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公開番号2024068872
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2022179504
出願日2022-11-09
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20240514BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像素子の動作保証温度付近に到達すると発熱による動作停止等の制限がかかってしまう。
【解決手段】撮像素子ユニットの時間当たりの温度変化率を所定の閾値と比較し、変化率が所定の閾値以上である場合に、撮像素子により取得した画像データを撮像素子内の符号化部により圧縮符号化しないように制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
撮影画像データを圧縮符号化する第１の圧縮手段を備えた撮像素子と、
前記撮像素子から出力された前記撮影画像データを圧縮符号化する第２の圧縮手段を備えた画像処理部と、
前記撮像素子の時間当たりの温度変化率が前記画像処理部における時間当たりの温度変化率以下である場合に前記撮影画像データを前記第１の圧縮手段により圧縮符号化するように制御し、前記撮像素子の時間当たりの温度変化率が前記画像処理部における時間当たりの温度変化率より大きい場合に前記撮影画像データを前記第１の圧縮手段により圧縮符号化しないように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示（約 210 文字）【請求項２】
前記制御手段は、前記撮像素子の時間当たりの温度変化率が前記画像処理部における時間当たりの温度変化率より大きい場合に、前記撮影画像データを前記第２の圧縮手段により圧縮符号化するように制御することを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
【請求項３】
前記撮像素子の温度を検出する温度検出部と、前記画像処理部の温度を検出する温度検出部を有することを特徴とする請求項１または２に記載の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、撮像装置に関するものである。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、撮像装置において、撮像素子の高画素化や読み出しの高速化、フレームレート向上などの高性能化による撮像素子の消費電力増加が問題になっている。特許文献１には、撮像装置の温度が上昇した際に伝送路の使用本数を減らしたり、フレームレートを落としたりすることで消費電力を抑える技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－１８８７９２号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上述の特許文献１に開示された従来技術では、フレームレートが低下するなど撮影機能が制限されてしまう。
【０００５】
本発明の目的は、フレームレート低下等の撮影機能を制限することなく撮像素子の温度上昇を抑え、動画記録可能時間を延ばすことのできる撮像装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮影画像データを圧縮符号化する第１の圧縮手段を備えた撮像素子と、前記撮像素子から出力された前記撮影画像データを圧縮符号化する第２の圧縮手段を備えた画像処理部と、前記撮像素子の時間当たりの温度変化率が前記画像処理部における時間当たりの温度変化率以下である場合に前記撮影画像データを前記第１の圧縮手段により圧縮符号化するように制御し、前記撮像素子の時間当たりの温度変化率が前記画像処理部における時間当たりの温度変化率より大きい場合に前記撮影画像データを前記第１の圧縮手段により圧縮符号化しないように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、フレームレート低下等の撮影機能を制限することなく撮像素子の温度上昇を抑え、動画記録可能時間を延ばすことのできる撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施例の撮像装置の構成を示す図。
実施例の撮影処理を示すフローチャート。
実施例の制御テーブルを示す図。
撮像素子の温度上昇を示す図。
実施例における撮像素子の温度上昇を示す図。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【００１０】
図１は、本発明の実施形態の撮像装置１００の構成を示すブロック図である。撮像光学系１０１は、撮像装置１００の本体部に装着可能な交換レンズユニット等により構成され、被写体からの光を撮像素子部１０２に導く。
（【００１１】以降は省略されています）

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