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公開番号2024058967
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-30
出願番号2022166417
出願日2022-10-17
発明の名称装置、方法、システム、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240422BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 印刷装置における部品の保守等の管理作業を一元的に行うことを可能にする。
【解決手段】 本開示に係る装置は、印刷装置を構成する部品の寿命に基づいて特定される前記部品の状態を示す第1状態情報と、前記印刷装置により画像が形成された記録媒体を読み取ることにより得られるスキャン画像に基づいて特定される前記部品の状態を示す第2状態情報とを取得する。更に、前記第1状態情報が示す前記部品の状態と、前記第2状態情報が示す前記部品の状態とを表す表示画像を生成し、前記表示画像を示す信号を出力する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
印刷装置を構成する部品の寿命に基づいて特定される前記部品の状態を示す第1状態情報を取得する第1状態取得手段と、
前記印刷装置により画像が形成された記録媒体を読み取ることにより得られるスキャン画像に基づいて特定される前記部品の状態を示す第2状態情報を取得する第2状態取得手段と、
前記第1状態情報が示す前記部品の状態と、前記第2状態情報が示す前記部品の状態とを表す表示画像を生成する画像生成手段と、
前記表示画像を示す信号を出力する出力手段と、
を有することを特徴とする装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1状態情報は、前記部品の状態を示す情報として、前記部品の交換の目安を示す情報、及び前記部品の清掃の目安を示す情報の少なくともいずれかを含むこと
を特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記第1状態情報は、前記部品の使用耐用回数を示す情報と前記部品の交換後の前記部品の使用回数を示す情報とに基づく情報、又は、前記部品の使用耐用期間を示す情報と前記部品の交換後の前記部品の使用期間を示す情報とに基づく情報であること
を特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記第1状態情報は、前記部品の清掃を要するまでの使用回数を示す情報と前記部品の清掃後の前記部品の使用回数を示す情報とに基づく情報、又は、前記部品の清掃を要するまでの使用期間を示す情報と前記部品の清掃後の前記部品の使用期間を示す情報とに基づく情報であること
を特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記第2状態情報は、前記部品の状態を示す情報として、前記部品の交換の目安を示す情報、及び、前記部品の清掃の目安を示す情報の少なくともいずれかを含むこと
を特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記画像生成手段は、前記第1状態情報が示す前記部品の状態と前記第2状態情報が示す前記部品の状態とを互いに識別可能に表す前記表示画像を生成すること
を特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記画像生成手段は、前記第1状態情報が示す前記部品の状態を表す画像領域と前記第2状態情報が示す前記部品の状態を表す画像領域とを互いに識別可能に配置した前記表示画像を生成すること
を特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記スキャン画像のデータを取得する画像取得手段と、
前記スキャン画像における不具合の状態を特定する特定手段と、
を更に有し、
前記第2状態取得手段は、特定された前記スキャン画像における前記不具合の状態に基づいて、当該不具合の発生の要因となった前記部品の状態を特定することにより前記第2状態情報を取得すること
を特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記要因を低減するための対応方針を決定する対応決定手段、
を更に有し、
前記画像生成手段は、前記第1状態情報が示す前記部品の状態と前記第2状態情報が示す前記部品の状態とに加えて、前記対応方針の内容を表す前記表示画像を生成すること
を特徴とする請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記記録媒体に形成された画像を読み取る読取手段、
を更に有し、
前記画像取得手段は、前記読取手段による読み取りにより得られた画像のデータを前記スキャン画像のデータとして取得すること
を特徴とする請求項8に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ユーザインタフェース技術に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
MFP(multifunction peripheral)等の印刷装置の保守を適切に行うために、印刷装置を構成する部品の交換又は清掃を行うタイミングをユーザに通知する技術が知られている。具体的には、部品における所定の使用耐用回数に対する、現状における部品の使用回数の割合、又は、部品の清掃を要するまでの所定の使用回数に対する、現状における部品の使用回数の割合等をユーザに通知する技術がある。ユーザは、この通知を確認することにより、画像形成に不具合が生じる前に、部品の交換又は清掃等の作業が必要となる時期を予測することができる。また、特許文献1には、印刷装置により記録媒体に形成された画像を光学的に読み取ることにより得られた画像(以下「スキャン画像」と呼ぶ。)に基づいて、印刷装置における不具合の原因を特定して通知する技術が開示されている。ユーザは、この通知を確認することにより、印刷装置における不具合に対応することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-116061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1には、スキャン画像に基づく通知についての開示はあるが、部品の使用回数又は使用期間等の部品の寿命に基づく通知については開示も示唆もない。部品の寿命に基づく通知とスキャン画像に基づく通知とが、互いに異なるユーザインタフェース又はアプリケーションプログラム等により行われる場合、印刷装置における部品の保守等の管理作業が煩雑になってしまうという問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係る装置は、印刷装置を構成する部品の寿命に基づいて特定される前記部品の状態を示す第1状態情報を取得する第1状態取得手段と、前記印刷装置により画像が形成された記録媒体を読み取ることにより得られるスキャン画像に基づいて特定される前記部品の状態を示す第2状態情報を取得する第2状態取得手段と、前記第1状態情報が示す前記部品の状態と、前記第2状態情報が示す前記部品の状態とを表す表示画像を生成する画像生成手段と、前記表示画像を示す信号を出力する出力手段と、を有する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、印刷装置における部品の保守等の管理作業を一元的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成システムの装置構成の一例を示す図である。
画像形成装置、外部コントローラ、及びユーザ端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
画像形成装置の内部構造の一例を示す断面図である。
検査装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
検査装置が表示部に表示させる表示画像の一例を示す図である。
検査装置の処理フローの一例を示すフローチャートである。
検査装置が表示部に表示させる診断結果画面おける表示領域内の画像を生成する際の処理フローの一例を示すフローチャートである。
検査装置及びユーザ端末の機能構成の一例を示すブロック図である。
ユーザ端末がディスプレイに表示させる表示画像の一例を示す図である。
検査装置の処理フローの一例を示すフローチャートである。
ユーザ端末におけるメンテナンスツールの処理フローの一例を示すフローチャートである。
検査装置及びユーザ端末の機能構成の一例を示すブロック図である。
検査装置の処理フローの一例を示すフローチャートである。
ユーザ端末におけるメンテナンスツールの処理フローの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
添付の図面を参照して本開示の各実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また、各実施形態で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本開示の解決手段に必須のものとは限らない。
【0009】
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る画像形成システム1の装置構成の一例を示す図である。画像形成システム1は、画像形成装置101、外部コントローラ102、及び情報処理装置として動作するユーザ端末103を備える。ここで、画像形成装置101は、MFP(multifunction peripheral)等により構成され、紙等の記録媒体に画像を形成する機能、及び記録媒体に形成された画像を読み取ることによりスキャン画像のデータを取得する機能を有する。また、外部コントローラ102は、画像処理コントローラ、DFE(デジタルフロントエンド)、又はプリントサーバ等と呼ばれることもある。画像形成装置101と外部コントローラ102とは、LAN(Local area network)又は無線LAN等の第1の通信回線105と、ビデオケーブル106とを介して、互いに通信可能に接続されている。また、外部コントローラ102とユーザ端末103とは、LAN又は無線LAN等の第2の通信回線104を介して、互いに通信可能に接続されており、ユーザ端末103から外部コントローラ102に対して印刷指示が行われる。
【0010】
ユーザ端末103には、データを外部コントローラ102で処理可能な印刷記述言語に変換して印刷データを生成する機能を有するプリンタドライバがインストールされている。画像形成装置101を使用するユーザ(以下「オペレータ」と呼ぶ。)は、所望のデータの印刷を行う際に、ユーザ端末103において実行される各種のアプリケーションからプリンタドライバを介して印刷指示を行うことができる。プリンタドライバは、オペレータからの印刷指示に基づいて、当該データに対応する印刷データを生成し、当該印刷データを外部コントローラ102に対して送信する。外部コントローラ102は、ユーザ端末103からの印刷指示を受け付けると、受信した印刷データに対してデータ解析処理及びラスタライズ処理を行い、画像形成装置101に対して、ラスタライズ後の印刷データを送信して印刷指示を行う。具体的には、例えば、外部コントローラ102は、画像形成装置101に対して、ラスタライズ処理により得た画像データをビデオケーブル106を介して送信し、当該画像データを印刷させるための印刷ジョブを第1の通信回線105を介して送信する。
(【0011】以降は省略されています)

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