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公開番号2024058013
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165089
出願日2022-10-13
発明の名称点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類H04N 19/597 20140101AFI20240418BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ノード数の符号・復号を省略し、予測器を計算することにより符号化効率を改善する点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】点群符号化装置及び点群復号装置を有する点群処理システムにおいて、点群復号装置200は、幾何情報復号部と、ツリー合成部と、近似表面合成部と、幾何情報再構成部と、逆座標変換部と、属性情報復号部と、逆量子化部と、RAHT部と、LoD算出部と、逆リフティング部と、逆色変換部と、フレームバッファと、を有する。ツリー合成部は、Predictive geometry codingを使用する場合、復号対象点群データの各点について子ノード数の復号を省略し、予測器を計算する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
点群復号装置であって、
Predictive geometry codingを使用する場合、復号対象点群データの各点について子ノード数の復号を省略し、予測器を計算するツリー合成部を備えることを特徴とする点群復号装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記ツリー合成部は、前記復号対象点群データの各点について子ノード数の復号を省略し、親ノードの設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項3】
前記ツリー合成部は、
前記子ノード数を復号するかどうかを判定し、
前記子ノード数を復号しないと判定した場合は、保持しておいた直近に復号したノードのインデックスを利用して親ノードを設定し、次のノードの親ノードの設定に利用するために、前記復号したノードのインデックスを保持しておくことを特徴とする請求項2に記載の点群復号装置。
【請求項4】
前記ツリー合成部は、前記子ノード数を復号しないと判定した場合は、保持しておいた直近に復号したノードのインデックスを取得して、取得した前記インデックスを前記親ノードに設定することを特徴とする請求項3に記載の点群復号装置。
【請求項5】
前記ツリー合成部は、
Angularモードとして処理を行う場合、復号及び再構成を行う球面座標情報のうち、レーザーIDのみについて先に復号及び再構成を行うかどうかを判定し、
前記レーザーIDのみについて先に復号及び再構成を行うと判定した場合は、前記レーザーIDのみについて先に復号及び再構成を行い、前記親ノードの設定に利用することを特徴とする請求項2に記載の点群復号装置。
【請求項6】
前記ツリー合成部は、
前記レーザーIDのみについて先に復号及び再構成を行うと判定した場合は、前記レーザーIDのみについて先に復号及び再構成を行い、保持しておいた直近に復号したノードのレーザーIDを利用して、前記親ノードを設定し、
次のノードを復号する際に利用するために、復号した前記レーザーIDを保持しておくことを特徴とする請求項5に記載の点群復号装置。
【請求項7】
前記ツリー合成部は、
前記レーザーIDのみについて先に復号及び再構成を行うと判定した場合は、前記レーザーIDのみについて先に復号及び再構成を行い、復号及び再構成を行った前記レーザーIDと、前記保持しておいた直近に復号したノードのレーザーIDとが同じかどうかを判定し、
両者が同じであると判定した場合は、前記保持しておいた直近に復号したノードを前記親ノードに設定することを特徴とする請求項6に記載の点群復号装置。
【請求項8】
前記ツリー合成部は、
前記レーザーIDのみについて先に復号及び再構成を行うと判定した場合は、前記レーザーIDのみについて先に復号及び再構成を行い、復号及び再構成を行った前記レーザーIDと、前記保持しておいた直近に復号したノードのレーザーIDとが同じかどうかを判定し、
両者が異なると判定した場合は、前記保持しておいた直近のレーザーIDの先頭ノードのインデックスを利用して、前記親ノードを設定し、復号したノードのインデックスを現在のレーザーIDの先頭ノードのインデックスとして保持しておくことを特徴とする請求項6に記載の点群復号装置。
【請求項9】
前記ツリー合成部は、
Angularモードとして処理を行う場合で、かつ、位置情報の予測に復号済位置情報リストを使う場合、前記予測器の計算に前記親ノードを使うかを判定し、
前記予測器の計算に前記親ノードを使わないと判定した場合は、前記親ノードの設定を行わず、保持しておいた直近に復号したノードのレーザーIDを利用して、復号対象ノードの位置情報の予測に利用し、次のノードを復号する際に利用するために、復号したレーザーIDを保持しておくことを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項10】
前記ツリー合成部は、前記予測器の計算に前記親ノードを使わないと判定した場合は、前記親ノードの設定を行わず、前記保持しておいた直近に復号したノードのレーザーIDを取得して、前記復号対象ノードのレーザーIDの予測器とすることを特徴とする請求項9に記載の点群復号装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、点群復号装置、点群復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1では、Predictive geometry codingにおいて、ノードに属する子ノードの数を符号化することで、復号処理において、木構造を構築して予測器を決定する方法が開示されている。。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
G-PCC codec description、ISO/IEC JTC1/SC29/WG7 N00271
G-PCC 2nd Edition codec description、ISO/IEC JTC1/SC29/WG7 N00314
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、非特許文献1の方法では、子ノード数を符号・復号することで、符号量が増加するという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ノード数の符号・復号を省略し、予測器を計算することができるため、符号化効率を改善することができる点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の特徴は、点群復号装置であって、Predictive geometry codingを使用する場合、復号対象点群データの各点について子ノード数の復号を省略し、予測器を計算するツリー合成部を備えることを要旨とする。
【0007】
本発明の第2の特徴は、点群復号方法であって、Predictive geometry codingを使用する場合、復号対象点群データの各点について子ノード数の復号を省略し、予測器を計算する工程とを有することを要旨とする。
【0008】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、点群復号装置として機能させるプログラムであって、前記点群復号装置は、Predictive geometry codingを使用する場合、復号対象点群データの各点について子ノード数の復号を省略し、予測器を計算するツリー合成部を備えることを要旨とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ノード数の符号・復号を省略し、予測器を計算することができるため、符号化効率を改善することができる点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係る点群処理システム10の構成の一例を示す図である。
図2は、一実施形態に係る点群復号装置200の機能ブロックの一例を示す図である。
図3は、一実施形態に係る点群復号装置200の幾何情報復号部2010で受信する符号化データ(ビットストリーム)の構成の一例を示す図である。
図4は、GPS2011のシンタックス構成の一例を示す図である。
図5は、一実施形態に係る点群復号装置200のツリー合成部2020における処理の一例を示すフローチャートである
図6は、ステップS503における親ノード設定処理の一例を示すフローチャートである。
図7は、ステップS506における位置情報の予測処理の一例を示すフローチャートである
図8は、ステップS702における復号済位置情報リストを使った位置情報の予測処理の一例を示すフローチャートである。
図9は、ステップS508における復号済位置情報リスト更新処理の一例を示すフローチャートである。
図10は、復号対象ノードのレーザーIDのみ先に復号する場合のステップS503における親ノード設定の処理の一例を示すフローチャートである。
図11は、ステップS1003における復号したレーザーIDに基づく親ノード設定の処理の一例を示すフローチャートである。
図12は、復号対象ノードのレーザーIDのみ先に復号する場合のステップS505における球面座標残差復号の処理の一例を示すフローチャートである。
図13は、復号対象ノードのレーザーIDのみ先に復号する場合のステップS507における球面座標再構成の処理の一例を示すフローチャートである。
図14は、本実施形態に係る点群符号化装置100の機能ブロックの一例について示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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