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公開番号2024057853
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164809
出願日2022-10-13
発明の名称画像形成システム
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240418BHJP(電気通信技術)
要約【課題】省エネモードへの切り換えを好適に禁止できる画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像形成システム1は、画像形成装置2と、取得部(撮像装置)3と、モード切換部40及びモード制御部41を有するサーバ4と、を備える。画像形成部2は、ジョブの画像形成を処理する。取得部3は、ユーザの行動情報を取得する。モード切換部40は、画像形成部2の省エネモードを切り替える。モード制御部41は、モード切換部40を制御する。モード制御部40は、ユーザが画像形成部2により新たなジョブを処理しようとしていることを示す行動情報を取得部3が取得すると、処理中のジョブの処理が終了してもモード切換部40による省エネモードへの切り換えを禁止する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ジョブの画像形成を処理する画像形成部と、
ユーザの行動情報を取得する取得部と、
前記画像形成部の省エネモードを切り替えるモード切換部と、
前記モード切換部を制御するモード制御部と
を備え、
前記モード制御部は、前記ユーザが前記画像形成部により新たなジョブを処理しようとしていることを示す前記行動情報を前記取得部が取得すると、処理中のジョブの処理が終了しても前記モード切換部による前記省エネモードへの切り換えを禁止する、画像形成システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記画像形成部は、画像形成装置であり、
前記取得部は、前記ユーザの行動を撮像して前記行動情報を取得する撮像装置であり、
前記モード切換部と、前記モード制御部とを有し、前記画像形成装置および前記撮像装置と接続されたサーバを備える画像形成システムであって、
前記撮像装置は、
前記ユーザが前記画像形成装置を見ている態様、
前記ユーザが文書を持っている態様、または、
前記ユーザが前記画像形成装置に向けて移動している態様
のいずれかを撮像したことを示す前記行動情報を取得し、
前記モード制御部は、前記行動情報を前記撮像装置が取得したことに基づいて、前記処理中のジョブの処理が終了しても前記モード切換部による前記省エネモードへの切り換えを禁止する、請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記画像形成部は、画像形成装置であり、
前記取得部は、前記ユーザの行動に基づいて前記行動情報を取得するPC端末装置であり、
前記モード切換部と、前記モード制御部とを有し、前記画像形成装置および前記PC端末装置と接続されたサーバを備える画像形成システムであって、
前記PC端末装置は、
前記PC端末装置への前記ユーザの指示を受け付ける指示部と、
前記モード制御部は、前記ユーザが前記画像形成装置により前記新たなジョブを処理しようとしていることを示す前記行動情報を前記指示部が受け付けると、前記処理中のジョブの処理が終了しても前記モード切換部による前記省エネモードへの切り換えを禁止する、請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記ユーザの指示は、
文書データの印刷指示を出したこと、または、
前記文書データの保存指示を出したこと
のいずれかである、請求項3に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記ジョブは、複数のユーザに回覧されることが予定される書類である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記書類は、ファイル名により特定される、請求項5に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記書類は、拡張子により特定される、請求項5に記載の画像形成システム。
【請求項8】
前記取得部は、複数の前記ユーザの前記行動情報を重畳して取得し、
前記モード制御部は、前記複数の前記ユーザが前記画像形成部により前記新たなジョブを処理しようとしていることを示す前記行動情報を前記取得部が重畳して取得すると、前記処理中のジョブの処理が終了しても前記モード切換部による前記省エネモードへの切り換えを禁止する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
【請求項9】
前記行動情報と前記モード制御部の制御とを履歴として関連付けて記憶する記憶部をさらに備え、
前記モード制御部は、前記ユーザが前記画像形成部により新たなジョブを処理しようとしていることを示す前記行動情報を前記取得部が取得すると、前記履歴に基づいて、前記処理中のジョブの処理が終了しても前記モード切換部による前記省エネモードへの切り換えを禁止する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
【請求項10】
前記行動情報と前記画像形成部の選択とを履歴として関連付けて記憶する記憶部をさらに備え、
前記モード制御部は、前記ユーザが前記画像形成部により新たなジョブを処理しようとしていることを示す前記行動情報を前記取得部が取得すると、前記履歴に基づいて、前記処理中のジョブの処理が終了しても前記モード切換部による前記省エネモードへの切り換えを禁止する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、省エネモードの実行中に画像読み取り装置へ原稿がセットされた際に、省エネモードを解除するデジタル複写機システムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-252289号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1は、通常モードから無条件に省エネモードに入ってしまう課題に対する対策を開示していない。
【0005】
本発明は、省エネモードへの切り換えを好適に禁止できる画像形成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る画像形成システムは、画像形成部と、取得部と、モード切換部と、モード制御部とを備える。前記画像形成部は、ジョブの画像形成を処理する。前記取得部は、ユーザの行動情報を取得する。前記モード切換部は、前記画像形成装置の省エネモードを切り替える。前記モード制御部は、前記モード切換部を制御する。前記モード制御部は、前記ユーザが前記画像形成部により新たなジョブを処理しようとしていることを示す前記行動情報を前記取得部が取得すると、処理中のジョブの処理が終了しても前記モード切換部による前記省エネモードへの切り換えを禁止する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の画像形成システムによれば、省エネモードへの切り換えを好適に禁止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を含む画像形成システムを示す図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す図である。
撮像装置が撮像した映像の一例である。
画像形成装置の基本的な処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
図1および図4を参照して、本発明の一実施形態に係る画像形成装置2を含む画像形成システム1について説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る画像形成装置2を含む画像形成システム1を示す図である。図4は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置2の基本的な処理を示すフローチャートである。
(【0011】以降は省略されています)

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