22日前
キヤノン株式会社
顕微鏡
23日前
キヤノン株式会社
記憶装置
22日前
キヤノン株式会社
撮像装置
25日前
キヤノン株式会社
撮像装置
10日前
キヤノン株式会社
記録装置
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置
23日前
キヤノン株式会社
記録装置
4日前
キヤノン株式会社
電子機器
1日前
キヤノン株式会社
光学装置
29日前
キヤノン株式会社
記録装置
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
18日前
キヤノン株式会社
処理装置
22日前
キヤノン株式会社
記録装置
22日前
キヤノン株式会社
測距装置
2日前
キヤノン株式会社
電子部品
11日前
キヤノン株式会社
電源装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
18日前
キヤノン株式会社
記録装置
22日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
キヤノン株式会社
記録装置
8日前
キヤノン株式会社
記録装置
8日前
キヤノン株式会社
光学センサ
28日前
キヤノン株式会社
光走査装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
続きを見る