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公開番号2024065364
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022174193
出願日2022-10-31
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240508BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】廃トナー滞留によるクリーニング不良の発生を効率よく抑制する画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、像担持体11と、現像装置と、清掃部材17と、現像剤を回収するための排出口10cを有する回収容器と、非画像形成時に、現像装置から像担持体11に現像剤が供給された領域が、像担持体11の回転により像担持体11と清掃部材17との当接部を通過することによって、清掃部材17により現像剤が回収容器へ供給される供給モードを実行可能な制御部と、を備え、排出口10cは、像担持体11の回転軸線方向において、像担持体11の一端部と他端部の間に設けられ、制御部は、供給モードにおいて現像剤が供給される領域の一部が、回転軸線方向において、排出口10cが設けられた位置とオーバーラップするように制御することを特徴とする。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
回転可能な像担持体と、
前記像担持体の表面に現像剤を供給する現像装置と、
前記像担持体の前記表面に当接して当接部を形成し、前記当接部において前記表面の現像剤を除去する清掃部材と、
前記清掃部材により除去された現像剤を回収し、現像剤を排出するための排出口を有する回収容器と、
非画像形成時に、前記現像装置から前記像担持体に現像剤が供給された領域が、前記像担持体の回転により前記当接部を通過することによって、前記清掃部材により現像剤が前記回収容器へ供給される供給モードを実行可能な制御部と、
を備え、
前記排出口は、前記像担持体の回転軸線方向において、前記像担持体の一端部と他端部の間に設けられ、
前記制御部は、前記供給モードにおいて現像剤が供給される前記領域の一部が、前記回転軸線方向において、前記排出口が設けられた位置とオーバーラップするように制御することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記排出口は、前記回転軸線方向において、前記像担持体の一端側に位置し、
前記領域は、前記回転軸線方向において、前記領域は前記一端側に偏って位置していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記供給モードを第1供給モードとすると、
前記制御部は、前記現像装置から前記像担持体に現像剤が供給された領域が、前記像担持体の回転により前記当接部までを通過することによって、現像剤を前記像担持体と前記清掃部材との間に介在させる第2供給モードを実行可能であり、
前記制御部は、前記第2供給モードにおいて現像剤が供給される前記領域は、前記回転軸線方向において、前記像担持体の前記表面上の画像形成可能領域の全域とオーバーラップするように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、所定の印刷枚数毎に前記供給モードを実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記現像装置の使用量と相関する値に応じて、前記供給モードの前記現像剤の供給量を変化させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記現像装置の使用量と相関する値に応じて、前記供給モードの実行頻度を変化させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記現像装置の使用量と相関する値に応じて、前記現像装置から前記像担持体に現像剤が供給される前記領域の形状を変化させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記現像装置の前記使用量と相関する値は、前記現像装置の現像剤の残量、又は前記現像装置に設けられる現像ローラの回転量であることを特徴とする請求項5~7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記現像装置から前記像担持体に現像剤が供給される前記領域は、前記回転軸線方向において、前記像担持体の回転方向の幅が一定である横帯形状であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記回転軸線方向において、前記現像装置から前記像担持体に現像剤が供給される前記領域の前記排出口が設けられた位置とオーバーラップする部分の前記像担持体の回転方向の幅は、前記領域の前記排出口が設けられた位置とオーバーラップしない部分の前記回転方向の幅より大きいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置の構成として、感光ドラム等の像担持体上にクリーニングブレード等の清掃部材を当接させて、像担持体上のトナーを掻き取る構成が従来から知られている。そして、清掃部材により像担持体上から掻き取られた廃トナーは、搬送スクリュー等の搬送部材により収容容器まで搬送される。
【0003】
特許文献1には、感光ドラム上から掻き取られた廃トナーを感光ドラムの回転軸線方向に搬送する第1搬送部と、第1搬送部から搬送された廃トナーを感光ドラムの回転軸線方向と交差する方向に搬送する第2搬送部と、を備える構成が開示されている。当該構成においては、第2搬送部は、感光ドラムの回転軸線方向において、感光ドラムと重ならない位置に設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-208167号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願発明者らの鋭意検討によって、廃トナーを搬送する第2搬送部が、像担持体の回転軸線方向において、像担持体や清掃部材と重なる位置に配置されるように構成することで、特許文献1に記載の構成に対して画像形成装置を小型化する改良が行われた。
【0006】
上述の改良構成においては、廃トナーを第1搬送部から第2搬送部へと搬送するための第1搬送部の排出口が、像担持体の回転軸線方向において、清掃部材と重なる位置に設けられる。このような構成においては、第1搬送部の排出口付近で廃トナーの滞留が生じ、廃トナーが蓄積されると、清掃部材の状態に影響を与え、クリーニング不良が発生する懸念がある。
【0007】
そこで、本発明の目的は、廃トナー滞留によるクリーニング不良の発生を効率よく抑制する画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、
回転可能な像担持体と、
前記像担持体の表面に現像剤を供給する現像装置と、
前記像担持体の前記表面に当接して当接部を形成し、前記当接部において前記表面の現像剤を除去する清掃部材と、
前記清掃部材により除去された現像剤を回収し、現像剤を排出するための排出口を有する回収容器と、
非画像形成時に、前記現像装置から前記像担持体に現像剤が供給された領域が、前記像担持体の回転により前記当接部を通過することによって、前記清掃部材により現像剤が前記回収容器へ供給される供給モードを実行可能な制御部と、
を備え、
前記排出口は、前記像担持体の回転軸線方向において、前記像担持体の一端部と他端部
の間に設けられ、
前記制御部は、前記供給モードにおいて現像剤が供給される前記領域の一部が、前記回転軸線方向において、前記排出口が設けられた位置とオーバーラップするように制御することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、
回転可能な像担持体と、
前記像担持体の表面に現像剤を供給する現像装置と、
前記像担持体の前記表面に当接して当接部を形成し、前記当接部において前記表面の現像剤を除去する清掃部材と、
前記清掃部材により除去された現像剤を回収し、現像剤を排出するための排出口を有する回収容器と、
前記回収容器の内部に前記像担持体の回転軸線方向に前記清掃部材により除去された前記現像剤を搬送する搬送部材と、
非画像形成時に、前記現像装置から前記像担持体に現像剤が供給された領域が、前記像担持体の回転により前記当接部を通過することによって、前記清掃部材により現像剤が前記回収容器へ供給される供給モードを実行可能な制御部と、
を備え、
前記排出口は、前記回転軸線方向において、前記像担持体の一端部と他端部の間に設けられ、
前記制御部は、前記供給モードにおいて現像剤が供給される前記領域が、前記回転軸線方向において、前記排出口が設けられた位置よりも前記搬送部材の搬送方向の上流側の近傍に位置するように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、廃トナー滞留によるクリーニング不良の発生を効率よく抑制する画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1に係る画像形成装置の模式的断面図である。
実施例1に係るカートリッジとプリンター本体の斜視図である。
実施例1に係るプロセスカートリッジの正面図である。
実施例1に係るプロセスカートリッジの断面図である。
実施例1に係るクリーニングユニットの断面図である。
実施例1に係る画像形成装置の制御ブロック図である。
実施例1に係る供給モードのパターンイメージを示す図である。
実施例1に係る供給モードのフローチャートである。
実施例2に係る供給モードのパターンイメージを示す図である。
実施例3に係るクリーニングユニットの断面図である。
実施例3に係る供給モードのパターンイメージを示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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