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公開番号2024058163
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165337
出願日2022-10-14
発明の名称印刷方法、エンドエフェクター、及びロボットシステム
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B25J 17/00 20060101AFI20240418BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】リニアステージのボールにフレッチングが発生し難い印刷方法、エンドエフェクター、及びロボットシステムを提供する。
【解決手段】印刷方法は、ピエゾ駆動するリニアステージ11を介してインクジェットヘッド15を備えるロボットアーム220を用いて、対象物に印刷を行う方法であって、インクジェットヘッド15からインクが吐出されていないときに、リニアステージ11がロボットアーム220に対して相対的に移動し、インクジェットヘッド15がインクを吐出しながら移動する方向に対して、リニアステージ11の移動する方向が直交している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ピエゾ駆動するリニアステージを介してインクジェットヘッドを備えるロボットアームを用いて、対象物に印刷を行う方法であって、
前記インクジェットヘッドからインクが吐出されていないときに、前記リニアステージが前記ロボットアームに対して相対的に移動し、
前記インクジェットヘッドが前記インクを吐出しながら移動する方向に対して、前記リニアステージの前記移動する方向が直交している、
印刷方法。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記リニアステージの前記移動する距離は、前記リニアステージのボール外周1周以上、前記リニアステージの可動限界以下、である、
請求項1に記載の印刷方法。
【請求項3】
前記リニアステージの前記移動は、前記印刷の改行のときに行う、
請求項1に記載の印刷方法。
【請求項4】
前記リニアステージが前記移動して停止する位置は、移動開始時の位置より、ボール外周1周分以上離れている、
請求項1に記載の印刷方法。
【請求項5】
前記リニアステージの前記移動は、前記対象物の切り替わり時に行う、
請求項1に記載の印刷方法。
【請求項6】
ロボットアームに接続し、ピエゾ駆動するリニアステージと、
対象物に印刷を行うインクジェットヘッドと、を備え、
前記リニアステージは、前記インクジェットヘッドからインクが吐出されていないときに、前記ロボットアームに対して相対的に移動し、
前記インクジェットヘッドが前記インクを吐出しながら移動する方向に対して、前記リニアステージの前記移動する方向が直交している、
エンドエフェクター。
【請求項7】
ロボットアームと、
請求項6に記載のエンドエフェクターと、を備える、
ロボットシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷方法、エンドエフェクター、及びロボットシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1にロボットのアーム部にインクジェット印刷ヘッドを装着し、対象物に印刷するロボットシステムが記載されている。このロボットシステムは、印刷軌道のずれをピエゾステージによりインクジェット印刷ヘッドを印刷方向と直交する方向に移動させることで補正している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-202781号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のロボットシステムは、印刷方向のずれを補正する補正量が小さいため、ピエゾステージの移動量も小さい。そのため、ピエゾステージ内のリニアガイドのボールがフレッチングを起こしてしまい、補正精度が低下するという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
印刷方法は、ピエゾ駆動するリニアステージを介してインクジェットヘッドを備えるロボットアームを用いて、対象物に印刷を行う方法であって、前記インクジェットヘッドからインクが吐出されていないときに、前記リニアステージが前記ロボットアームに対して相対的に移動し、前記インクジェットヘッドが前記インクを吐出しながら移動する方向に対して、前記リニアステージの前記移動する方向が直交している。
【0006】
エンドエフェクターは、ロボットアームに接続し、ピエゾ駆動するリニアステージと、対象物に印刷を行うインクジェットヘッドと、を備え、前記リニアステージは、前記インクジェットヘッドからインクが吐出されていないときに、前記ロボットアームに対して相対的に移動し、前記インクジェットヘッドが前記インクを吐出しながら移動する方向に対して、前記リニアステージの前記移動する方向が直交している。
【0007】
ロボットシステムは、ロボットアームと、上記に記載のエンドエフェクターと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るロボットシステムの全体構成を示す斜視図。
第1実施形態に係るエンドエフェクターの構成を示す斜視図。
リニアガイドのキャリッジの内部構造を説明する斜視図。
第1実施形態に係る印刷方法を示すフローチャート図。
第2実施形態に係る印刷方法を示すフローチャート図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1.第1実施形態
先ず、第1実施形態に係るロボットシステム100について、図1~図3を参照して説明する。
尚、説明の便宜上、以降の図2及び図3には、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、及びZ軸を図示している。また、X軸に沿った方向を「X方向」、Y軸に沿った方向を「Y方向」、Z軸に沿った方向を「Z方向」と言う。また、各軸の矢印側を「プラス側」、矢印と反対側を「マイナス側」とも言う。また、Z方向プラス側を「上」、Z方向マイナス側を「下」とも言う。
【0010】
本実施形態のロボットシステム100は、図1に示すように、対象物に印刷を行うエンドエフェクター10と、エンドエフェクター10を保持し、エンドエフェクター10を印刷方向へ移動させるロボット200と、ロボット200の駆動を制御するロボット制御装置900と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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