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公開番号
2024062299
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-09
出願番号
2022170215
出願日
2022-10-24
発明の名称
記録装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65H
31/02 20060101AFI20240430BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 記録媒体を好適に排出する。
【解決手段】 記録部により記録された記録媒体を第1方向に排出する排出ユニットと、排出ユニットにより排出される記録媒体を支持する支持面と、支持面の一部を形成し第1方向と交差する第2方向において突出した突出部と、支持面に設けられ支持面より上方に突出した凸部と、を有する排出トレイと、を備え、凸部は、第2方向において突出部より内側に形成され、且つ、第1方向において突出部と重なるように配置される。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
記録部により記録された記録媒体を第1方向に排出する排出ユニットと、
前記排出ユニットにより排出される記録媒体を支持する支持面と、前記支持面の一部を形成し前記第1方向と交差する第2方向において突出した突出部と、前記支持面に設けられ前記支持面より上方に突出した凸部と、を有する排出トレイと、を備え、
前記凸部は、前記第2方向において前記突出部より内側に形成され、且つ、前記第1方向において前記突出部と重なるように配置されることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記凸部は、前記第1方向において前記突出部より上流から前記突出部と重なる位置まで延設されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記凸部は、前記第1方向の上流から下流に向けて上方に傾斜する斜面を有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項4】
前記凸部は、前記第2方向において前記突出部の近傍に配置されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項5】
前記排出トレイを前記記録装置に対して引き出し可能にガイドするガイド部を備え、
前記突出部は、前記排出トレイが前記記録装置に対して収納された収納状態において、前記ガイド部の少なくとも一部を上方から覆うことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項6】
前記突出部は、前記第1方向の上流側が下方に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項7】
前記突出部は、前記第1方向に対して60度以下の屈曲角度を有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項8】
記録部により記録された記録媒体を第1方向に排出する排出ユニットと、
前記排出ユニットにより排出される記録媒体を支持する支持面と、前記支持面の一部を形成し前記第1方向と交差する第2方向において突出した突出部と、を有する排出トレイと、を備え、
前記突出部は、前記第1方向の上流側が下方に傾斜していることを特徴とする記録装置。
【請求項9】
記録部により記録された記録媒体を第1方向に排出する排出ユニットと、
前記排出ユニットにより排出される記録媒体を支持する支持面と、前記支持面の一部を形成し前記第1方向と交差する第2方向において突出した突出部と、を有する排出トレイと、を備え、
前記突出部は、前記第1方向に対して60度以下の屈曲角度を有することを特徴とする記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は記録装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の記録装置においては、記録後の記録媒体を支持するためのトレイが、記録装置に対して収納及び引き出し可能な構成のものが知られている。記録された記録媒体を排出する際には、引き出されたトレイで記録媒体を支持する構成にすることで、装置内部にトレイを備える構成と比して装置サイズを小型化することができる。
【0003】
特許文献1においては、装置に収納された状態のトレイの傾斜角度を、装置から引き出された状態の傾斜角度よりも大きくする構成が開示されている。この構成により、記録装置を使用しないときの装置サイズを小型化し、且つ、トレイの開口部に対してのアクセス領域を拡大してユーザーの作業性を向上する構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-203524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の構成では、記録装置の外装カバーとトレイの間に、トレイをスライドさせるためのガイド部を配置する必要がある。そのため、トレイを記録装置に収納した収納状態においても、ガイド部が外側に露出することで外観品位に影響が出る場合がある。
【0006】
これに対して、トレイの収納状態において外側に露出する面と記録媒体の支持面をトレイ幅方向に突出させてガイド部を覆う構成とすることで、外観品位を向上することが可能となる。しかしながら、排出される記録媒体の端部が突出部分と接触することにより、記録媒体の排出不良が発生する虞がある。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、記録媒体を好適に排出することができる記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明に係る記録装置は、記録部により記録された記録媒体を第1方向に排出する排出ユニットと、前記排出ユニットにより排出される記録媒体を支持する支持面と、前記支持面の一部を形成し前記第1方向と交差する第2方向において突出した突出部と、前記支持面に設けられ前記支持面より上方に突出した凸部と、を有する排出トレイと、を備え、前記凸部は、前記第2方向において前記突出部より内側に形成され、且つ、前記第1方向において前記突出部と重なるように配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、記録媒体を好適に排出することができる記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る記録装置の外観斜視図である。
第1実施形態に係る記録装置の内部構成を示す斜視図である。
第1実施形態に係る排出トレイの上面斜視図である。
第1実施形態に係る排出トレイ周辺の上面模式図である。
第1実施形態に係る排出トレイ周辺を右側面から見た断面模式図である。
第1実施形態に係る排出トレイが収納状態のときの屈曲部周辺の上面図である。
第1実施形態に係る排出トレイの先端部分の側面図である。
第2実施形態を説明する排出トレイの拡大斜視図である。
第3実施形態に係る排出トレイの先端部を右側面から見た断面図である。
第4実施形態に係る排出トレイの先端部の上面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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